奇祭として全国的にも有名な「国府宮はだか祭」。
毎年2月に開催されますが、今年もいよいよシーズン到来です!
ところで「はだか祭」ってどんなお祭り?
この「国府宮はだか祭」と呼ばれるお祭りは、正式には「儺追神事(なおいしんじ)」という名前のお祭りです。
約1,250年前の奈良時代に、悪疫退散の祈祷をしたことから始まったとされています。
「儺追神事」は、毎年旧歴正月13日に開催されます。
厄年の男性をはじめとした何千人ものフンドシ姿の裸男が、「儺追人(なおいにん)」と呼ばれる男性に触るため、ぶつかり合いのバトルが毎年繰り広げられます。
「儺追人」に触れることで厄を落とすことができるそうなのですが、冬の寒さを忘れるくらいに熱気に溢れます!
また、裸男たちは、「儺追笹」と呼ばれるものを奉納しに本殿へ入っていきます。
この「儺追笹」に付けられた「儺追布(なおいぎれ)」は、厄除けのお守りになるとか。
お祭りの際に配られたり、神社で購入できたりするので、はだか祭りを見に行枯れたら要チェックのアイテムですよ。
今年のはだか祭りは2月20日(日)!前日には大鏡餅の奉納も
はだか祭りは、「儺追神事」より以前から、様々な神事が執り行われます。
特に見ごたえのある神事「大鏡餅の奉納」は、儺追神事のお供え物である大鏡餅を本殿へ奉納する一大イベント。重さ約4トンの大鏡餅をクレーンでお供えするシーンは圧巻です!
全国的に有名なこの「はだか祭り」、平日に重なることも多く、行ったことのない人も多いのではないでしょうか。
今年は日曜日に行われるということで、絶好のタミング。
ぜひ今年は生で見て、今年の厄を払いましょう!
国府宮はだか祭り(尾張大国霊神社)
開催日時:儺追神事(はだか祭) 2016年2月20日 15:00〜
その他の神事についてはHPをご確認ください。
http://www.konomiya.or.jp/main/