【10/7-8】5年に一度の開催!『はんだ 山車まつり』で「祭の秋」を楽しもう

【10/7-8】5年に一度の開催!『はんだ 山車まつり』で「祭の秋」を楽しもう

 

5年に一度しか開催されない『はんだ 山車まつり』。半田市各地域から39輌もの山車が集結します。5年前の前回は、53万人の来場者を記録した大人気イベント。

山車のお祭りと言えば、一昨年にユネスコ無形文化遺産に登録された『山・鉾・屋台行事』が記憶に新しいですね。半田の山車祭りは、どのような盛り上がりを見せてくれるのでしょうか。

今年の『はんだ 山車まつり』についてご紹介します。

5年に一度、半田市の各地域から華麗な山車が集結する『はんだ 山車まつり』

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『はんだ 山車まつり』は、5年に一度しか開催されない特別なお祭り

『はんだ 山車まつり』は、昭和54年に始まり、5年ごとに開催されるため。今年で8回目を迎えます。半田市内10地区31輌の山車が一同に会して引き廻される、とても迫力のあるお祭り。

木彫りの彫刻や、美しい金・銀の糸で刺繍を施した幕で飾り付けられた山車が、半田駅から半田市役所周辺までを進みます。きらびやかな山車が一挙勢揃いする光景は、まさに豪華絢爛。ひしめき合う祭り人の手によって、山車が引き廻される様子は迫力満点です。

特に、このお祭りのメインとなるのは『31輌勢揃い』と呼ばれるもの。31輌の山車が「さくら会場」に集結するイベントです。人力で動くとは思えない大きくて立派な山車が、一列に並ぶ光景は圧巻のひとことです。

高さ8メートル!?ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、半田 山車の特徴

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半田に伝わる山車の特徴は、山車の高さと、からくり人形を用いた演出

半田の山車は、江戸時代から伝わっている伝統文化。背が高く造られていることが特徴のひとつで、中にはビルの3階相当・高さ8メートルを超えるものもあるそう。

『はんだ 山車まつり』に出る31輌の山車のうち、20輌は演出でからくり人形を用いています。からくりが備え付けてある山車は『山車からくり』と呼ばれ、名古屋を中心とした尾張地方の祭礼行事の特徴なんだとか。全国の山車からくりのうち、過半数が東海地方にあるといわれています。

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からくりの演出内容もそれぞれの山車で異なっており、『浦島太郎』のように日本人にとても馴染み深いおとぎ話を元にした劇のほか、能楽や狂言で扱われている古典的な物語も見ることができます。

山車を形作る細部の凝った木彫りや、からくりなどの多彩な機能が備わっている半田の山車は、海外からも評価され、31輌のうち5輌はユネスコ無形文化遺産に登録されています。

幻想的なぼんぼりの灯りに酔いしれる、美しい『宵まつり』

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鈴虫の鳴く秋夜に、祭りの明かりが山車に宿る宵祭り

『はんだ 山車まつり』の魅力は、日中だけではありません。夕方から夜間の『宵まつり』も、とてもオススメ。

『宵まつり』はその名のとおり、日暮れから夜にかけてのお祭りの呼称。からくり人形の上演が終わった後、「平和通りエリア」では山車に提灯が飾られます。昼間に雄姿を飾った山車が、夜は半田の街並みを美しく彩るのです。

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また、半田運河にかかる源兵衛橋では、365個の提灯で飾られた『ちんとろ舟』を見ることができます。

『ちんとろ舟』は、愛知県に伝わる祭事文化。舟の真柱に12ヵ月を表す12個の提灯、そのまわりに1年を意味する365日を表す提灯が半球形に飾られたものです。

地酒を片手に、ゆらゆらと川に浮かんでは揺れるオレンジ色の灯りを眺めるのも、粋な時間の過ごし方ですね。

『ちんとろ舟』は、7・8日の両日とも見ることができますが、夜間に行われるのは7日のみ。夕闇に光が揺れる幻想的な雰囲気を楽しむなら、ぜひ7日(土)にお越しください。

半田運河 新居花火
10月7日(土)19:50~20:20
ちんとろ舟
10月7日(土)19:00~19:45/10月8日(日)10:30~11:30

山車を見られる時間帯はいつ?

