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「喫茶ニューポピー」ってどんなお店?
2019年1月に四間道へ移転オープン。蔵造りのレトロな喫茶店
「喫茶ニューポピー」があるのは「四間道」(しけみち)。江戸時代に建てられた町家や白壁の土蔵などが立ち並ぶ歴史的エリアであり、街並み保存地区にも指定されています。
地下鉄の丸ノ内駅または国際センター駅から歩いて5~10分程度。名古屋駅からは徒歩20分弱で行けるので、お散歩しながらお店を訪ねるのもいいですね。
四間道を円頓寺商店街に向かって歩いていくと、白壁の合間に奥へと続く石畳を発見!蔵のように見えますが、この階段の先にあるのが「喫茶ニューポピー」です。
蔵を改装したお店は、3階まで席がたくさん。店内の中央が吹き抜けなので天井が高く、開放感も抜群です。新しいのにどこか懐かしい雰囲気で、思わず長居したくなっちゃうかも。
純喫茶の魅力と言えば、やっぱりコーヒー
「喫茶ニューポピー」の名は、オーナーのご両親が2010年までの34年間営んでいた「喫茶ポピー」に由来するそう。一度は閉店したものの、ご子息であるオーナーがその想いを引き継いで伏見に「喫茶 神戸館」を開き、2019年1月に移転したタイミングで看板を新たにしました。
「喫茶ポピー」から受け継がれてきた純喫茶の主役、コーヒー。深煎りの「ポピーブレンド」と浅煎りの「ニューポピーブレンド」の2種類のコーヒー(どちらも税別550円)があり、お店の方が丁寧に淹れてくれた挽きたての一杯を楽しめます。
2019年7月からは、新しいお土産がスタート。暑い夏におすすめの「水出しパック」(各・税込216円)に使われている豆の種類は、東ティモールとコロンビアピーベリーです。お店のおいしいアイスコーヒーを家でも簡単に楽しめるので、プレゼントや自分へのちょっとしたご褒美にもいいですね。
鉄板の上にのって登場!進化型の小倉トースト
アツアツ小倉トーストに染み込むひんやりアイス
今話題を集めているメニューと言えば、「鉄板小倉トースト」(税込810円)。ゴマがたっぷりと練り込まれた食パンの表面には小倉あん、その上にバニラアイスとナッツがトッピングされています。
熱々の鉄板が激しく音を立てながらテーブルに到着。自家焙煎した濃いめのコーヒーシロップを上から垂らすと、一気に湯気が立ち上がります。
ひと口食べると、カリカリのトーストに染み込んだクリーミーなアイスが、口の中にジュワ……! 熱さと冷たさ、小倉あんの甘さとコーヒーの苦味が織りなす食感と味のハーモニーは、喫茶ニューポピーでしか出合えないおいしさ。シロップの甘さが控えめで、ゴマとナッツの香ばしさがアクセントになっているので、ペロリと完食できちゃいます。
ちなみにこの「鉄板小倉トースト」は11:30から提供されているメニューなので、ご注意ください。
長く愛されてきた名物モーニングもおすすめ
隠し味が効いたカレーモーニングも絶品
名古屋の喫茶店グルメといえば、やっぱりモーニング。同店のモーニングタイムは毎日8~11時です。
モーニングメニューの中でも、こちらの「カレーモーニング」(飲み物代+500円)に注目。なんとコーヒーで炊きあげているお米は、茶色く艶があってしっとり。ほんのり香ばしく奥深い味わいを楽しめます。
飲み物代だけでトーストとゆで卵、サラダがセットでついてくるお得な「トーストモーニング」も、定番メニュー。プラス100円で、トーストに小倉あん、またはローゼルジャムのトッピングも可能。コーヒーと合うように甘さを調節した小倉あんが、特におすすめなんだとか。
熱々のトーストにひんやりアイスが溶け込んだ「鉄板小倉トースト」の絶妙な味わいは、まさにここだけのお楽しみ。四間道や円頓寺商店街をお散歩した後のひと休みにもぴったり!穏やかな空間で、「喫茶ニューポピー」ならではの傑作グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。
喫茶ニューポピー
営業時間:8:00〜18:00 (モーニングは8:00~11:00)
定休日:不定休
画像引用元:https://www.instagram.com/p/Bz-uDS7FeFu/