約400年間続き、国の指定重要無形民俗文化財にも指定されている犬山祭が本日4月2日と明日3日(日)に開催です。毎年、約50万人を越える見物客で賑わうお祭りで、見所はなんといっても城下町であった各町内の山車蔵から出場する13輌の豪華な山車。また、愛知県でも有数の桜の名所として知られていて、桜の咲く中、大迫力な山車を見物に犬山へ足をはこんでみてはいかかでしょうか。
約50万人もの見物客が訪れる伝統的なお祭り
針綱神社の祭礼として1635年に練り物として魚屋町から茶摘、下本町から馬の塔が出されたことが起源とされる犬山祭。毎年、約50万人もの見物客でにぎわい大変混雑が予想されるため、足を運ばれる際は名鉄犬山駅西口から針綱神社まで公共交通機関のご利用がオススメです。
愛知県の有形民俗文化財に指定されている山車
犬山の山車は珍しい約8メートルの3層構造になっていて、最上層に置かれるからくりは太鼓や笛の音色にあわせ披露されます。祭事のスケジュールは4月2日(土)正午から15:00頃まで各山車が「からくり」を針綱神社前(犬山城前広場)にて披露し、4月3日(日)は随時、本町通りを巡業中に山車の見物ができます。
夜の巡業は4月2日(土)は針綱神社前(犬山城前広場)と犬山駅西口、4月3日(日)は余坂と出来町にて両日ともに18:00から提灯が点燈されます。その後、21:45までは城下町各所で見ることができます。
犬山祭で是非見ていただきたいのが、「夜車山」と呼ばれる各山車にともされた365個の提灯がうつす城下町の幻想的な景色です。桜の咲き誇る中、提灯のあかりにてらされた町並みは四季のある日本にいるからこそ楽しめるのではないでしょうか。
第382回犬山祭
開催日程:4月2日(土)試楽祭 4月3日(日)本楽祭
URL:http://inuyama.gr.jp/events/43363
開催場所:名鉄犬山駅西口から犬山城前広場まで