覚王山の参道にある老舗店「えいこく屋インド料理店」をご存知ですか。今回は、地元の方をはじめ、多くの方から愛されるこちらのお店をご紹介します。カレー屋という認知をしている方が多いものの、元は喫茶店で紅茶をメインとしていました。創業当初から変わらないメニューの中から、気になるカレーや紅茶についてお届けします。
目次
本場のインドカレーを名古屋で味わうならここ!
店内の雰囲気を演出するアンティークも気になる
地下鉄東山線・覚王山駅1番出口を出て徒歩数分の場所にある「えいこく屋インド料理店」。隣には「えいこく屋紅茶店」があり、紅茶の品揃えはどちらも同じ。同店で気になった紅茶を「えいこく屋紅茶店」で購入して帰る方もいれば、その逆の人もいるのだそう。
同店はなんと創業41年で、外観からも古き良き雰囲気が漂います。
入店すると、アンティーク家具の数々に目移りしてしまいます。経営者の方がアンティーク好きで、自宅で使用していたものをお店に移したそう。壁にはスリランカの“ろうけつ染め”が飾られていて、本場の雰囲気に近い店内でカレーを味わうことができます。
おひとりさまの席もあれば、多人数で利用できる席もあり、さまざまなシチュエーションで利用できるのも特徴の一つ。宴会や忘年会にも、いかがでしょうか。
リピーター続出のカレーセットはリーズナブル
土窯で焼くナンのモチモチ食感に感動!
人気メニューは、ランチタイムのカレーセット(税込950円)。カレー、ライスかナン、ドリンクを選ぶことができます。全部でたったの950円と、とてもリーズナブル!今回は、チキンカレー、ナン、チャイを選びました。
チキンカレーはチキンひとつひとつが大きく、食べ応えがあります。カレーをひとくち食べた時の粒々とした舌触りは、スパイスが入っている証拠。小エビ、ほうれん草など約15種類あるカレーのうち、一番人気のカレーなんだとか。
ナンは、タンドゥールというインド特有の土窯で焼いています。本場の人にとっては、食生活で欠かせないものだそう。
耳の部分がモチモチで、ちぎった時の感触に感動!ナンが大きいものの、食べ終わる時にも温かいままで冷めにくいのも嬉しい。カレーセットとは別ですが、ハーフサイズでチーズナン、キーマナン、ベジタブルナンもあります。
ナンの付け合わせにはアチャールという生の玉ねぎの漬物や、インド料理には欠かせない自家製のチャツネという調味料も!生の玉ねぎならではのシャキシャキ食感がたまりません。
チャイはインドのミルク煮込み紅茶で、紅茶の中でもイチオシだそう。鼻から抜けていく香りがよく、一度飲んだら忘れられない味わいです。ランチセットのチャイは選ぶことができませんが、チャイはジンジャーチャイ、カルダモンチャイをはじめ、数種類のラインナップがあります。
ランチタイムには、カレーがつかないチャイとナンのセットメニュー(税込700円)も。チャイをメインで楽しみたい方や、小腹を満たしたい方はこちらもおすすめですよ。
カレーはもちろん、ビリヤニ目的で訪問する方も!
カレーが人気ですが、ビリヤニというインドのピラフも人気。こちらはサラダとスープがついて800円(税込)です。
チキンを扱う料理が多いことから、チキンスープが添えられています。このスープそのものを飲むもよし、ライスにかけて食べるもよし。あまりの美味しさにファンもいるんだとか!?
カレーセットのナンと同様、アチャール(生の玉ねぎの漬物)もついてきます。また、サラダの量もたっぷり!ライスにも野菜が入っていて、ワンプレートでしっかりと栄養を摂取できるのが嬉しいですね。食べ進めると、揚げ玉ねぎやナッツがアクセントとなって甘さと食感を楽しむことができます。
気になる紅茶は、「えいこく屋紅茶店」や「えいこく屋パーラー」でお買い求めを
世界各国から輸入する数多くの紅茶から、好みのものを
同店で飲むことができる紅茶は、隣接する「えいこく屋紅茶店」や「えいこく屋パーラー」で購入が可能です。「えいこく屋パーラー」は、「えいこく屋紅茶店」を出て覚王山駅の方面へ向かう参道沿いにあります。

※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
えいこく屋インド料理店
営業時間:9:00-20:30(L.O.20:00)
定休日:火曜日
URL:公式Instagram