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不思議いっぱいの淡水魚のヒミツを探る
世界最大級の淡水魚水族館!
淡水魚を専門にする水族館としては、世界最大級の「アクア・トト ぎふ」。岐阜県各務原市の河川環境楽園内にあります。4階建ての館内には約220種、20,000点もの生き物が展示されていて、淡水生物の飼育展示種類は世界有数です。
東海北陸自動車道・川島PAと隣接しているため、アクセスも抜群。高速道路を降りずに入館できるので、旅の途中におすすめです。一般道からも入場できます。
アクア・トト ぎふでは、季節限定の企画を開催しています。2020年12月27日までは、クリスマスの特別企画を実施中!
エントランスでは、デンキウナギとクリスマスツリーがお出迎えしてくれます。体内の発電器官から発せられる電気と連動し、音が出たりツリーのイルミネーションが光る仕掛けです。こちらは無料で鑑賞できます。

白メダカ
クリスマス仕様の特別水槽も、要チェック!雪の妖精のような白メダカが、アクア・トトでしか見られないクリスマスを演出します。こちらは入場料が必要です。
長良川に棲む生物のこと、知っている?

ヤマトイワナ
自然を満喫しながらたくさん学ぼう
もちろん企画展だけではありません。アクア・トト ぎふの常設展示は、季節問わず満喫できます。
4階と3階は、長良川をイメージした構造です。実際に長良川で棲息する生き物や植物が展示されているため、自然のなかを歩いている気分に浸れますよ。季節ごとに姿を変える様子を眺めるのも、また一興。11~12月には紅葉している葉もあります。
4階は源流のひとつ、叺谷(かますだに)の滝や渓谷を再現。ヤマトイワナや、ほとんど人目につくことがないクロサンショウオなどが展示されています。

アユ
3階の上流から河口にかけてのエリアでは、長良川を代表する川魚・アユをはじめ、カエルやトカゲなどの多様な生き物を鑑賞できます。

コツメカワウソ
かつては長良川にも見られたという二ホンカワウソ。絶滅した二ホンカワウソに代わって、元気いっぱいに走り回ったり愛らしい姿で眠ったりするコツメカワウソに注目です。
絶滅の危機にある希少な魚類の展示もあります。上の写真は、外来種の放流などにより生息数が減少しているウシモツゴ。繁殖期のオスは攻撃的になるため、「けんかもろこ」の別名を持っています。
世界の淡水魚についても学べる!

メコンオオナマズ
巨大なナマズや鮮やかな熱帯魚に驚きの連続
2階からは、日本を飛びだし世界の河川や湖へ!アジアやアフリカなどに棲息する、珍しい魚を見られます。たとえば世界最大級の淡水魚といわれるメコンオオナマズは、迫力満点。悠然と泳ぐ姿は必見です。
こちらはアフリカのコンゴ川で見られる、レッドジュエルフィッシュです。宝石のような斑点が特徴で、観賞用としても人気があります。
世界最大の流域面積を誇るアマゾン川は、まさに淡水魚の宝庫!巨大なエイやピラルク―が一緒に泳ぐ、幻想的な光景が広がります。
その他に、カピバラやテーマごとの特別企画展示も楽しめますよ。
身近な存在である長良川について、そこに棲む生き物をもっと知ってみませんか。アクア・トトに行って、長良川や世界の生き物のことをじっくり学ぶ休日をどうぞ。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ
営業時間:平日9:30~17:00 / 土日祝9:30~18:00
定休日:無休 ※ 2020年12月14日は休館
料金:大人1,540円、中高生1,130円、小学生770円、幼児(3歳以上)380円