そこは究極の癒し空間!?「森、道、市場」の中の人に話をきいてみた

そこは究極の癒し空間!?「森、道、市場」の中の人に話をきいてみた

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東海地方を中心に8回目の開催となる「森、道、市場」。フェスでもない、マルシェでもない、けれど素敵なモノと美味しいごはん、素晴らしい音楽がある。そんな「森、道、市場」の運営を支えるボランティアスタッフの山田卓哉さんにお話を伺ってきました。

知っている人は知っている!「森、道、市場」

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素敵なモノと美味しいごはん、素晴らしい音楽がある「森、道、市場」

「森、道、市場」は、モノとごはんと音楽の市場。

「空間」というワードをコンセプトに、土地がもつ魅力や時代の変化を五感で感じることのできる空気感(空)と、人と人、自然、食、音楽、作品といったそれぞれの関係性(間)に気持ちの良い距離感や心の変化が生まれてくることを大切にする。「森、道、市場」は、そんな「空間」をバランスよく調和したイベントなのです。

そんな「森、道、市場」には、全国から素敵なモノやおいしいごはんを置くお店が300以上集う市場と、ジャンルを問わず素晴らしい音楽が複数のステージで演奏される野外イベント、開催地によってはキャンプインが可能なスペースも用意されています。
 

フェスでもマルシェでもない、「森、道、市場」というジャンル

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「森、道、市場」を一言であらわすなら?「癒し、ですね」

公式HPや主催者の方のインタビューなどを見ていると、「こだわりの、本当に良いと思えるものだけが置いてある市場。新しい考え方や生き方に出会える場所。そこでは目に見えるモノだけが買えるわけじゃない」といった言葉がよく目に入ります。

「森、道、市場」初心者の筆者は、イベントの運営を支えるボランティアスタッフを仕切る山田卓哉さんに、「森、道、市場」はそういう場所という認識でいいのかと尋ねると、少し意外な答えが返ってきました。

山田さん:まじめな言い方をしたら、そういうことだと思います。でもそれは大義名分。実際に「森、道、市場」に行ってみればわかると思うのですが、「森、道、市場」の魅力は、小難しいことではなく、「究極の癒し空間」だと思います。一体感があるフェスや、お買い物をしに行く場所であるマルシェが一緒になったのが「森、道、市場」でですが、そのどちらでもない。「森、道、市場」というジャンルが存在するんです。

「究極の癒し空間」とはなんとも魅力的。では、「癒し」というのは具体的にどういうことなのでしょうか。

山田さん:たとえば音楽で言うと、ジャンルもそうですが、空間全体の雰囲気も相まってついつい目を閉じたくなるくらい優しいメロディーの曲が多いんです。出店している人たちも、ゴリゴリにモノを売っているとかじゃなく、本当にいいモノを丁寧に扱っているのが伝わってくる立ち居振る舞いなんです。私はスタッフですが、できればなにもしないで、草原に寝っ転がってお酒を飲みながら目を閉じていたい…そう思うくらいゆったりとした空気が流れているんです。

ある意味、非日常みたいなモノなのでしょうか。

山田さん:そうですね、非日常を演出しているとは思います。例えるなら、自分の街にあるお気に入りのお店の空間が、無限に広がっているようなイメージですね。親子がただ散歩していたり、キャンプサイトで純粋にキャンプを楽しんでいる人もいますが、その人たちがBGMとして聞いている音楽は、有名なバンドの生演奏。そんな空間です。こんな贅沢、ほかにはないですよね。

「森、道、市場」はフェス、マルシェ、キャンプ場がひとつに集まったような場所。でもそのどれとも言えない、「森、道、市場」という空間、ジャンル。ぜひ自分の目で確かめてみたいですね。
 

「森、道、市場2017 ~行き交う色と、ふたつの場所~」の魅力

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 前夜祭を含め、3日間の開催。今年の「森、道、市場」はどうなっているの?

東海地方を中心に開催してきた「森、道、市場」ですが、今回も愛知県蒲郡市にある、ラグーナビーチでの開催。日程は、前夜祭を含め2017年5月12日から14日までの3日間です。

これまで海や山など、場所を移しながら開催してきた「森、道、市場」ですが、今年のサブタイトルは「行き交う色と、ふたつの場所」。この「ふたつの場所」とは何を指すのか、山田さんに伺いました。

山田さん:これは海と遊園地のことです。今年は、隣接する遊園地ラグナシアも貸し切りにして、会場として使わせていただいています。だから今年の「森、道、市場」は、海エリア、遊園地エリア、キャンプサイトと3つエリアがあることになりますね。

遊園地エリアは、必要なのは入場チケットのみで、当日は園内の乗り物も乗り放題だそう。お子さん連れに人気となりそうです。

さらに「森、道、市場」の公式HPを見てみると、食をテーマとしたパフォーマンスイベント「EAT BEAT!FIRE」や、東海地方では初の公演となる、音と布と光のサーカス「仕立て屋のサーカス」など楽しそうなイベントがたくさん。山田さんの気になっているイベントも「仕立て屋のサーカス」とのこと。

ただ、各イベントでは「森、道、市場」の入場チケットとは別に、それぞれの参加料が必要となります。「森、道、市場」の中で行われるイベントということもあって見落としやすいポイントなので、ぜひ公式HPをチェックして、気になるイベントの入場チケットも手に入れておきましょう。
 

「森、道、市場」は誰にも知られたくない、自分だけのお気に入りの場所

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だれに「森、道、市場」に来てほしいか?「本当は秘密にしておきたいですね。」誰にも知られたくない秘密の贅沢

「森、道、市場」を一言であらわすなら?という質問に「癒し、究極の癒し空間」と答えてくださった山田さん。そこで、いままで「森、道、市場」を知らなかった人に「癒し」の空間をどのようにおすすめするのか尋ねてみました。すると「森、道、市場」が大好きな山田さんらしい答えが返ってきました。

山田さん:僕は、知られたくないですね。行けなくなったら困るから。知られなくてもいい、贅沢をしたい場所なので。でも、より良い空間に、自分たちが楽しめる場所にした結果、いろんな人に知られていってしまうのだろうなとも思っています。「森、道、市場」は本当は知られたくない、それくらいとってもいい場所ですね。

2011年の最初の開催から、昨年の「森、道、市場 ~つながる空と色を探しに海へ~」まで年々来場者数は増加。山田さんが秘密にしておきたい「森、道、市場」の良さは、着実に広まっているよう。

さらに今年も「森、道、市場」には、「リトルオキナワ」、「暮らす、食べる、糸島」、「台湾日和」などと各地の良いモノや美味しいごはんが集まります。糸島や沖縄は遠くてなかなか行けない、でもその魅力が「森、道、市場」に集結するとなれば、この機会を逃すわけにはいきませんよね。

 

イベントに運営として携わる山田さんにとって「森、道、市場」は究極の癒し空間だったんですね。素敵なモノと美味しいごはん、素晴らしい音楽がある、それだけで充分魅力的。でもその「森、道、市場」に携わる人たち、その場所を愛して集まってくる人たちも、きっと素敵なんだろうと思います。あなたも、「森、道、市場」に足を踏み入れてみませんか?
 


森、道、市場2017 ~行き交う色と、ふたつの場所~
開催日:2017年5月12日~5月14日

URL:森道市場2017 公式サイト

住所:愛知県蒲郡市 海陽町2-39

 

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