昭和24年5月に完成して以来、地元の人を中心に多くの人に愛されてきた「名古屋競馬場」。移転後の跡地には、選手村が作られるそうです。
地方競馬場の「名古屋競馬場」
1949年に開設された地方競馬場である「名古屋競馬場」。地元の人達からは、かつて同じ区内にあった土古(どんこ)町から名前を取って、「どんこ競馬」や「どんこ」と呼ばれています。
名古屋競馬場は、あおなみ線「名古屋競馬場前」駅から徒歩3分とアクセスが抜群であり、約700台駐車できる無料駐車場も完備。入場料も100円からと、誰もが気軽に競馬を見に来れるように配慮されています。
さらに2013年からは、名古屋競馬場で行われるレースの馬券をインターネットで購入することも可能となり、競馬場に行かないでもレースを楽しめるようになりました。
弥富市へ移転&跡地には選手村が建設予定
観客席の老朽化が進む名古屋競馬場は、競争馬の厩舎や練習馬場がある、弥富トレーニングセンターへ移転することが決定しました。ネット販売による売上が大きく、直接競馬場に来て馬券を購入する人が1割程度にとどまったため、郊外に移転しては問題ないと県競馬組合が判断し、決まったそうです。2017年度から移転に着手する見通しとのこと。
また、名古屋競馬場の跡地には、2026年に開催される「アジア競技大会」の選手村が建設される予定だそうです。選手村には、約1万5千人が泊まれる宿泊施設のほか、食堂やトレーニング施設といった、アスリートや関係者らをサポートする施設が建てられます。
長年、地元の人々から愛され続けていた「名古屋競馬場」。
今後の続報が待たれます。
名古屋競馬場
URL:名古屋競馬場 公式ページ
住所:愛知県名古屋市港区泰明町一丁目1番地
画像引用元:https://www.facebook.com/pg/758keiba/photos/?ref=page_internal