名古屋駅から歩いて行けるところ、高層ビルが立ち並ぶ国際センター駅・丸の内駅(名古屋市営地下鉄 桜通線)の近く。
歴史ある町並みが保存されている「四間道(しけみち)」があることを、皆さん知っていますか?
今回はこのエリアの持つ魅力を、歴史の豆知識と共にお伝えします!
白壁の建物が川沿いに並ぶ中には、素敵なお店が!
どこか古都のような雰囲気を感じさせてくれる町屋と白壁の蔵が並ぶこのエリア。近年はこの町屋や蔵に、レストランやカフェ、ギャラリーなど様々なお店が入居しています。
美味しい料理に舌鼓を打ったり、美しいものを鑑賞して心を癒したり、思い思いの過ごし方ができる名所です。
なぜ「四間道」という名前なのか?
四間道という名前の由来は、江戸時代にまでさかのぼります。このエリアはもともと、名古屋城が築城された江戸時代初期に造られた商人の町でした。しかし、1700年(元禄13年)に大きな火事が発生。その後、防火を目的として道幅を四間(約7m)に広げたことから、現在も四間道と呼ばれています。
近くには名古屋城築城の際に建築資材の運搬のために掘削された「堀川」が流れ、徳川家康の命により、現在の愛知県清須市から尾張の中心を名古屋に町の機能全てを引っ越した一大事業「清州越し」の名残が残る五条橋など、名古屋の歴史的な見どころも満載です!
300年ほどの時を経ても、色褪せることのないこの町の魅力。
どんなお店、どんな人、どんな風景に出会えるかは、あなたがここでどんな散歩をするか次第です。
ぜひ、名駅周辺にお出かけの際は、ちょっとお散歩してみてください。
四間道
住所 :愛知県名古屋市西区那古野1丁目周辺