『One day full day あいなご』は、名古屋を中心とした東海地方でまるっと1日楽しむコースを、エリアごとに紹介するコーナーです。友達や大切な人とのおでかけの参考になる情報を発信していきます。
第4弾は「一宮エリア」。一宮は言わずと知れた、モーニング発祥の地として有名な街。モーニングを目当てに、一宮へ行ったことがある人は多いのではないでしょうか。2021年3月に名鉄一宮駅のエキナカ施設「ミュープラット一宮」が開業したことでも話題になりましたね。そこで今回は、朝から夕方まで一宮を楽しめるコースをお届けします!一宮へおでかけをする際に、参考にしてみてください。
目次
「珈琲 池田屋」のブランチから一日がスタート!
ゆったり楽しめるモーニング
一宮と言えばやっぱりモーニング。一宮市のおでかけ旅は、モーニングで有名な『珈琲 池田屋』からスタートです。一宮駅から一駅離れたところにある観音寺駅から徒歩1分。趣きのある建物が目印です。
「珈琲 池田屋」のモーニングは、8:00から12:00までやっているので、一宮市外から訪れる際も嬉しいポイント。お昼前までモーニングメニューの注文ができるので、ブランチとして楽しむのもおすすめです。
ボリューム満点のキューブトーストで優雅な朝を
「珈琲 池田屋」で大人気なのが、こちらのキューブトースト。見るだけでも美味しさが伝わってきますよね。ドリンク代+320円で、キューブトースト、ポテトサラダ、スープ、スクランブルエッグ、コーヒーゼリーがついてきます。今回は、キューブトーストにはいくつか種類があり、その中でも「パングラタン」と「はちみつバター」をご紹介します。
まずは「パングラタン」。しっかりと焼かれたカリカリのトーストにナイフを入れると、中に詰まったグラタンがとろりと溢れ出し、見た目も楽しめる一品です。朝からお腹をきちんと満たしたい人に特におすすめです。
「はちみつバター」はナイフを入れると、パンに染み込んだはちみつバターがじゅわりと染み出してきます。トーストの中はナイフで切り込みが入れられているので、食べにくいという心配もありません。上に乗せられた生クリームも甘すぎないので、朝でも食べやすいメニューになっています。
キューブトーストのメニューには、ご紹介した「パングラタン」や「はちみつバター」の他にも、焼きショコラと焼きカレーを含めた4種類あります。また、モーニングメニューはこれだけではありません。シンプルなトーストやドリアといった種類もあるので、お好きなメニューで優雅な朝を過ごしてくださいね。
一宮駅を経由してバスで138タワーとパークへ
一宮駅からバスで移動しながら一宮の風景を楽しんで
ブランチを済ませ一宮駅に戻ったら、138タワーとパークに向かいましょう。138タワーへは、名鉄一宮駅から出る名鉄バスでのアクセスが便利です。料金は、名鉄一宮駅から138タワーまで片道400円。4番乗り場でバスを待ち、「一宮総合体育館行き」に乗車しましょう。
バスの時間は約20分。バスに揺られながら、外を眺めて一宮の様子を楽しむのもいいですね。お友達と話したり、外を眺めていたりするとすぐに20分経過。「138タワーパーク」で下車しましょう。
138タワーパークには900台もの車を停められる駐車場があるので、車でのアクセスも便利です。
そびえ立つ「138タワー」に圧倒
バスを降りると、すぐに目的地の138タワーが見えてきます。「138タワー」は、高さ138mのツインアーチから名前がつけられています。近くで見るとその存在感は抜群。さっそくタワーを登ってみましょう!
