名古屋の東に位置する長久手市。2005年の万博開催以降、現在も開発が続いており、新しい施設やセンスの良いお店が続々と誕生しています。
そんな場所に2020年6月、本格的なパフェとタルトの専門店「Cafe de lis blanc (カフェ・ド・リブラン) 」がオープンしました。名古屋からすぐ隣という好立地にもかかわらず、海外に訪れたかのような非日常感を味わえます。なにかと疲れが貯まる日々から脱け出して、高級感あふれるパフェやタルトと一緒に優雅な気分に浸ってみるのはいかがでしょうか?
パフェとタルトの専門店「カフェ・ド・リブラン」
日常から離れて…異国へバカンスに訪れたような優雅なひとときを
「Cafe de lis blanc (カフェ・ド・リブラン) 」は2020年6月16日に開店した新しい洋菓子店です。
地下鉄・東山線「藤が丘」でリニモに乗り換え、2つ目の駅である「杁ケ池公園」で降車。駅から徒歩5分の場所にあります。店舗裏には7台分の駐車場があり、車での来店も安心です。

洋菓子の販売スペースとイートインスペースが併設。開放感にあふれ、吹き抜ける風が気持ち良い
クラシカルな装いの店はフランス・パリをイメージしており、わざわざ現地から取り寄せたアイテムを内装に使っているというこだわりよう。緑豊かな杁ヶ池公園に面していることもあり、日本の街離れした雰囲気が漂っています。

涼やかな景色を眺めながらくつろげるテラス席も魅力的
果物を味わうスイーツ、「パフェ」と「タルト」の専門店
店名の “リブラン” はフランス語で「白百合」のこと。
白百合の花言葉である「純潔、偽りのない心」の気持ちで、旬のフルーツをお客さんへ届ける。そんな意味を込めて名付けたそうです。
この名の通り、店ではフルーツをふんだんに使ったスイーツの代表格、「パフェ」と「タルト」を専門にしています。素材はできる限り全国各地の農園と直接取引し、厳選したものを使用するなど、かなりこだわっているようです。
パフェ好きなら、いちどは食べたい絶品パフェ!
可愛い見た目で超本格派!季節に合わせて変わる「フルーツパフェ」は素材の美味しさがたっぷり
まず紹介するのは「パフェ」。イートイン限定のスイーツです。メニューには通年販売のものと、季節に応じて変化するものがあります。
どちらも質の高さに定評があり、友達と訪れたり、おひとりさまでご褒美に、などと男女問わずさまざまなシーンで楽しんでいかれる方が多いそうです。
季節変わりのパフェはフルーツが盛りだくさん!
常に “旬” の果物を使用しているため、在庫が無くなった時点で販売終了。素材の希少さによっては、食べられたらラッキー!というほど “超” 数量限定販売のときもあるのだとか。
メニューの最新情報はInstagramで確認するか、電話や店頭で尋ねてみましょう。

季節のパフェ一例:8月〜「ブルーベリーのパフェ」 1,700円(税抜)
パフェに使われているジェラートはすべて自家製。中でもミルクジェラートは乳脂肪分のみの生クリームと牛乳を使用しており、超濃厚な味わいが楽しめます。

季節のパフェ一例:9月〜「いちじくのパフェ」 1,700円(税抜)
キュートな見た目とは裏腹に隙のない本格的な仕上がり具合は、たくさんパフェを食べ歩き、舌の肥えているマニアも唸らせるとか……!
季節限定にこだわらないなら、「チョコレートパフェ」をぜひどうぞ
季節問わずパフェ選びに迷うときには、まずはこれ!とパティシエがおすすめしているのが通年販売されている「チョコレートパフェ」。チョコパフェ、といえばパフェの定番フレーバーですが、もちろんただものではありません。
チョコレートは産地の違うものを複数使っており、ジェラートはチョコ・ヘーゼルナッツ・ミルクと3種類。トッピングや器の中にもたくさんの素材が詰めこまれ、食べ進めればどんどん違う味が出てきて飽きることがありません。
高さのあるパフェですが、チョコ好きはもちろんそうでなくても、1人でペロリと完食できてしまいます。フルーツパフェはもちろん定番パフェも美味しいなんて、まさに非の打ちどころがありませんね……!
現在、イートインは予約優先。WEB予約は前日17時まで、電話は当日でも受け付けているそうです。
珠玉の「タルト」にひとめ惚れ!
種類の豊富さは専門店ならでは。どれを選ぼうか、迷うのも楽しんで
もうひとつの看板商品「タルト」はもちろんすべて手作り。旬の果物たっぷりのフルーツタルトをはじめ、チョコレートやベイクドチーズ、抹茶など、スイーツ感のあるものが常時10種類ほど並んでいます。

