「聖地巡礼」という言葉をご存知でしょうか。
アニメのモデルになった場所”聖地”を実際に訪れる事を「聖地巡礼」といいます。
実は、公開されたばかりの「聲の形」、そして今話題の「君の名は。」など東海地方に存在する場所がモデルとなっているんです!
今回は、岐阜と愛知でアニメのモデルとなった”聖地”をご紹介させていただきます。
目次
「聲の形」(岐阜県大垣市)
主人公・石田将也と、彼の通う小学校に転校してきた聴覚障害のあるヒロイン・西宮硝子との学校生活を描いた青春物語『聲の形』
『聲の形』の作者である大今良時さんは、岐阜県大垣市出身。アニメの舞台も岐阜県大垣市となっています。
美登鯉橋や虹の橋がある”四季の広場”は漫画の2巻の表紙や劇中で幾度となく登場。将也が飛び降りた橋、硝子が鯉に餌をあげていたのもこの”美登鯉橋”です。
「水都20選」や「平成の名水百選」にも選ばれるくらい、水の綺麗な岐阜県大垣市。美しい水の都を眺めながら聖地巡りを楽しめます。
「君の名は。」(岐阜県飛騨市)
新海誠監督の待望の新作となる『君の名は。』
夢の中で入れ替わってしまった少年と少女。二人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描き出しています。
主人公の女子高生が住む町は、岐阜県飛騨市がモデルになっていて、作中に登場した図書館も飛騨市図書館を参考にしているのです。
その他にも瀧たちが下りた駅”飛騨古川駅”やタクシー乗り場”飛騨古川駅タクシー乗り場”など、名シーンの舞台が飛騨には数多く存在しています。
「ルドルフとイッパイアッテナ」(岐阜県岐阜市)
田舎から東京に来た小さな黒猫ルドルフと都会の大きなボス猫イッパイアッテナの出会いと、彼らの友情を描く『ルドルフとイッパイアッテナ』。
1987年に発売されて以来ロングセラーを誇っており、多くの子供たちに親しまれてきた名作児童文学。
主人公である黒猫のルドルフが岐阜県岐阜市で飼われていたという設定だけあって、映画の中でも岐阜市の情景が多々出てきます。ルドルフは自分の街を知らないまま東京に来てしまいました。
しかし、甲子園のテレビ中継に写った”岐阜商業高校”を見て自分の故郷が岐阜だと気づきます。
「氷菓」(岐阜県高山市)
「古典部」の高校生4人が数々の事件を推理していく青春学園ミステリ「氷菓」。
ミステリー作家である米沢穂信の小説をアニメ化したもので、高山市公式の舞台探訪マップにも作品が登場するほど。
聖地としては、オープニングや作中でも登場する”宮川朝市”や”鍛冶橋”はマストで押さえておきたい場所。
そして孝太郎が先輩とお茶をした喫茶一二三のモデルとなった”喫茶店かつて”。
他にも数多くの自然背景などがアニメで描かれています。空気や水も綺麗な飛騨高山を観光も兼ねて巡礼してみるのはいかがでしょうか。
「のうりん」(岐阜県美濃加茂市)
彼女たちが通う高校は、岐阜県美濃加茂市にある”県立加茂農林高校”が舞台となっています。
他にも、”美濃太田駅(OPシーン)”や”古井近隣公園周辺(第六話)”などが登場。
日本の農業について面白おかしく表現した「のうりん」の聖地を巡りながら、都会では見られない田園などを見に行ってみるのも良いかもしれません。
「うさぎドロップ」(愛知県名古屋市)
30代の独身男と亡くなった祖父の隠し子との共同生活を描いた「うさぎドロップ」。
“ユニクロ名古屋栄店 ※現在は閉店(第二話)”や”名古屋地下鉄東山線(第二話)”、大吉とりんが買い物をしていたスーパーサノヤンは”サノヤ(第六話)”をモデルにしてるなど、名古屋在住の方であれば身近に存在するスポットがたくさん登場しています。
普段買い物などで大須や栄に行く際には、街の景観を意識してみながら歩いてみると「おっ!」となる場所と出会えるかもしれません。
他にも魅力が多い愛知・岐阜
いままでアニメの聖地をまとめて紹介させていただきました。しかし、愛知・岐阜の魅力は聖地だけではありません。
ご当地グルメ、温泉、歴史的建造物など他にも魅力的なスポットは多々あります。
アニメの世界に浸りつつ、いつもと違った空間で心を休めてはいかがでしょうか。
画像引用元:http://www.kiminona.com/index.html、http://koenokatachi-movie.com/、http://www.rudolf-ippaiattena.com/、http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/、http://www.no-rin.tv/、http://www.usagi-drop.tv/、http://twitter.com/koenokatachi_M