タワーの中に入ると、すぐ右側にチケット販売所があります。一般の場合、大人500円、小人200円で入館できます。チケットを買ったら、早速エレベーターで展望台まで登りましょう!360度見渡せる大パノラマを楽しんでくださいね。
タワーを降りたら自然を楽しめるパークへ
地上へ戻ってきたらパークを散策。こちらは無料で入園できます。四季咲きのバラが植えられている「ローズストリーム」ではどの季節でもお花畑を楽しむことができ、フォトジェニックな景色にテンションも上がります。
また、開放感いっぱいの大芝生広場、子どもたちが遊べる水場やアスレチックなどもあり、どの年代の方にも楽しめるようになっています。広いパーク内は散策に時間がかかるので、日焼けが気になる場合は日傘を持っていくといいかもしれませんね。
一宮駅に戻り、『はしもとアイスストア』で一休み
一宮駅に戻ったら、歴史感じる「オワリイチノミヤ商店街」へ
138タワーパークを思う存分楽しんだら、名鉄バスで一宮駅に戻りましょう。バスの乗車位置は、行きの降車位置と同じ場所です。
一宮駅に着いたら、JR尾張一宮駅の出口を出て、ぎんざ通りを真っ直ぐ歩きます。10分ほど歩くと、「オワリイチノミヤ商店街」が見えてきます。
この商店街は江戸時代から賑わいを見せ、今もその形が残っているそう。歴史を感じさせる喫茶店や居酒屋、見ていて楽しい雑貨屋などが並びます。まさに、ノスタルジックとモダンの融合した商店街です。
かき氷とパフェの人気店『はしもとアイスストア』でお腹もみたして
「オワリイチノミヤ商店街」の一角にお店を構えるのが、岐阜県各務原市に続いて2020年秋にオープンした『はしもとアイスストア』。こちらはトマト農家の「はしもと農園」が運営しているお店で、使用する素材にこだわっています。
こちらのお店で人気なのは、フルーツパフェの「はしもとDX」。季節によって内容は変わりますが、スタンダードなイチゴ味に加え、現在はメロン味も販売されています。また、ねっとり甘く仕上げた焼き芋にバニラアイスとカスタードクリームを乗せて、バーナーでキャラメリゼにした「焼き芋ブリュレアイス」も人気上昇中です!
「はしもとDXパフェ」に舌鼓
今回は、「はしもとDX」のイチゴ味(税込 1,200円)とメロン味(税込 1,200円)を頼みました。存在感抜群のいちごとメロンの果肉。食べる前からワクワクでいっぱいです。甘くてジューシーな果物に、生クリームの絶妙な甘さとふわふわな食感が相まって一気に至福の時間に。
いちごパフェを食べ進めていくと、紅茶ゼリーやいちごソースがかかったアイスクリーム、クッキーなど、様々な味を楽しめます。メロンパフェも同様、メロンの果肉がぎゅっと詰まった贅沢な一品となっています。
運営元が農家である強みを活かした、旬の素材を使ったスイーツを楽しめる『はしもとアイスストア』で、フレッシュな素材を活かしたスイーツを思う存分楽しんでくださいね。
商店街を抜け、真清田神社へ
歴史の深い、国の登録有形文化財「真清田神社」
『はしもとアイスストア』でパフェを堪能し、商店街を抜けると正面に見えてくるのが「真清田神社」。商店街の街並みも眺めながら、歩き進めましょう。
真清田神社の本殿と渡殿は、国の登録有形文化財にも指定されている由緒ある神社です。ここには、伊勢神宮におまつりされている天照大神の孫にあたる神様、天火明命がまつられており、運気上昇のパワースポットとしても注目されています。仕事運や出世運、開運厄除、子孫繁栄にご利益があるとされています。
場内には、井戸を覗いて自分の顔を写し、健康や家内安全を祈る「神水舎」や、縁結びに御利益があるという「服織(はとり)神社」、願いを念じ石を持ち上げてみて軽いと感じると叶う「おもかる石」など、さまざまなスポットがあります。
敷地内には複数の神社があるため、ゆっくりとひとつひとつ回るのがおすすめです。
締めは一宮の地ビールで
歴史あるクラフトビール「一宮ブルワリー」
真清田神社から「オワリイチノミヤ商店街」へ戻り、アーケードを抜けると右斜め前に現れるのが『com-cafe三八屋』。集合コミュニティスポットとして地元の人に愛されている店です。
こちらのお店で楽しめる「一宮ブルワリー」は、かつて一宮市内の毛織物製造会社が製造していたクラフトビールです。しかし、2006年にビール離れの影響を受けて製造中止。その後5年を経て2011年、「地ビールを復活させたい」という思いから、一宮市で市民活動を行ってきたNPO法人と当時の尾張ビールの製造責任者が復活させたようです。
市民が集うコミュニティカフェ
昼間は、オリジナルの「138ブレンドいちのみや珈琲」が楽しめるようです。元々は昔ながらの喫茶店があった場所で、『com-cafe三八屋』も、市民が集まるコミュニティカフェとしてたくさんの人が集まります。
地元に愛される一宮の地ビール「一宮ブルワリー」を味わってみてくださいね。
一宮の旅の思い出を締めくくり
一宮をめぐる1日、いかがでしたか?いつもとはちょっと違う、心安らぐ時間になること間違いなしです。2021年9月1日で、市制施行100周年を迎える一宮市。2021年3月には、一宮駅も大規模リニューアルしました。快速に乗れば名古屋からJRで約10分という好立地にある一宮を是非訪れてみてくださいね。
「One day Full day あいなご」では、名古屋を中心に、順次東海各エリアの1日おでかけコースをご紹介していきます。次のおでかけもお楽しみに。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
画像引用元:https://nagoya.identity.city/38ya/,https://nagoya.identity.city/coffee_ikedaya/