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一夜にして有名になった、アルフォンス・ミュシャとは?

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)
チェコ生まれの画家。音楽家への道を諦め、新しい挑戦分野として選んだアートの世界で一躍有名人に
1860年にチェコで生まれたアルフォンス・ミュシャ。
彼は幼少期、音楽家になることを志し地元の協会で聖歌隊として活動していたものの、15歳で声が思うように出なくなり、音楽の道を断念。以後、聖歌集の表紙を描くなどして少しずつ画家としての人生を歩むようになりました。
そんな彼に転機が訪れたのは、パリに滞在していた1895年。舞台女優サラ・ベルナールの芝居のために作成した「ジスモンダ」のポスターを手がけたところ、瞬く間にパリ中の話題となり、一躍有名人に。
彼の作品の特徴は、星・宝石・花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザイン。その柔らかな筆のタッチは、目の前で見ると思わず感嘆の息が漏れてしまうほどに美しく、見とれてしまうこと間違いなしです。
『ミュシャ展〜運命の女たち〜』の概要
チェコにある「ミュシャ美術館」からの作品、約150点が展示。前売りでお得にチケットをゲットするのがおすすめ
今回、松坂屋名古屋店で開催される展示では、ミュシャの祖国チェコにある「ミュシャ美術館」のコレクションが来日。あらゆる概念を表現した艶やかな女性の絵画を始め、彼の代表的なポスターや版画、関連写真など約150点が展示されます。
また、2018年1月7日(日)には、ひろしま美術館学芸部長の古谷可由氏によるギャラリートークが行われるそう。ミュシャについて、他ではめったに聞けない話を聞けるチャンスとなりそうです。

ポスター『黄道十二宮』1896年 リトグラフ
開催場所は、栄にある松坂屋名古屋店の南館7F「松坂屋美術館」にて。期間は、2017年12月23日(土・祝)〜2018年2月18日(日)までと2ヶ月弱開かれるので、焦らずとも大丈夫です。
一般の当日券は1,000円。ただ前売りチケットは800円なので、「ミュシャ展に行きたい!」というかたは、事前にチケットをコンビニ等で買っておくのがおすすめです(前売り券の販売は、12月22日まで)。
ほか、展覧会に関する詳しい情報は公式サイトでチェックしてくださいね。
チェコはプラハでしかお目にかかれない、アルフォンス・ミュシャのコレクション絵画。一夜にしてパリの話題をかっさらった彼の才能を体感しに、ぜひ松坂屋名古屋店まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
『ミュシャ展〜運命の女たち〜』@松坂屋名古屋店
会期:2017年12月23日(土・祝)〜2018年2月18日(日) /2018年1月1日(月・祝)は休館日
閉館時間:10時〜19時30分 ただし、12月31日(日)、最終日2018年2月18日(日)は18時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
入館料:一般1,000円(800円)/高・大生800円(600円) 中学生以下無料
※()内は、前売り・団体割引料金
画像引用元:https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2017_mucha/,-https://www.mucha.cz/en/