全国各地、さまざまな地域で作られているクラフトビール。
愛知県一宮市でも、とっても個性的なビールが作られているのをご存知でしょうか?
「地元で愛された地ビールを復活させたい」という想いから
この「一宮ブルワリー」のルーツは、かつて一宮市内の毛織物製造会社が製造していたクラフトビール「尾張ビール」です。
しかし、昨今のビール離れの影響を受け、2006年に製造中止。その後、一宮市で市民活動を行ってきたNPO法人の理事長である星野さんの「地ビールを復活させたい」という思いから、当時の尾張ビールの製造責任者と共に、2011年に復活しました。
地元への想いとビールへの想い、2つの想いのこもったクラフトビールです。
小さな工房では、時期によって様々なビールが生み出される
この工房では、1週間に1種類ほどビールがつくられます。
この日いただいたビールは、甘い香りで爽やかな白ビール「ヴァイッェン」、麦芽の風味がしっかりとした「ダンディエール」、そして、黄金色のフルーティーな「ゴールデンエール」の3種類。
時期によっては、「138珈琲スタウト」なんていうネーミングのビールも飲めるそうですよ。
街の人たちが集まり語り合う「com-cafe三八屋」
このクラフトビールがいただけるのは、一宮駅から徒歩5分ほどの場所「com-cafe三八屋」。
市民が集まるコミュニティカフェとしてたくさんの人が集まるカフェ。
昼間はオリジナルの「138ブレンドいちのみや珈琲」が楽しめるようです。
こちらも、元々は昔ながらの喫茶店があった場所だとか。
かつても街の人たちが集まる憩いの場が、クラフトビールをキーワードに、また新たなコミュニティの場になりつつあるのを感じる空間。
運が良ければ、醸造所の見学もできるかも?
地元に愛されて復活した地ビールと街の人たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
com-cafe三八屋
営業時間:12:00~23:00(日曜定休日)
http://shiminren.sakura.ne.jp/38ya/
住所:愛知県一宮市本町4丁目1番9号
https://goo.gl/maps/xymqcYwDjDx