ひとつひとつが芸術品のように美しい……!
これだけ種類があっても、15時以降には売り切れていることが多いのだとか。比較的品数が多いときを狙うのであれば、12時ごろに来店すると良いそうです。

こぼれおちそうなほど、トッピングされたフルーツにドキドキ!
通常であればイートインスペースで食べることもできますが、現在は感染症対策でしばらくの間テイクアウトのみ。(2020年9月時点)
どうしても訪問が遅くなってしまいそう……というときは「電話予約」が可能なので、お店へ連絡してみましょう。

9月の新登場「いちじくのタルト」 700円(税抜)
こちらも「季節のパフェ」同様、果物の旬に応じてメニューが入れ替わります。
最新情報はInstagramで確認するか、電話や店頭で尋ねてみてくださいね。
おすすめタルトをパティシエに聞いてみた!
どれも魅力的なタルトの中で、パティシエのおすすめは「いちごのタルト」なんだとか。

いちごのタルト ※価格は店頭で確認
しっとりザクザク感がたまらないタルト台に、艶感たっぷりのジューシーないちご。バターの豊かな風味とさわやかな甘酸っぱさが、間違いなく美味しい組み合わせです。
通年販売している定番メニューだそうですが、 “いつでも国産の農園いちごを使用している” のがこだわりポイント。
一般的にいちごの旬と知られているのは “3月~4月” ですが、収穫時期が異なる品種のいちごを全国から取り寄せているため、一年中美味しく熟したものが手に入るのだとか。
パティシエによれば、「全国で見ても、“年中国産のみの農園いちごが味わえる店舗”は他にないと思います」とのこと。その言葉に、いちごのタルトに対するこだわりと自信が感じられますね!
おまけ:これを知っておくとリブラン通!?
その① “焼き菓子” と “モンブラン” も要チェック!
パフェとタルト以外に「焼き菓子」や「モンブラン」も販売しており、それらもぜひチェックしておきたい商品。

フィナンシェやマドレーヌなど定番のものから初めて名前を聞くような珍しいものが10種類ほど。いろんなものを試せるのが嬉しい
焼き菓子はフランス、ドイツ、オーストリア伝統菓子を取り揃えており、手軽なサイズ感はお土産にぴったり!

詰め合わせのラッピングボックスもあります
小ぶりながらも濃厚な味わいの焼き菓子は、自宅で癒されるための “ご褒美スイーツ” に良さそうです。
続いてこちらがカフェ・ド・リブランの「モンブラン」。

モンブラン 600円(税抜)
唯一のタルト以外のケーキで、サクサクのメレンゲを土台に使用した個性的な形が目を引きます。高く絞られた生クリームと濃厚なマロンクリームは、メレンゲの軽やかな食感と相性抜群。こんな素敵なモンブラン、他ではきっと味わえません……!通年メニューであり、かなり人気があるそうです。
その② 実は “あの人気店” の姉妹店!
お店を運営されているのは(有)ケイシーファクトリー さん。愛知県のスイーツ業界をけん引する会社のひとつです。すでに県内に2店舗、
といった超人気パティスリーを営業しており、カフェ・ド・リブランはそれらの姉妹店になります。
ミルグレイは1996年から営業しており、茶房行山は2020年1月に開店した和風カフェ。どちらもたくさんのファンがおり、カフェ・ド・リブランはオープン前から「ミルグレイと茶房 行山のパティシエが手掛けているなら間違いなく美味しい!」と信頼を寄せる人も多かったとか。
「パフェ通な方、ぜひ一度召し上がってみてください。評価をお願いします」と、パティシエが自信をもって作るパフェとタルトの専門店「カフェ・ド・リブラン」。ほんのちょっぴり日常から離れた時間を過ごしたい方や、質の高さを大切に味わってみたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
Cafe de lis blanc カフェ・ド・リブラン
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日、第2・4月曜日
画像引用元:https://www.instagram.com/cafedelisblanc/