「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などの名作漫画を遺し、2015年11月に亡くなった水木しげるさん。
そんな水木さん追悼の意を込めた『ゲゲゲの人生展』の全国巡回が昨年より始まり、4月28日からは「松坂屋美術館」で開催されます。
催しでは原画の展示のほか、アッと驚くしかけがあるコーナーなどが用意されているとか。ちょっと怖くて不思議な水木ワールドに浸ってみるのはいかがでしょうか。
目次
妖怪漫画のパイオニアの足跡をたどる!
貴重な原画や心にしみる言葉で水木ワールドに浸ろう
「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などの漫画を手がけ、“妖怪漫画”というジャンルを確立させた水木しげるさん。
2015年11月に亡くなった水木さんの追悼イベント『ゲゲゲの人生展』が、昨年の東京会場を皮切りに全国巡回中。4月28日からは「松坂屋美術館」で開催されます。
本イベントでは水木さんが生涯にわたり描いた作品の展示のほか、書斎の再現、水木さんが残した名言が随所に散りばめられているとのこと。作品の魅力がぎっしり詰まった内容になっているようです。
また、展覧会に合わせてオリジナルの文具やお菓子が買える「ゲゲゲの百貨店」も併設。魅力をたっぷり知った後は、きっと愛嬌あふれる妖怪グッズが欲しくなっているはずです。
生涯にわたり絵を描き続けた漫画家
幼少期の作品から貴重な作品がズラリ
本イベントでは、幼少期から晩年まで各時代に描いた作品がズラリと並ぶとのことです。
こちらは10代の頃に描いた作品の数々。幼いころより才能を発揮していた水木さんは、新聞にも「天才少年画家あらわる」と写真付きで報道されたとか。
水木さんを語るうえで切り離せないのが戦争体験。片腕を失い九死に一生を得た経験や、現地の人たちとの交流など、その後の人生に大きく影響を与えたようです。
そしてこちらがお馴染みの「鬼太郎」や「悪魔くん」の原画の数々。アニメは観たことがあっても、直筆の絵を観たことはないという人も多いのではないでしょうか。
原画以外にも見どころ満載
名言や不思議な書斎、“ゲゲゲの女房”のインタビューも
『ゲゲゲの人生展』では作品以外の楽しみもあるとのことです。
「なまけ者になりなさい」、「けんかはよせ腹がへるぞ」など独特な名言の数々を残した水木さん。随所で発見できる言葉から、人生のヒントが見つかるかもしれません。
水木さんの書斎をプロジェクターで再現したコーナーもあるそうです。何と妖怪が現れるとか!?
50年以上にわたり水木さんを支えてきた“ゲゲゲの女房”こと夫人の武良布枝さんのインタビューも放映。誰よりも知る人物から、どんなエピソードが語られるのか楽しみですね。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者として、日本一有名な妖怪漫画家水木しげるさん。その生き方や考え方まで知っているという人は少ないはず。イベントに行ってその魅力を知ったならば、きっと帰りには書店で水木作品を手にしていることでしょう。
ゲゲゲの人生展
営業期間:4月28日(土)~6月10日(日) 営業時間:10:00~19:30 ※最終入館は閉館30分前、6月10日は18:00まで
料金:一般1,000円 高大生800円 中学生以下無料
URL:ゲゲゲの人生展 公式サイト
画像引用元:https://www.facebook.com/%E8%BF%BD%E6%82%BC%E6%B0%B4%E6%9C%A8%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B-%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E5%B1%95-1237685942976354/