目次
『アートアクアリム2018』とは?
2007年から今年で12年目を迎える水中アートイベント。名古屋では3度目の開催
イベントの始まりは2007年。アートアクアリウム・アーティスト木村英智(きむら ひでとも)氏が手がける、金魚を用いた妖艶な水中アートは、東京で初開催を迎えました。
その発想の新しさ、美しさに魅了される人は後を絶たず。2010年の京都開催を皮切りに、日本各地で開かれるほどの人気ぶりを発揮しました。
もとは、大名や城主など高貴な身分が観る“贅沢品”として扱われていた金魚。江戸後期には庶民にも親しまれ、浮世絵・家具・着物の柄として描かれるなどして一世を風靡(ふうび)したと言われています。
木村氏によると『アートアクアリウム』は、“江戸時代に育まれた「粋」な金魚の世界に想いをはせ、新たな形で現代によみがえらせる試み”なんだそう。
名古屋での開催は、今回で3度目。来たる7月21日(土)〜9月16日(日)に、松坂屋美術館にて行われる予定です。
名古屋会場ならではの見どころ!

展示作品『大奥』
金魚が庶民に親しまれていた江戸時代の風習がテーマ。
今回、名古屋会場で設けられたテーマは「江戸・金魚の雅」。夏の涼をとるために金魚を鑑賞していたという江戸時代の風習を、イベントを通じて蘇らせるのだとか。
注目の展示物は、江戸の象徴でもある“大奥”を表現したという『大奥』。作品の幅は約3mにもおよび、赤を基調としたカラーデザインは何とも艶やかで美しく、目を奪われてしまうこと間違いなしです。

展示作品『キモノリウム』
また、京都の伝統工芸品である“京友禅”を水槽に埋め込み、金魚と3Dプロジェクションマッピングを用いて着物の柄を表現した『キモノリウム』も見逃せません。
いずれも名古屋会場では初登場となる作品なので、過去に一度訪れたことがある方も楽しめるはず!ほかの展示作品については、後日公式サイトで発表されるそうなので、気になるかたはチェックしてみてくださいね。6月1日(金)からは、お得な早割チケットも販売されています。
平成最後の夏を、忘れられないものにしたいそこのあなた。特別なひとを誘って、『アートアクアリム2018』に行ってみてはいかがでしょうか?
『アートアクアリウム2018』名古屋会場
期間:2018年7月21日(土)~9月16日(日)
時間:10:00~19:30(最終入場19:00)
入場料:当日 一般(中学生以上)1,000円、子ども(4歳~小学生)800円、3歳以下 無料
※小学生以下保護者要同伴
URL:>『アートアクアリウム2018』名古屋会場 公式サイト
住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店 南館7F
画像引用元:http://artaquarium.jp/nagoya2018/,-https://www.instagram.com/artaquarium_official/