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日本家屋で営業する「季節の洋菓子と天然酵母パン あおい」
パン職人の姉とパティシエの妹が立ち上げたお店
名古屋市中村区にある「季節の洋菓子と天然酵母パン あおい」は、パン職人とパティシエの姉妹が営むお店。アクセスは、地下鉄桜通線中村区役所駅から中村公園方面に真っ直ぐ歩いて約10分。一見お店があるように見えない立派な日本家屋の奥にお店があります。
実はこの日本家屋は、姉妹の曽祖父が建てたもの。お二人はこの建物を活かしたいと長年思っていたのだそうです。妹さんがパティシエとして仕事していた頃、お姉さんが結婚後に身体に優しいものを子どもに食べさせたい、とパン作りをスタート。二人の作ったものが知り合いから好評だったことから、この日本家屋でお店を開くことにしました。
門から中へ一歩踏み入れると、四季折々の木々や花が美しい日本庭園が広がっています。
玄関をくぐると、小さなショーケースにたくさんのケーキや焼きたてのパンが並んでいます。個別包装やギフト用にラッピングされた焼き菓子もあり、手土産にぴったりです。
旬の素材を使った洋菓子たち
春は毎年人気のいちごを使ったケーキが登場
「季節の洋菓子と天然酵母パン あおい」の洋菓子は、旬の素材を使ったものが多くあります。春はいちごが主役で、毎年お店のファンからも大人気です。
上の写真の手前が「苺のタルト」(470円+税)、奥は「苺のショートケーキ」(470円+税)で、愛知県津島市にある加藤農園の完熟いちごがたっぷりのっています。「苺のタルト」は、カスタードクリームとバタークリームを混ぜたコクのあるクリームが絶品。「苺のショートケーキ」はスポンジと生クリームの素朴な甘さのおかげで苺の甘酸っぱさが引き立ち、ほど良い味のバランスを楽しめます。
こちらの「チョコとマスカルポーネのムース」(400円+税)は、通年楽しめる定番メニュー。フワッと口当たりの軽い2層のムースとスポンジを一緒に食べると、まるでティラミスのような味わいに。ナッツの食感が良いアクセントになっています。
焼き菓子のなかでも一番人気は、「こし餡と和三盆の焼き菓子」(200円+税)です。たっぷりの和三盆をまとっているのは、小豆粉とバターで焼き上げられたクッキー。和三盆の上品な甘さが香り立つ繊細な風味と、口に入れた瞬間にほろりと口の中で溶ける不思議な食感がたまりません。
パンは週に3日間だけのお楽しみ
素朴なルックスながら奥深い味わいの「豆乳と琥珀糖mini食パン」
木曜から土曜は、店頭の奥で焼きあげる天然酵母パンが並びます。上の写真の「豆乳と琥珀糖食パン」(500円+税、ハーフサイズは250円+税)は、素朴な見た目ながらもこだわりがたっぷり詰まった一品。パンには北海道産の小麦と国産豆乳を使い、バターよりもこだわりの菜種油を代用をしているのだそう。噛むほどにじんわりと甘さが広がる、やさしい味わいです。
同店のInstagramでは、新作メニューが随時更新されています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
季節の移ろいに合わせたメニューが並ぶ「季節の洋菓子と天然酵母パン あおい」の洋菓子とパンは、足を運ぶたびに異なる気づきを届けてくれます。ぜひ同店を訪ね、その季節にしかないおいしさを堪能してみてはいかがでしょうか。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
季節の洋菓子と天然酵母パン あおい
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日・水曜日
URL:「季節の洋菓子と天然酵母パン あおい」公式Facebook
画像引用元:https://www.facebook.com/pg/aoi.aoi/photos/?ref=page_internal