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圧巻の31輌山車勢揃いは、14:10~16:00(7日)/12:25~14:00(8日)

さて、気になるのは山車の運行スケジュール。簡単にまとめてみましたので、ご紹介します。

7日(土)
8:50 ~  JR半田駅周辺に山車が集結
12:00~ 31輌の山車が山車勢揃いに向けて、平和通りから市役所前へ向かって一列に並ぶ
12:30~ 「さくら会場」入場 <山車勢揃い>
14:10~ からくり人形上演
16:00~ 「さくら会場」退場
16:35~20:50 宵まつり。「平和通りエリア」などで、灯りのついた提灯が山車に飾られる
8日(日)
8:30 ~ JR半田駅周辺に山車が集結
9:45 ~ 31輌の山車が平和通りから市役所前へ向かって一列に並ぶ
10:45~ 「さくら会場」入場 <山車勢揃い>
12:25~ からくり人形上演
14:00~15:40 「さくら会場」退場。
23輌の山車はそのまま帰路へつく。4輌は半田駅周辺へ移動後、帰路へ。
残りの4輌は「平和通りエリア」へ移動
18:00~19:00 「平和通りエリア」の4輌が帰路につく

山車の退場時、退場が完了するまでは桟敷席を除き「さくら会場」内への一般来場者の立ち入りが制限されますのでご注意ください。山車の詳細な運行スケジュールや、からくり人形の上演時間はパンフレットでご確認ください。

また、『はんだ 山車まつり』の模様は、7日(土)当日13:00~15:00に『CACチャンネル』(愛知県半田市・阿久比町・武豊町で放送されているケーブルテレビ)で、全国生中継が決定。山車の組み上げから引き廻しの様子、からくりの上演などをまとめた、ダイジェスト番組の放送も予定されています。

『CACチャンネル』の「はんだ山車まつり特設サイト」では、過去の映像を使ったCM動画を無料配信中。お祭りのワクワク感が伝わってくる映像です。

『はんだ 山車まつり』で、江戸時代から200年間に渡る伝統文化を堪能

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金銀の糸で丁寧に刺繍された山車の豪華な幕や、珍しい巨大からくり人形が見られる

『はんだ 山車まつり』の魅力は、迫力のある引き廻しや勢揃いだけではありません。山車を美しく立派に見せるための装飾品も、とても見応えがあります。

そんな山車を彩る装飾品の展示会『山車装飾品展』が、「さくら会場」すぐ近くの「アイプラザ半田」にて、お祭りの期間中に開催されます。

山車の飾りとなる木彫り彫刻や、豪華な金糸・銀糸で刺繍が施された幕だけでなく、大きさ2メートルを超える烏天狗のからくり人形の実演も。

伝統を目で見て楽しむ機会ですので、お祭りの合間にぜひ覗いてください。

山車装飾品天
10月7日(土)10:00~16:00/10月8日(日)10:00~16:00
からくり人形展示及び実演
10月7日(土)11:00~、14:00~/10月8日(日)13:00~、15:00~

他にもステージイベントや子ども向けワークショップ、体験型イベント、知多半島の物産展、郷土芸能など、かなり盛り沢山の『はんだ 山車まつり』。
名古屋駅から電車で約35分の場所・半田駅。半田に行ったことない人もある人も、この機会に半田の歴史を楽しんでみませんか?きっと忘れられない一日になるはずです。


第八回 半田 山車まつり
開催日:10月7日(土)・8日(日)

URL:第八回 半田だしまつり 公式サイト

住所:半田市東洋町一丁目8番地(「さくら会場」周辺)

31輌の山車の勢揃い(さくら会場)
10月7日(土)14:10~16:00(山車入場開始12:30)
10月8日(日)12:25~14:00(山車入場開始10:45)
※桟敷席のチケットは完売

半田運河新居花火
10月7日(土)19:50~20:20

ちんとろ舟(半田運河 源兵衛橋)
10月7日(土)19:00~19:45
10月8日(日)10:30~11:30

山車装飾品天(アイプラザ半田 2階小ホール)
10月7日(土)10:00~16:00
10月8日(日)10:00~16:00

からくり人形展示及び実演(アイプラザ半田 2階小ホール)
10月7日(土)11:00~、14:00~
10月8日(日)13:00~、15:00~


画像引用元:http://handa-dashimatsuri.jp/ http://dashimatsuri.jp/ https://www.handa-kankou.com/ http://handa-dashimatsuri.jp/cms/wp-content/uploads/2016/12/officialguide_image.pdf

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