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白鳥庭園が「異界庭園」に大変身!
不思議や展示や催しで異界を堪能しよう
名古屋市熱田区にあり、1万1千坪の広さを誇る「白鳥庭園」。池を中心に配置した「池泉回遊式」の日本庭園で、御嶽山に見立てた築山など中部地方の自然をモチーフにした美しい風景が広がります。
そんな「白鳥庭園」では3月23日(土)から3月31日(日)まで、アートイベント「ゴエンナーレ」が開催されます。「異界庭園」と銘打たれた園内には、一風変わったアート作品が展示されるとのこと。
今回のイベントは作品や催しなどを通じて、「もののあはれ」や「見えないものへの畏敬の念」など日本人がもつ独自の感性の大切さを実感できる内容になっているようです。
摩訶不思議な催しにも注目
雅楽や朗読で不思議な世界観をいっそう演出
展示だけでなく、不思議な世界観を引き立てる催しにも注目です。例えば、宮内庁の元主席学長を中心とした地元・雅楽会の演奏(3月23日)を堪能できます。美しい庭園で聴く伝統音楽はきっと心にしみわたるはず。
茶室「汲江軒(きゅうこうけん)」では、「世見かえり譚(3月24日、30日、31日※要予約2,000円)」を実施。黄泉の国を演出した空間の中で、抹茶や振り茶の飲み比べができます。
白鳥庭園の池に浮かぶ立礼席では、坂口安吾作「桜の森の満開の下」の朗読が行われます(3月30日※要予約2,000円)。桜の木を背景に管弦楽とともに繰り広げられる朗読は、趣深い空間を創り上げることでしょう。庭師の秘話を聴きながらの「おぼろ粥席(3月24日、3月31日※要予約2,300円)」や、紙芝居の実演などもあり様々な楽しみ方ができそうです。
作って食べて、気軽に異界を楽しもう
スイーツや雑貨が不思議な世界に花を添える
イベント期間中はマルシェやワークショップも開催され、気軽に異界とふれあうこともできそうです。
3月30日(土)は、春日井市にあるチーズケーキ専門店「カフェ百時」が出店予定。名古屋市西区の「手焼きおかきや」や一宮市の「めぐみ飴本舗」など、地元の知らなかった名物にも出会えるチャンスです。
お土産に最適なのは、長野県木祖村の工芸品「お六櫛」。ハンドメイドのアクセサリーも多数販売されるとのことで、記念にゲットするのはいかがでしょうか。
ワークショップも実施されるとのことで、オリジナルの雑貨を作ることも可能です。「これより先に入らないでください」のサインである「関守石づくり(100円)」など、イベントならではのモノを作るのも面白いかもしれません。
「白鳥庭園」を舞台に開催されるアートイベント。いつもと違う雰囲気の庭園に、忘れられない思い出ができそうです。
ゴエンナーレ(白鳥庭園)
開催期間:3月23日(土)~3月31日(日)
営業時間:9:00~17:00(入場16:30まで)
料金:大人300円、中学生以下無料、高齢者(名古屋市在住の65歳以上)100円
定休日:月曜(祝日の場合は直後の平日)
URL:ゴエンナーレ 公式HP
画像引用元:https://www.goennale.com/