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浜松科学館「みらいーら」って一体どんなところ?
コンセプトは“科学×挑戦の活動基地”
新しくなった浜松科学館「みらいーら」は、“自ら考え、対話し、行動する、【科学×挑戦】の活動基地”をコンセプトに掲げています。名誉館長には、浜松市出身でノーベル物理学賞を受賞した天野浩氏が就任。「子どもたちの“科学する心”を育て、幅広い世代の人たちに科学に興味を持ってもらう場所にしたい」とコメントしています。
また、科学館の愛称である「みらいーら」は、「未来」に静岡の方言でも使われている「~ら(推量表現)」を組み合わせたもの。これからも明るくて良い未来になってほしい、という願いも込められています。
世界初!人工知能(AI)の対話機能を導入した科学館
「みらいーら」では館内での体験をより充実させるために、科学学習情報システムを導入。展示物の説明は、人工知能(AI)を備えた「コンパス君」が解説してくれます。質問にも対応してくれるので、人工知能についても理解を深めることができるでしょう。
新しくなった展示内容をチラ見せ!
ショーは毎日開催:みらいーらステージ
中2階にある「みらいーらステージ」では、サイエンスショーが毎日行われます。三角形のスクリーンが三面設置されているので、上層階からもショーの様子を見ることが可能。名物サイエンスパフォーマーを招いたショーも開催されるので、科学について楽しく学べますよ。
科学の力と触れあえる:展示コーナー
展示コーナーは「自然・音・光・力・宇宙・新技術」の6つのコーナーに分かれ、浜松の豊かな自然や地域産業を絡めた内容となっています。「新技術」のコーナーでは、静岡大学や地元企業で行われている研究開発に関する展示も見ることができます。
また音・力のゾーンでは、スズキ自動車やヤマハなど、浜松の地域産業を担う企業の先端的な技術を紹介。さまざまなジャンルを集めた展示コーナーは、大人から子どもまで楽しめるでしょう。
ライブのような迫力:プラネタリウム
リニューアル前から高い人気を誇るプラネタリウム。今回のリニューアルで最新の音響映像設備を導入し、臨場感あふれる星空・宇宙体験ができるようになりました。
なかでも注目なのが、当日の星空をもとに星空解説員が説明するコーナー。来館者とコミュニケーションをとりながら解説してくれるので、宇宙への興味を深めることができるでしょう。
屋外にあるサイエンスパークでは、天野氏が開発した青色LEDで道を照らす「天のリバー」も出現。館内だけでなく外でも神秘的な空間を体験できちゃいますよ。
ショップや体験コーナーにも注目!
気軽に立ち寄れる:カフェ・ミュージアムショップ
展示ブースだけではなく、館内にあるカフェとミュージアムショップもおすすめです。カフェ「SOW」では、発酵食材を使ったメニューや「地層ティラミス」など科学に関するネーミングのデザートなど、思わずわくわくしてしまうものばかり。本が読めるライブラリースペースもあるので、小さなお子様と一緒でも楽しめます。
ミュージアムショップには、好奇心をくすぐるような商品が揃っています。どちらも入場料がかからない無料のゾーンになるので、ちょっと休憩したい方も気軽に立ち寄れますよ。
ワークショップに参加しよう:ものづくりラボ・サイエンスラボ
リニューアルに伴って、観察・実験・工作ができる「ものづくりラボ・サイエンスラボ」を改装し、参加型ワークショップもパワーアップ!手を動かして考えることを大切にし、土日・平日問わず多くのプログラムが開催されます。ワークショップで作ったものは持ち帰ることができるので、訪れた際にはぜひ参加してみてくださいね。
約1年の時間をかけて、全面リニューアルをした浜松科学館「みらいーら」。展示コーナーやサイエンスショー、ものづくりラボなど、さまざまな角度から科学について学ぶことができます。子どもだけでなく大人の方も思わずテンションが上がってしまうかもしれません。この夏の思い出に、足を運んでみてはいかがでしょうか?
浜松科学館「みらいーら」
営業時間:9:30~17:00 (入場は16:30まで)
夏季の一部の期間:9:30~18:00 (入場は17:30まで)
※2019年は7月20日から9月1日まで
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(12/30~1/2)ほか
URL:浜松科学館「みらいーら」公式HP
画像引用元:https://www.mirai-ra.jp/、https://hamamatsu-daisuki.net/