今回は、そんなドイツ料理の起源や、ドイツビールが美味しいワケに触れつつ、ここ名古屋で本格的なドイツ料理とドイツビールを楽しめるお店「ゲンゲンバッハ」をご紹介します。
目次
食材不足の土地柄から生まれた「ドイツ料理」と法律で品質で維持した「ドイツビール」
ドイツ料理や高品質のビールが生まれた理由
ドイツといえば、ジャガイモ料理、ソーセージ、そして高品質なビールが有名ですが、なぜこれらは名物になったのでしょうか。
料理は、ドイツが土地柄食糧不足に悩まされていたことに起因しています。保存が効くソーセージやジャガイモは、ドイツ料理には欠かせない存在だったんです。
特にジャガイモは、「女の子は、ジャガイモでフルコースの料理が作れるようになれないとお嫁にいけない」という言葉が生まれるほど、重要な役割を果たしたんだとか。
ドイツビールはその製法に起因しています。副原料を使わず、ホップ・麦芽・水・酵母のみを使って作られることが特徴のドイツビールですが、これは約500年前に、粗悪品が市場に出ることを防ぎ、ビールの品質を守る「ビール純粋令」という法律が施行されたから。
このビール純粋令に則って醸造されることが、おいしさの秘訣なんですね。
ドイツの雰囲気を最大限に楽しめる「ゲンゲンバッハ」
そこはまるでドイツの飲み屋
名駅から国際センター方面に歩くこと約5分ほどのところにあるのが、今回ご紹介する「ゲンゲンバッハ」です。白い壁に濃茶色の梁でドイツ風に造られた店内には、お客さんの賑やかな声や陽気なビアポルカ流れていて、そこはまるでドイツの飲み屋のよう。
ゲンゲンバッハでは、ドイツの定番料理を中心に、ドイツで醸造されたビールやワインなどが提供されています。
ゲンゲンバッハでドイツ料理と本場のビールを楽しもう
ドイツ料理と一緒にビールを飲むのは至福のひと時
メニューは豊富で、ソーセージやジャガイモ料理など、ドイツ料理の定番を中心に様々な料理がラインナップ。ここでは、なかでもおすすめしたい料理を2つ紹介します。
ひとつめは「ヴルストシュネッケ」。ぐるぐると渦巻きのように巻かれたソーセージは、見た目のインパクト大。噛んだときのパリッとした食感と、口の中で広がるソーセージの甘味に、ついつい食が進んでしまいます。
もうひとつが「ドイツ4都市のソーセージ盛り合わせ」。
ミュンヘン・ベルリン・ニュルンベルク・フランクフルトと4つの都市で作られてたソーセージがセットになっています。各都市で作られたソーセージの味を比較すれば、自分の好みに合った都市のソーセージがきっと見つかるはずです。
他にも、ジャーマンポテトやドイツハムなど、お酒と相性のいい、ドイツの定番料理もそろっていますよ。
ビールは、季節に合わせて本場ドイツから仕入れられた16種類のドイツビールが用意されています。なくなり次第、順次入れ替わるので、訪れるたびにさまざまなドイツビールを楽しむことができます。
たくさんありすぎてどれを飲めばいいかわからないという方におすすめなのが「ビール3種飲みくらべ」。ホフブロイ・レーヴェンブロイ・おすすめビールと、3種類のビールが飲み比べできるお得なビールセットです。
また、ビールと共に一緒に楽しみたいのが、ジャガイモや穀類、果物などを原料として作られた「シュナップス」というお酒です。アルコール度数が40%ぐらいの蒸留酒で、冷えたシュナップスをビールとともに飲むのがドイツスタイルなんだとか。
名古屋にある、本場ドイツの飲み屋「ゲンゲンバッハ」。名古屋にいながら本場の味を楽しみたい方は是非訪れてみてください。
Gengenbach(ゲンゲンバッハ)
営業時間:月-金:17:00-24:00 土:15:00-24:00
定休日:日曜・祝日・年末年始 ・お盆
住所: 愛知県名古屋市中村区名駅4-2-28 名古屋第二埼玉ビルB1
画像引用元:https://www.facebook.com/kneipe.gengenbach/?fref=ts