固めプリン派は見逃せない！名古屋の「喫茶ゾウメシ」のレトロかわいい王道プリン

味噌屋が営む「喫茶ゾウメシ」とは？

名駅から北へ徒歩15分ほど。ゆっくりと落ち着ける純喫茶

名古屋市営地下鉄の亀島駅から、ノリタケの森沿いに歩くこと約10分。名古屋駅から行くなら北に向かって徒歩15分ほどで到着するのが、かわいらしいゾウさんが目印の「喫茶ゾウメシ」です。

ランチからデザートまで独特の世界観が支持されているカフェ「ぞうめし屋」の2号店として、2017年9月にオープンしました。

店内ではパッケージのイラストがかわいらしい今井醸造の味噌も販売中

喫茶ゾウメシを運営するのは、なんと味噌屋さん。愛知県西尾市の今井醸造が、「良いものを作っている自信はあるから、もっと発信していきたい」との思いでスタートさせた移動販売車が話題になり、「ぞうめし屋」に続いて「喫茶ゾウメシ」が誕生したのです。

味噌を使った食事メニューはもちろんのこと、こだわりと愛情を込めて作られたスイーツが人気となり、これまで純喫茶に馴染みがなかった若い世代も足を運んでいるのだとか。

北海道産のミルクを使ったソフトクリーム（税込345円）

革張りのソファをぬくもりのあるライトが照らす店内は、ノスタルジックな雰囲気。リラックスしながら居心地の良い時間を過ごせます。

固めプリン好きが唸る。王道のカスタードプリン

卵の濃厚な甘みとカラメルのほろ苦さがたまらない

最近あらためて注目されている喫茶店のスイーツといえば、「固め」のプリン。一時期はとろとろでふわふわなプリンが流行したものの、懐かしさを感じる昔ながらの王道プリンが再び人気を集めています。

「喫茶ゾウメシ」でも、最近注目されているのは昔ながらの「カスタードプリン」（税込453円）なんです。器を動かすとふるふると揺れるプリンからは、しっかりとした固さがありながら弾力のある質感がわかるほど。ところどころに顔をのぞかせているのは、香り豊かなバニラビーンズです。

スプーンを当ててみると、はね返すような弾力と重みのあるむっちりとした感触を伝えてくれます。一口食べてみると、独特の舌触りにつるんとなめらかなのどごし。岡崎のブランド卵を使っていて濃厚なプリンの味を、ほろ苦のカラメルソースが引き立てます。

喫茶ゾウメシのプリンの隠し味は、なんと「みりん」。味噌屋さん生まれの喫茶店らしい調味料を組み合わせることで甘さに奥行きが生まれ、何度でも食べたい味に仕上がっているのです。

カラフルなクリームソーダやこだわりのデザートに一目惚れ

喫茶ゾウメシが丁寧に作ったメニューはどれも見逃せない

喫茶ゾウメシには、カスタードプリン以外にもこだわって作られたデザートメニューがたくさん。カラフルな「クリームソーダ」（税込540円）は、赤・青・緑の三色から選べます。かわいらしいゾウさんクッキーは、プラス86円（税込）でトッピング可能です。

お店のオーナーおすすめのドリンクメニューは、左側「西尾抹茶のカフェラテ」（税込540円）。意外な組み合わせながら、珈琲と抹茶の二層を混ぜて飲むとその風味の広がりにびっくり。珈琲が抹茶のやさしい甘みを引き出しています。

暑い日におすすめなのが、季節限定メニューの「コーヒーゼリー」（税込540円）です。コーヒーゼリーの上には、アーモンドの香りが効いているミルク味の冷製菓子・ブラマンジェ。コントラストが美しい二層の上に、カプチーノアイスとピスタチオがトッピングされています。

ほんのり苦味があるゼリーとブラマンジェの豊かなハーモニーが届けてくれる、上質なデザートタイムをゆっくり楽しみましょう。

カスタードプリンをはじめお店のスイーツは、夕方に売り切れてしまう日もあるのだとか。心配な方は早めの時間帯がおすすめです。

もちろん、サンドイッチや味噌を使ったお食事メニューも要チェック。期間限定のスイーツ情報もゲットできる公式Instagramを確認してみてくださいね。

子どもから大人まで、世代を超えて愛される名古屋の固めプリンはここで決まり！新しいけれど懐かしいスイーツと一緒に、「喫茶ゾウメシ」で穏やかなひとときをどうぞ。

喫茶ゾウメシ
営業時間：平日 10:00〜18:00（L.O.17:00）／土日祝日 10:00〜21:00（L.O.20:00）

定休日：毎週火曜

URL：喫茶ゾウメシ 公式Instagram

住所：名古屋市西区菊井1-24-13

画像引用元：https://www.facebook.com/zoumeshiya,https://www.instagram.com/kissa_zoumeshi/