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2016.11.4 ieday

紅葉の前だからこそ植物園が面白い!子どもと一緒に東山動植物園を楽しむ方法

残暑も終わった過ごしやすい秋の季節。
紅葉の前に東山動植物園へのお出かけがおススメです。

実は、紅葉が本格的に始まっていないこの時期の植物園エリアは穴場スポット。
動物園エリアと比較すると賑わいが落ち着いており、バリアフリーの整備も進んでいるので、親子連れでも気軽に訪れることが出来ます。

また、この時期では東海地方でしか見られない貴重な草花「シラタマホシクサ」もシーズン真っ最中。

そこで今回は、子どもを連れて遊べる植物園の楽しみ方を紹介します。

 

この地方でしか見られない「シラタマホシクサ」とは

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シラタマホシクサとは、東海地方の湿地にしか生息していない珍しい植物です。
日本の固有種で、国の絶滅危惧種にも指定されています。
毎年秋に見ごろを迎え、白玉のように丸々とした白い花を咲かせることから「白玉星草」と呼ばれるようになりました。

ここでは、「植物園門」から入園し、シラタマホシクサが生息している「湿地園」まで行くルートを紹介。

また、植物園の入口でぜひ「花マップ」を貰いましょう。
これは植物の生息地が記載されている地図なので、より植物園を楽しむことが出来ます。

東山動植物園における植物園エリアの敷地面積は東京ドームの約7個分。
この広大な敷地を花マップと園内マップ持って散策することがおススメです。

 

高さ約3メートルの巨大コンニャクが見られる「温室」

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植物園門から入園してシラタマホシクサが生息している「湿地園」へ行くには、まず入口から道なりに真っすぐ歩き、「温室」の前を通り過ぎて進みます。
この「温室」には、ショクダイオオコンニャクが展示されているので、立ち寄ってみるのがおススメです。

ショクダイオオコンニャクは世界でもっとも大きい花をつける植物。
茨城県のつくば植物園や高知県の牧野植物園を始めとする植物園でも生育されており、全国的にその大きさが注目されています。
直径1メートルに成長する花の形がロウソクを立てる燭台に似ていることから、ショクダイオオコンニャクという名前が付きました。

また、腐った肉のような強烈な臭いを放つことでも有名で、世界でもっとも醜い花とも呼ばれています。
その大きさと独特の臭いから開花が注目され、開花の時期だった9月頃にはNHKのニュースや中日新聞にも取り上げられました。
実は、絶滅危惧種の植物でインドネシアの限られた地域にしか生息していません。
そして、私たちが普段食べているコンニャクの原料となっているものと同じ種類の植物です。

温室は二つの建物から成り立っており、昭和12年の東山動植物園の開園当初から開設されている「前館」、昭和35年以降に開設された「後館」に分かれています。
子どもが好きなサボテンやショクダイオオコンニャクは後館に展示中です。
また現在、国の重要文化財に指定されている「前館」は保存修理工事中で、再オープンは平成32年度の予定。

さて、後館に入ってジャングルにも似た熱帯花木コーナーを進んでいくと、噂のショクダイオオコンニャクと対面です。

実際に間近で見上げてみると、首が痛くなるくらい大きい!
大きな花を支えるためなのか、茎がとても太いので、草花よりも樹木に近い印象を受けるかもしれません。
今年の花は残念ながら咲きませんでしたが、今から来年が楽しみです。

 

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さて、お目当てのシラタマホシクサが生息している湿地園を目指して、どんどん先へ進んで行きましょう。

 

のんびりゆったり「薬草の道」

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「温室」を過ぎてその先の十字路を左へ曲がると、深い緑の木々に囲まれた場所に出ます。

園内マップでは「薬草ロード」と表示されている道です。
入り口に植えられているのは実際に薬草に使われている草花で、そこでは季節の七草も見ることが出来ます。

シラタマホシクサが生息している湿地園までは、ここから大人の足で約5分~10分程度の距離。
自然豊かな空間はマイナスイオンたっぷりで、空気が澄んでいるように感じます。
脇を流れる水路や「奥池」の水車など、耳に残る水音も日本の原風景を思い起こさせて心地が良いです。

道全体は緩やかな坂道ですが、舗装されているのでベビーカーでの移動も楽々。
要所には木材を利用して作られたベンチもあるので、休憩にも困りません。

 

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道をどんどん奥に向かって歩いて行くと、岐阜県白川郷から移築された「合掌造りの家」の姿が左手に見えてきます。

この合掌造りの家は、秋まつりの企画の一つである「歴史を感じよう!!ウォークラリー」のポイントにもなっており、展示パネルでは、奥池周辺の昔の写真が見られます。
ウォークラリーのキーワードと併せてその姿をぜひ現地でお確かめください。

 

シラタマホシクサが見ごろを迎えている「湿地園」

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「薬草ロード」の道筋に沿って進み、左手に合掌造りの家が見えると、その右手側が「湿地園」になります。
そして、湿地園の中でも手前に広がる白い草花が、お目当てのシラタマホシクサです。

絶滅危惧種と聞くとあまり数多くの花が咲いているイメージはありませんが、このスポットでは沢山のシラタマホシクサがひとかたまりに集まって咲いている様子を見ることが出来ます。
植物園のガイドさん曰く、これだけ多くのシラタマホシクサが見られる場所はこの東山動植物園だけだそう。

