目次
中村区のあらまし
【東部】 中部エリア最大の商業・ビジネスの街(名古屋駅周辺~亀島・中村区役所)
中村区と聞いて一番に思い浮かぶのが中村区東部エリア。愛知県の玄関口でもある名古屋駅は、土日・平日問わず多くの方が利用しています。
数多くの商業施設や高層ビルが立ち並ぶこのエリアは、リニア中央新幹線の開業に向けて、再開発事業が進められています。事業の一環として、大名古屋ビルヂングやJRゲートタワー、グローバルゲートなどの施設が開業したほか、最高層となる分譲タワーマンションも着工され、より華やかなエリアに発展していくでしょう。
【北西部】(本陣~中村日赤)
北西部は、中村公園を中心に歴史にまつわるスポットが密集している地区。豊國神社や歴史博物館などもあり、地元の方だけではなく、観光で訪れる方も多いそうです。
また、中村公園を中心に住宅街が発展しており、区内でも小学校が多い地区となっています。
【南西部】(中村公園~岩塚)
かつて、東海道の宮の宿から桑名宿の迂回路として使われていた「佐屋街道」がある南西地区。住宅街でありながらも古民家も多く残っており、屋根の上に祠を祀った「屋根神様」がある家も見かけられます。
南西部含めた西エリアは、名古屋駅から近い場所に位置しているため、ファミリー層はもちろん、二人暮らし・ルームシェアをする方におすすめのエリアになります。
交通
地下鉄・バス・新幹線、すべてが揃う利便性の高さ
主要となる名古屋駅は東海道新幹線のほか、あおなみ線や地下鉄(東山線・桜通線)など多くの路線が通っています。名古屋鉄道や近畿日本鉄道もあるため、通勤・通学で乗り換える方も多いです。
名古屋市バスターミナルのほか、市内最大のバスターミナル「名鉄バスセンター」や名古屋駅西口(太閤通口)からはツアーバスや高速バスも発着しているため、ちょっとしたお出かけにも最適。
また、中村区西部エリアは東山線が南北に通っており、八田駅からは10分ほどで名古屋駅に到着できます。駅が近くにないエリアも市バスが走っているため、交通アクセスに困ることはあまりありません。
車や自転車があるとより快適
名古屋駅に出やすいため、車がなくても問題なく過ごせる中村区ですが、スーパーが近くにない場合は、車や自転車があると助かります。名駅入口ICもあるので、車で旅行やお出かけするのにも便利です。
ただし、駐車場代が少し高い傾向があるので、アパートなどを借りる際に管理費用がどの程度になるかも確認しておくと良いでしょう。
公共施設
中村区役所
生活の相談や税金の手続きなど、さまざまなシーンで利用する区役所。地下鉄・市バス・名鉄バスからアクセスすることができ、桜通線の中村区役所駅、市バス「中村区役所」、名鉄バス「中村区役所東」から歩いてすぐ側にあります。
また、区役所では子育て中の親子が楽しく交流できる場としてイベントも行われています。申し込みの必要はなく、自由に入退場ができます。乳幼児向けのイベントもあるため、気軽に足を運んでみてくださいね。
中村図書館
中村図書館は区の中央エリア、中村公園敷地内にあります。中村区にゆかりが深い豊臣秀吉と加藤清正に関するコーナーも設けられています。
赤ちゃんから小学生まで参加できる「おはなし会」や、工作教室も毎月開催されています。おむつ替えスペースもあるので、小さなお子さまと一緒でも安心して楽しめますよ。公園を散歩した際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
開館時間: 9:30~19:00
休業日:第1・第3月曜日 (祝日の場合は開館し、翌日休館)、12月29日から1月4日まで
URL:公式サイト
住所:愛知県名古屋市中村区中村町字茶ノ木25番地 中村公園文化プラザ1F
中村スポーツセンター
中村公園東側に隣接している中村スポーツセンター。球技向け・武道向けの競技場のほか、温水プール、トレーニング室、ランニングコースなど施設も充実。名古屋駅に近くアクセスしやすいため、全国大会なども数多く開催されています。地下鉄で訪れる場合は、中村日赤駅からのアクセスがおすすめです。
温水プールやトレーニング室は一般の方も利用可能。1回あたり300円~500円からで、回数券や定期券も販売されています。「スポーツジムに行くのは大変だけど、ちょっと運動したいな…」と思ったときにピッタリです。
