目次
地元で愛されている老舗和菓子屋「菊里松月」
大衆的な和菓子が親しみのある老舗和菓子屋さん
名古屋市中区、 新栄町駅と吹上駅の間にある旧飯田街道(国道153線)。その交差点近くにある白い建物が「菊里松月」です。創業は大正12年(1923)、名古屋老舗の和菓子屋として地元の人に長く愛され続けています。
お店の裏は和菓子工場。職人が早朝に作った和菓子を鮮度や品質管理に注意を払い、その日限りで販売しています。そのため、店前はいつも小豆を炊く甘い香りやおまんじゅうを蒸す心地よい香りが漂っているんですよ。

「西尾抹茶のお茶どら(通年販売)」
店には名古屋名物・ういろうや鬼まんじゅう、おはぎ、どら焼きなどスタンダードな和菓子がたくさん。すべて国産素材にこだわり作っているそうです。老舗でありながらも決して格式ばることなく、地元の人の日常に溶け込む気楽な雰囲気の和菓子たち。家族の団欒や日々のおやつにぴったりな素朴さが魅力です。
さまざまな形で季節を楽しむ「旬の和菓子」が人気
秋は大地の実りを活かした「栗」がいっぱい!
さらに “文化・風習” を大切にしたいという思いから、四季折々の “旬の和菓子” を時節に合わせて多数取り揃えています。同じ素材を使っていても製法を様々に変えており、食べるのはもちろん見ているだけでも楽しくなれる素敵な仕上がりです。
秋である今は旬の「栗」を使った和菓子だけで、なんと8種類も!
写真の左端から、
- 栗きんとん
- 栗ごもり
- 栗ういろう
- 栗しぐれ
- 栗むし羊羹
- 栗おはぎ
- びっ栗大福
- 小倉栗ういろう
使っている栗は国産の大粒栗で、甘露煮は自家製のものだそう。ひとつの和菓子屋さんで、こんなにたくさん栗の和菓子に出会えるのは楽しいですね。
お菓子ではありませんが、「栗おこわ」も注目の品。

「栗おこわ」650円(税抜)
ふっくらもちもちのお赤飯の中に甘い栗の実。長年の和菓子作りで培われた “餅米を扱う技術” を存分に発揮して、丁寧におこわを炊き上げています。家では決して作れない、老舗和菓子屋だからこそできる 美味しい栗おこわ。ぜひ一度味わってみてください。
10月31日までの限定販売!「かぼちゃの鬼まんじゅう」

「かぼちゃの鬼まんじゅう」
10月16日〜10月31日までの期間限定で「かぼちゃの鬼まんじゅう」が販売されています。
一般的なさつま芋の鬼まんじゅうとはちょっと違って新鮮。かぼちゃのホクホク感にもっちりした生地は、もちろん相性抜群です。
販売最終日の10月31日といえばハロウィン。今年はかぼちゃの和菓子で楽しんでみるのはいかがでしょうか?
大人気の「草餅」も販売スタート

「草餅」220円(税抜)
10月23日からは「草餅」の販売が開始されます。菊里松月の草餅は絶品で、お客さんからの問い合わせがとても多いのだとか。
秋〜春にかけて取り扱う人気商品なので、こちらもぜひ味わってみてください。
足を運べば、常に季節を感じられること間違いなしの和菓子屋さん「菊里松月」。旬の和菓子に癒されたくなったら、新栄のお店まで訪れてみてください。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
菊里松月
営業時間:8:30~16:00
定休日:不定休(公式サイトでお知らせ有)
URL:公式サイト
画像引用元:https://kikuzato-shogetsu.com/