見ごろを迎えているだけあって、この日もとても小さい花が数多く咲いていました。

 

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シラタマホシクサは、真っすぐ伸びた茎の先にたった一つの花を咲かせます。
その容姿が金平糖にも似ていることから、金平糖草とも呼ばれることも。

このポイントはシラタマホシクサがもっとも美しく見られるので、撮影を楽しんでいる方や説明パネルを熱心に読まれている方で賑わっています。
植物園では珍しく、大勢の人々が集まっているのがこの湿地園の特徴です。
訪れた日は平日でしたが、カメラを片手に何人ものファンがこの小さな花を鑑賞していました。

そして、歩行スペースでは草花の間に入ることが出来るので、間近で雰囲気を味わうのがおススメ。
シラタマホシクサの数の多さに加え、茎は大人のひざ下くらいまで伸びているので、何だか茂みのようです。

 

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足元に気を付けながらですが、小さな子どもが歩くこと可能です。
埋もれるくらい茂った植物の間をどんどん進んでいく姿はまるで小さな探検隊。

秋のこの季節にはスイセンも見ごろを迎えており、黄色く可愛らしい花が咲いています。

さて、シラタマホシクサを愛でたあとは、同じく秋の花を堪能しに「お花畑」へ是非向かいましょう。

 

色とりどりの秋の草花が広がる「お花畑」

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湿地園と合掌造りの家の間に整備されている広い道を奥に進んで行くと、「お花畑」への近道を示した看板を発見することが出来ます。
階段のひとつひとつがやや高く、大人と子どもの1対1で上がるのは少しきついかもしれませんが、大人が二人付き添っていれば難なく進むことが可能です。

さて、そんな急坂と階段を抜けて山の出口を通り抜けると、真っ青な空一面を背にしたお花畑展望休憩所に到着。
この場所にはトイレ付きの広い休憩所があるので、拠点にして遊ぶにもおススメのスポット。

そして、このエリアの中心に広がっているお花畑では、満開のコスモスが出迎えてくれます。

 

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爽やかな秋晴れだったこの日は青空に向かって沢山のコスモスが力強く咲いていました。
色鮮やかな絵本のような風景に、思わず感嘆の声が漏れてしまいます。

 

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秋の代名詞であるコスモスのほかに、ダリヤやラベンダーなども満開。
お花畑の名称のとおり、丘一面には色とりどりの季節の花が咲き誇っていました。
歩行スペースには障害物がなく、子ども一人でもどんどん歩いて行くことが出来ます。

 

帰りは下り道「桜の回廊」

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お花畑をぐるりと一周すると、標高80メートルの場所に建っている高さ134メートルの東山スカイタワーを背にお花畑を一望出来ます。
先ほど見かけた休憩所の2階が展望スポットとして開放されていますが、この辺りも標高が高いので景色を眺めるにはおススメのポイントです。

 

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周囲に青々とした葉を持つ桜の木々が見えてくると、「桜の回廊」になります。
4月には100種1000本の桜が咲く知る人ぞ知る花見の名所です。

ここは長い階段が続きますが、低い手すりもあるので子どものペースで歩くことが可能。

木々の間を木漏れ日が差し込んだ穏やかな空間です。

それでは、このまま下り坂に沿って進むと植物園の入り口に戻ります。

 

ベビールームもあるカフェ・ド・クリエ系列のカフェ「maison de VERRE」

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桜の回廊から道なりに下って行くと、植物園エリアからこども動物園エリアに直接入ることが出来ます。
そのまま進み続けると、アヒルボートが浮かんでいる動物園エリア内の上池の傍に到着です。
池の前には一軒のカフェがあります。

水辺の立地で食事が出来るカフェ「maison de VERRE(メゾン・ド・ヴェール)」は、三年前にオープンしたカフェ・ド・クリエの系列店舗です。
店内ではサンドイッチやパスタ、ケーキといったカフェならではのメニューが豊富。

 

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店内は『ガラスの家』の意味を持つ店名のとおり、全面ガラス張りのデザインが特徴。
広く雄大な上池を背にした大きな窓から差し込む光で店内はとても明るく、自然を感じられる空間になっています。

店内は全席禁煙で82席。
ソファ席もあるので、子ども連れでゆっくりと過ごせます。
70席近くのテラス席では、水辺に浮かぶ睡蓮やボートを眺めて、ゆったりした時間も満喫可能。
また、トイレのほか、ベビールーム(授乳スペース)も完備しています。

 

今回紹介したルートは、植物園門→温室→薬草ロード→合掌造りの家→湿地園→お花畑→桜の回廊→(植物園から動物園に抜けるこども動物園エリア)→上池(メゾン・ド・ヴェール)。
大人だけでなく、子どものペースに合わせて楽しめる植物園を秋の季節にお試しください。
また、毎年恒例の紅葉狩りは11月15日から開始予定です。

 


名古屋市東山動植物園
入園時間:午前9 時~午後4 時30 分(閉園は午後4 時50 分)
休園日:月曜日(国民の祝日または振替休日の場合はその翌日)

URL:名古屋市東山動植物園 公式ページ

住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70


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