営業時間:土曜日〜木曜日9:00~21:30、日曜日・祝休日9:00~18:00
※施設により時間が異なります
定休日:1・3・5月曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
URL:公式サイト
住所:愛知県名古屋市中村区中村町字待屋43番地の1
休日のお出かけスポット
ノリタケの森
公園、レストラン、ミュージアムなどが楽しめるノリタケの森。東山線亀島駅から徒歩5分の場所にあります。
ここは日本を代表する陶磁器メーカー「ノリタケ」が、創立100周年の記念として開設した施設。陶磁器の製造工程や名品を見学できるほか、絵付け体験ができるワークショップも楽しめます。
ノリタケスクエア名古屋では、ノリタケの食器やキッチン用品を購入できます。名古屋駅の近くにありますが、緑が多く穏やかな時間を過ごせます。
営業時間:10:00~18:00
※ウェルカムセンター・クラフトセンターは17:00まで、レストランは11:30~16:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は、翌平日)、年末年始
URL:公式サイト
住所:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
大一美術館
中村区鴨付町にあるガラス工芸美術館です。エミール・ガレやドーム兄弟、デイル・チフーリの作品を中心に展示しており、企画展なども開催されています。
グッズショップでは、花器やワイングラスといったガラス製品はもちろん、ポストカードやガラスアクセサリーなどさまざまなグッズが販売されています。通信販売もしているので、気になるアイテムがあれば問い合わせてみてくださいね。
営業時間:10:00 ~ 17:00 ※最終入場時間は16:30
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は、翌平日)
入館料 : 大人800円、大学・高校生600円、中学・小学生400円
URL:公式サイト
住所:愛知県名古屋市中村区鴨付町1-22
中村公園
豊臣秀吉の生誕地にちなんで造られた中村公園。桜はもちろん、4月下旬から楽しめる藤棚のスポットとしても有名です。花見や夏祭りなど、季節にちなんだイベントも開催されています。
また、公園内には図書館や中村文化小劇場が入った複合施設も。ちょっとしたお散歩でも、時間を余すことなく楽しめますよ。
中村区の見どころ:中村区が生んだ2人の武将とともに歴史を味わう
豊國神社
中村公園内にある豊國神社は、明治18年に創建されました。豊臣秀吉と加藤清正を祀っており、出世や開運、茶道、建設の神として、地元の方をはじめ全国からも多くの方が訪れています。
毎月9日・19日・29日には、豊國神社参道で「九の市」を開催。野菜・生花・鮮魚のほか、雑貨やスイーツ、ワークショップなどが出展されています。
名古屋市秀吉清正記念館
中村区が生んだ武将である豊臣秀吉と加藤清正。2人に関する資料を集め、展示している歴史博物館は中村図書館と同じ建物内にあります。
豊臣秀吉の出世から滅亡までの状況に加え、加藤清正を代表とする尾張の武将たちについても紹介しています。
周辺には秀吉や清正の生誕地を表す碑も。豊国神社と合わせて、歴史散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、第4火曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
URL:公式サイト
住所:名古屋市中村区中村町茶ノ木25 中村公園文化プラザ2階
都会と下町の街並みが共存する中村区。地下鉄を使えば、名古屋駅まで10分ほどなので通勤・通学はもちろん、休日のお出かけにも最適です。ご自身のライフスタイルに合わせて、住みたいエリアを見つけてみてくださいね。
※営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
画像引用元:https://www.city.nagoya.jp/nakamura/index.html、https://www.noritake.co.jp/mori/info/、https://www.daiichi-museum.co.jp/、http://nakamura-park.com/