愛知県民は野菜摂取量が全国ワースト!? 故郷のピンチに小学生たちが立ち向かう

愛知県民は野菜摂取量が全国ワースト!? 故郷のピンチに小学生たちが立ち向かう

1人あたりの野菜摂取量が全国ワースト1位の愛知県。野菜不足は、私たちの健康に大きな被害を及ぼすもの。そこで立ち上がったのが、オーラルケア製品でも有名な日用品メーカーのサンスター。同社が愛知県民の食生活を見直すきっかけとして、小学生参加型の『夏休み自由研究イベント』を8月4日(土)に星ヶ丘三越にて開催しました。

一体、どんなイベントだったのか?そもそも、なぜ愛知県民は野菜摂取量が少ないのか?自分の住む街が抱える問題について、子どもたちが真剣に取り組む様子を取材してきました。

「健康後進県」からの脱却をめざして

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子どもたちの柔軟な発想で、「野菜不足問題」の糸口を見つけられるように

平成28年度の厚生労働省の調査によると、愛知県は1人あたりの野菜摂取量が全国で最も少ない県なんだそう。その内訳は、男性がワースト1位、女性がワースト3位。全国平均を大きく下回り、全国1位の長野県とは男女ともに100g以上の大差がついています。

このままでは、愛知県が「健康後進県」になってしまう……。どうにかして、県民の食生活における意識を変えなければと名乗りを上げたのが、オーラルケア製品で有名なサンスターでした。

同社は、1985年に社員向けの福利厚生施設として「食事・身体・心」の健康法を提供する『健康道場』を建設。当初は社員だけに公開されていた健康メソッドを、少しずつ全国に発信する活動を推し進めているんだとか。

今回のイベントも、その一環。「子どもたちの柔らかい頭で、愛知県の健康について考えてみてほしい」というサンスターの願いから、夏休みというタイミングを活かした小学生参加型の“自由研究企画”が、ここ愛知県の星ヶ丘で立ち上がりました。
『健康道場』について、もっと知りたい!

夏休み自由研究イベント!愛知県民の健康について、地元の小学生が考える

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13:00 イベントスタート・愛知県民の健康についての授業

開始時刻になり、会場である星ヶ丘三越の8階フロアには、イベントに参加する小学生8人が揃いました。会場は「教室」のようになっており、席に座る子どもたちは、どこか緊張している様子。

イベントは、サンスターの管理栄養士である田北史織さんの授業から幕を開けます。「みんなは野菜が好きですか?」「どんな野菜が好きかな?」と田北さんが質問を投げかけると、会場の緊張が少しずつ解けていきます。

田北さんが愛知県の野菜摂取量が全国で一番少ないことを告げると、子どもたちの顔は驚きへと変わります。まさか、自分の住んでいる県がワーストだとは思っていなかったようです。

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野菜はビタミンやミネラルなどの栄養を多く含んでいるため、野菜を食べることで、風邪を引きにくく強い身体になること。目標は1日に350gを摂取することだが、愛知県民はそれを大きく下回っていること。ポテトサラダ、かぼちゃの煮付けやとうもろこしなど、自分が「野菜」だと思い込んでるものが本当は「野菜」ではないこと。

田北さんの説明を、真剣に聞き入る子どもたち。20分にわたる授業の後半で、彼らはさらに驚きの事実を知ります。それは「愛知県の野菜生産量は全国5位」だということ。

野菜はたくさん作られているのに、どうして食べる量が少なくなってしまうのか?どうすれば、愛知県民はもっと野菜を食べられるのか?その問題の解明は、参加者である子どもたちに託されました。

13:20 街頭インタビュー開始

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授業が終わり、イベントの要でもある街頭インタビューがスタート。子どもたちは3チームに分かれ、イベントスタッフに付き添われながら、人がたくさん集まる1階へと移動しました。

この日は土曜日ということもあり、いつもよりも多くの買い物客でフロアは賑わっています。街頭インタビュー初挑戦の子どもたちは、やはり緊張した様子。誰に話しかけようか、ちゃんとインタビューに応じてくれるだろうか。彼らの表情から、不安な気持ちが読み取れます。

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とはいえ、いつまでも足踏みをしていては前に進めません。スタッフのかたにアドバイスを貰いながら、いざインタビューへ!勇気を振り絞って、買い物客に話しかけます。

声をかけられた人たちは、最初こそ驚いていたものの、子どもたちの説明を聞くと快くインタビューに応じてくれました。「野菜は好きですか?」「昨日、野菜の入ったご飯を食べましたか?」など、事前に用意していた質問リストをもとに一つずつ話を聞いていく子どもたち。

インタビュアーの言葉を聞き漏らさないように、しっかりと鉛筆を走らせます。

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愛知県民の野菜摂取量が全国で一番少ないことを告げると、ほとんどの人は「え!?」と驚きをあらわに。どうやら、野菜不足の問題はあまり多くの人に知れ渡っていないようです。インタビューを受けることで、自分たちの食生活を見直そうと思った人たちもいたのではないでしょうか。

最初こそ緊張していた子どもたちですが、数をこなすごとに慣れていったよう。自ら積極的に話かけていく姿が何度も見られました。一体、どんな調査結果が得られたのでしょう?

