夏は、普段は訪れないようなスポットに遠出をしたくなる季節です。
名古屋から高速を経由して、約40分の距離にある岐阜・養老の「養老天命反転地」は、そんなお出かけスポットとしておススメの場所。
SMAPの番組でもロケ地として使用されるなど、近年注目を集めており、身体を動かせる不思議なアートスポットとして、さまざまな年齢層が楽しめてしまうんです。
広大な敷地に個性的なパビリオン「養老天命反転地」
「養老天命反転地」は、現代美術家である荒川周作と、詩人マドリン・ギンズのプロジェクトを実現したテーマパークとして、1995年に開園。
約18000㎡の広大な敷地には、ひと目見ただけでは分からない、個性的なパビリオンが点在しています。
園内は、全て傾斜の激しい斜面で構成されており、身軽な服装、動きやすい靴でも、歩を進めるのは、容易ではありません。
岐阜県の屋根に、天井には家具…?「極限で似るものの家」
こちらは、メインパビリオン「極限で似るものの家」。
岐阜県の形をした屋根を持つ迷路状の建物で、地面にも岐阜の各地域の地名が書かれています。
通路は、極端に細く狭く、歩を進めつつも、自らの身体感覚を問い直すような構造になっており、新たな身体の可能性と出会うことが出来ます。
地上、天井、地下、それぞれに家具が取り付けられており、まさにミステリアスといった様相です。
「楕円形のフィールド」は、未知の体験の連続!
すり鉢状の「楕円形のフィールド」には、さまざまなパビリオン以外にも、148の曲がりくねった回遊路、大小さまざまな日本列島が存在しており、想像もしなかった光景が、私たちをお出迎え。
未知の空間は、これまでに取ったことのないような姿勢や歩き方を要求し、新鮮な感覚を与えます。
標高の高い所にある「養老天命反転地」は、芝生から見下ろす景色も絶景で、サッカーやキャッチボールをする親子連れがいたり、芝生でまどろむカップルがいたりと、過ごし方はさまざま。
芝生で寛ぎたい方は、芝生上にある糞を踏むことを防ぐためにも、ブルーシートを持っていくことがおススメ。また夏の時期は、想像以上に身体を動かすため、タオルはもちろん、着替えもあると良いかもしれません。
身体も心もリフレッシュすることが出来る「養老天命反転地」、夏のお出かけには持ってこいのスポットです。ぜひ足を運んでみてくださいね!
養老天命反転地
営業時間:9:00~17:00(入場は午後4時半まで)
休園日:月曜日(祝日の場合、翌日)、年末年始(12/29~1/3)
http://www.yoro-park.com/facility-map/hantenchi/
岐阜県養老郡養老町高林1298-2