忙しい日々を送るなかで、当たり前のようにある日常のなか、いつもの街の風景を細部から見つめたり、考えたりすることはあまりないように思います。
だけど、自分の周りの人から思わぬ魅力を教えてもらったり、ふとした発見があったりすると、これまでの街の見え方が少し素敵に変わっていくのではないでしょうか。
10月の終わりから11月の中頃にかけて、名古屋の街の魅力を自分たちの手で伝え合う催しが行われるようです。
過去から今への文化の歩みを辿る文化の祭典、「やっとかめ文化祭」
名古屋の街なか、ストリートに着目し、現代の日常空間において、伝統文化との出会いの場を作り出す催し「やっとかめ文化祭」。何気ない日常の風景のなかに息づいた歴史と文化を丁寧に紐解き、参加者同士で共有する時間が取られます。
1つ1つの催しは、名古屋を想う市民や企業の方々の力を結集し、行われるんだそう。プログラムの数は実に100を超え、主に4つのジャンルに分けられ、開催されます。
街中で狂言や歌舞伎など伝統芸能を楽しむことが出来る「芸どころまちなか披露」、名古屋市能楽堂や大須演芸場など数々の伝統芸能が催されてきた舞台で行われる「芸どころ名古屋舞台」など、名古屋のさまざまな場所で文化を楽しむことが出来ます。
さらに名古屋の街を教科書に、体験を通して歴史を学ぶ「まちなか寺子屋」や、古代から現在までの歴史の過程を辿る時間旅行「歴史まち歩き」と、さまざまな要素の詰まったプログラムが用意されています。
共に名古屋の魅力を発信する運営メンバー募集中！
ここまで記事をご覧になった方には、地元への愛「名古屋愛」の強い方もいるはず。
「やっとかめ文化祭」では、名古屋の歴史や文化、伝統芸能の魅力を楽しみながら発信する「やっとかめ大使」を9月18日まで募集しています。
魅力を受け取る参加者、共に盛り上げる「やっとかめ大使」とさまざまな関わり方が用意された「やっとかめ文化祭」、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
やっとかめ文化祭
10月30日～11月23日
詳細スケジュール