10/21(土)・22(日)は蒲郡市の三谷町挙げての『三谷祭り』が行われます。
『三谷祭り』は300年の歴史をもつ伝統ある祭事。お祭り中は各地区自慢の絢爛豪華な「山車(やま)」が揃い踏みをします。一番の見どころは「山車」が海の中をわたる「海中渡御」!週末は“天下の奇祭”とも呼ばれる『三谷祭り』に行きましょう。
『三谷祭り』とは?
絢爛豪華な「山車(やま)」の揃い踏み
毎年、10月の第3土曜と第4日曜(今年は10/21(土)・22(日))に行われる例祭『三谷祭り』。
起源は今から約300年前。元禄6年(1696年)、三谷村の庄屋「武内佐左衛門」が“三谷郷の神である八剱大明神が、村の東辺の若宮八幡宮にお渡りになった”という夢を見て、神幸(じんこう・神社に奉られている神体が他社へ赴くこと)の儀式を行ったのが始まりだと言われています。
1800年ごろから宮元の松区を中心に、上区、東区、西区、北区、中区の6区が競って絢爛豪華な「山車(やま)」を建造するようになり、現在の規模と劣らぬ祭礼が行われるようになったそう。
こちらが松区の「山車」。四方に、鶴亀や三保の松原などの装飾が施されています。各地区で装飾が異なるのがポイント。

上区、西区、北区、中区の「山車」揃い踏み
こちらは夜のライトアップの様子。幻想的で神秘的な雰囲気が醸し出されています。
見どころは「海中渡御」!
海と「山車」が織りなす勇壮な景観を見逃すな
土曜は各地区で奉納踊りなどの神事が行われ、日曜に一番の見どころ「海中渡御」が行われます。4区(上区、西区、北区、中区)の「山車」が氏子にひかれ「八剱神社」に集合。「若宮神社」を通り三谷海岸へと向かいます。
海岸へ着いたら号砲とともに順次、「山車」は海の中へ。こちらは昨年の北区の様子。「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声をあげる男たちからは熱く力強いエネルギーを感じられることでしょう。
男衆約200人にひかれた「山車」は、沖合の浅場を約400ⅿをゆっくり進み、15分程で沖から上がります。
肌寒い季節の幕開けに少し風変わりで力強いお祭り。絢爛豪華な「山車」と季節外れの海に入る男たちから熱気やエネルギーを、肌で感じてみてはいかがでしょうか。
三谷祭
日程:10/21(土)・22(日) ※「海中渡御」は10/22(日)10:45くらいから
URL:三谷祭 公式サイト
住所:蒲郡市三谷町七舗139(八剱神社)
画像引用元:http://www.38fes.jp/index.html https://www.facebook.com/38fes/