おそらく誰もが見たことがあるであろう、スタジオジブリの作品。どの作品も強いメッセージ性があり、その世界観のファンは国内外問わず多くいます。
そんなスタジオジブリの代表取締役プロデューサー、鈴木敏夫氏(以下・鈴木)。彼の生い立ちやキャラクターデザインなどを展示した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」が松坂屋美術館で開催中です。
この記事では、その展示会の概要と、実際に行ってみた内容を紹介します!
目次
スタジオ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏とは
「かぐや姫の物語」の題字や「風立ちぬ」のキャッチコピーなどを手がける
鈴木は1948年に名古屋市で生まれました。慶應義塾大学を卒業後に徳間書店に入社し、「アニメージュ」の創刊に参加。その時期に高畑勲・宮崎駿監督と出会い、「風の谷のナウシカ」「火垂るの墓」「となりのトトロ」などの製作に関わっています。
スタジオジブリの作品の世界観を多くの人に伝えるべく、監督の意図を読み取り「言葉」で表現してきた鈴木。彼がどのように作品と向き合ってきたかをこの展示で知ることができます。
今回はジブリ作品が作られた背景がわかる資料や、鈴木が影響を受けたものなどを展示。ジブリ作品の裏側まで知ることができ、ジブリ好きにはたまらないでしょう。
ジブリの物語を「言葉」の観点で深く追求
「千と千尋の神隠し」湯屋の精密模型など、大迫力の撮影可能展示もあり
筆者も実際に今回の展示を見に行ったのですが、作品に込められた思いを知ることができ、改めて作品を見直したくなりました。
また今回は「千と千尋の神隠し」の湯屋の精密模型や、「バルス!」「飛べない豚はただの豚だ」など、各作品の名言を鈴木が筆で書き起こしたものも展示しています。
作品の裏側まで! ジブリ好きにはたまらない
ここでしか手に入らない限定グッズも販売中
いつも私たちの心を掴んできたスタジオジブリの作品。この展示では、その裏側や、知らなかった作品の側面を知ることができます。
鈴木の書いた文字が入った扇子など、この展示でしか手に入らない限定グッズも販売中です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
松坂屋美術館
会期:6月23日(土)〜7月16日(月)
営業時間:10時〜19時30分(最終日のみ18時閉館)
料金:一般1,200円、中高生800円、小学生600円(すべて税込)
団体割引:10名様以上の団体の場合、一般1,200円、中高生800円、小学生600円(すべて税込)
※未就学児や、障がい者手帳・特定疾患医療受給証をお持ちの方と付添の方1人までは入場無料
画像引用元:https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/