14:20 調査内容のまとめ

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1時間のインタビューを終え、8階へと戻ってきた子どもたち。インタビュー内容をもとに、一人ずつ模造紙を使って自由にまとめます。

開始とともにペンを手に取り紙に向かっていく子もいれば、どうやってまとめようかと悩んでいる子の姿も。ときにはグループ同士で話し合い、ときには一人で黙々と考える。8人のそれぞれの個性が、模造紙というキャンバスに描かれていきます。

15:20 結果発表会

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みんなの結果報告が出揃ったのは、およそ1時間後。ここからはお待ちかねの結果発表会です。1人ずつ模造紙を持って、みんなの前で自分の意見を発表します。

「どうすれば、愛知県民は野菜をもっと食べられるのか?」という与えられた課題に対して、堂々と自分のアイデアを述べる子どもたち。具体的には次のような意見がでました。

・給食にもっと野菜を取り入れたメニューを増やす
・野菜の値段を安くする
・愛知県民が野菜摂取量の全国ワーストであることをテレビで報道する
・外食の機会を減らす etc…

「給食」というワードが出てくるなど、小学生ならではの視点で考えられたアイデアも見られました。子どもたちが、自分たちの頭で「野菜を取り入れた生活」について真剣に考えたことがわかります。

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「野菜はたくさん作っているのに、どうして食べる量は少ないのか?」という問題に対しては、外食の機会が多いからという声が上がりました。事実、愛知県の外食費は東京に次いで全国2位(総務省調べ)。インタビュアーのなかには、モーニングやランチは外で食べることが多いという人も。

台湾ラーメン、味噌カツや手羽先など、いわゆる“名古屋飯”に野菜が少ないからではという意見も。郷土料理を食べるときは、野菜のメニューを一品増やすなど工夫をすると良いかもしれませんね。

参加した子どもたち8人全員が、しっかりと自分の意見を発表し終えたところでイベントは終了。最後は1人ずつ表彰状を受け取り、笑顔で夏休みの自由研究を締めくくりました。

参加してみたどうだった?子どもたちを直撃インタビュー

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【写真左から】さきちゃん(9歳)、りおちゃん(11歳)、しんくん(11歳)

表彰が終わったあと、イベントに参加した3人の子どもたちを直撃!自由研究を終えた感想を聞いてみました。話をしてくれたのは、お母さんから勧められてイベントに参加したという、りおちゃん、さきちゃん姉妹と従兄弟のしんくん。

——3人とも発表上手だったね!さきちゃんはトップバッターだったけれど、緊張しなかった?

さきちゃん:みんなの前に立って頭が混乱した!模造紙に書いてあることを、そのまま読んじゃった。(笑)

——模造紙もきれいにまとめてたよね。何を書こうか、迷わなかった?

りおちゃん:模造紙に自分の意見をまとめるのは難しかったけれど、一番楽しかったよ!グループのメンバーと話し合ったり、スタッフのお姉さんもアドバイスをくれた!

——仲間とアイデアを出し合ったんだね。街頭インタビューは上手くできた?

しんくん:断られたらどうしようって不安だったけど、みんな優しく答えてくれたから安心した。最初は緊張してたけど、どんどん楽しくなっていった!

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突然のインタビューにも、元気よく答えてくれた3人。新学期になったら、イベントの思い出をクラスの友達に話すかもしれません。子どもたちをきっかけに、自分たちの食生活について見直す人たちが少しずつ増えそうです。

愛知県民の健康を、サンスター『健康道場』がサポート

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今回の自由研究イベントと並行して、星ヶ丘三越の1階では、サンスターの『健康道場』によるポップアップストアも2週間ほど開かれていました。その名も「めざせ!健康先進県 愛知県民の健康について考えよう」キャンペーンです。

ストアではヒト型ロボット「Pepper」による健康診断や、毛細血管の血流状態をチェックする「血管美人」の設置など、身体の状態を自分の目で見て確認できる機会が提供されていました。診断結果をもとに管理栄養士から直接カウンセリングを受けることができるほか、サンスター『健康道場』の商品を試食・試飲することもOK。

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ブロッコリーとキャベツの力で悪玉コレステロールを下げる「緑でサラナ」や、3種類のベリーと7種類の果実で1日の野菜不足分を補う「サラベリー」など、豊富な種類から自分の健康状態に合った商品を試す人がたくさんいました。

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食物繊維をはじめ、栄養をバランスよく摂取できる「緑でサラナ」

ポップアップストアはすでに終了していますが、星ヶ丘三越に地下1階にある「北野エース」に行けば、『健康道場』で販売されている商品をいくつか購入することができるそう。通信販売をメインで取り扱っているので、家からでも簡単に注文することができます。

もちろん健康食品に頼るばかりではなく、生野菜を摂取する機会をちゃんと設けることが一番大切。ただ朝は忙しくてご飯を食べる時間がなかったり、仕事の都合で外食が増えることもあるはず。そんなときには、無理に自炊をするのではなく、健康食品の手を借りて自分の健康を守るのも一つの手です。

まずは自分の健康への意識を見直して、愛知県が健康先進県になるための一歩を踏み出してみませんか?
自分の「健康」をサンスターと一緒に見直してみる

提供:サンスター株式会社

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