「One day full day あいなご」は、名古屋を中心とした東海地方でまるっと1日楽しむコースを、エリアごとに紹介する企画です。友達や大切な人とのおでかけの参考になる情報を発信しています。
第1弾は「名古屋駅周辺エリア」。名古屋駅周辺にはカフェや居酒屋・ショッピングビルなど充実した施設が立ち並びます。日々の生活で訪れる方も多いのでは。便利な名古屋駅周辺ですが、1日オフの日にはどこへ行こうか迷うこともあるでしょう。そこで今回は、都会の真ん中でゆったり過ごせるコースをお届けします!きっと新しい発見があるはず。ぜひ名古屋駅周辺へおでかけをする際の参考にしてみてください。
目次
名古屋駅で待ち合わせるなら「金時計」
「金時計」は名古屋駅の定番集合場所
名古屋駅の定番集合場所、金時計からスタート!市営地下鉄やJR・名古屋鉄道など、あらゆる路線からのアクセスが良いため、交通機関で来る場合は金時計での待ち合わせが便利です。
通路に可愛らしい絵が描かれているルーセントアベニューを抜けて、亀島方面へ
名古屋駅から亀島駅方面へ歩いて20分ほどの場所にある「ノリタケの森」を目指します。
向かう途中、「ルーセントアベニュー」をとおってみましょう!こちらは名古屋駅構内にある地下道で、壁や天井に動物や植物のシルエットが浮かぶ可愛らしい通路です。
金時計で集合したあとのアクセスをご紹介します。桜通口と書かれた出口から一度外へ出ると、右手前方に8番出口と書かれた地下へ繋がる階段が見えます。階段を下り、左手の方向へ進みます。通路をまっすぐ進み、「KITTE名古屋」へ入る直前で右手に曲がります。
すると、「名古屋ルーセントタワー」と書かれた黄色い看板が見えるので矢印のとおりに進むと、「ルーセントアベニュー」に到着です。
ここではネコがエスカレーターの手すりを飛び跳ねて降りていっています。
何羽もの鳥が飛ぶ様子です。迫力がありますね。
こちらは床に描かれたカエル。光で水紋が表現されています。どこにいるか、探してみてください!
ルーセントアベニューを抜けて名古屋駅4番出口から地上に出ます。「ノリタケの森」へ向かう前に、この辺りでランチタイムにしましょう。
温かみのある店内でサンドイッチとクラフトビールを楽しめる「Used Like New Beer」に立ち寄ります。
ふわふわサンドイッチと、とろーりチーズのホットサンドで腹ごしらえ
木を基調とした隠れ家的雰囲気のカフェ「Used Like New Beer」
「Used Like New Beer」はルーセントアベニュー4番出口から歩いて7分ほどの場所にあります。木を基調とした温かみのある雰囲気です。
5種類ほどのサンドイッチメニューが用意されています。ホットサンドは、注文を受けてから作られるあつあつのサンドイッチ。日替わりで、卵系と野菜系のサンドイッチもあります。こちらはテイクアウトもできるので予定に合わせて選べるのが良いですね。

サラミレタストマトチェダーのさんど(税込1,000円)
こちらは「サラミレタストマトチェダーのさんど(税込1,000円)」。ホットサンドです。チェダーチーズ・レタス・ハム・トマトが挟まっていてボリュームたっぷり!
1階で注文とお会計を済ませてサンドイッチを受け取ります。2階にカフェスペースがあるのでそちらへ。
カフェスペースは広々としています。ゆっくりおしゃべりをしながら、おいしいサンドイッチを味わいます。
他では目にできないクラフトビールの豊富さにおどろき
「Used Like New Beer」ではおいしいサンドイッチのほか、クラフトビールもおすすめ。
1階のカウンター前には、国内を中心としたクラフトビールが並べられています。
取材時には計80種類ほどありました。お店の方によると、スーパーマーケットなどではあまり目にしないクラフトビールを揃えているとのこと。たしかに、種類が多いにもかかわらず他では見たことないものばかりです。
飲みやすいライトなものから個性が強いものまでバラエティも豊かなので、お好みのクラフトビールにきっと出会えるはず。夜の時間帯にも訪れたいお店ですね。
「ノリタケの森」で癒しの時間
文化と出会い、森に憩う。「ノリタケの森」
カフェを出て西へ向かうと3分ほどで「ノリタケの森」に到着します。
「ノリタケの森」は、上品で洗練された高級陶磁器で知られるメーカー「ノリタケカンパニーリミテド」の創立100周年を記念して建てられた複合施設です。
テーマは「文化と出会い、森に憩う」。そのテーマどおり、クラフトセンターやミュージアムがあったり、赤れんがの建物と木が印象的な広場があったりと、都会の真ん中にいながら憩いの時間を過ごせます。
広場を散歩して自然に癒されよう!
「ノリタケの森」に足を踏み入れると木々が林立する様子が目に入り、赤れんが建築も見えてきます。建物が密集して車が行き交う都会の喧騒から一転、静けさが訪れます。この建物を中心として、噴水広場や煙突広場が広がります。
いたるところにベンチが置かれているので、ちょっと疲れたなと思ったら休憩もできます。ここでおしゃべりするのも良さそう。
ノリタケの食器や日々の暮らしで使う雑貨をあつかうライフスタイルショップへ(2021年秋頃まで休館予定)
ライフスタイルショップ「ノリタケスクエア名古屋」へ。赤れんが建築横の建物内にあります。
こちらではノリタケの食器を中心に、テーブル周りの雑貨や調味料などが販売されています。ノリタケの食器が数多く揃えられており、家で優雅な時間を過ごすのにぴったりです。食器以外にも調理器具や調味料、お菓子なども揃っています。
※ライフスタイルショップ「ノリタケスクエア名古屋」は工事のため2021年秋ごろまで閉館予定です。
レトロな街並みがのこる「四間道」「円頓寺商店街」を散策
隠れ家的レストランやカフェが点在する四間道
次は「ノリタケの森」から南東の方向に徒歩10分ほど歩いたところにある、四間道(しけみち)周辺を目指します。
四間道とは、名古屋駅東側に流れる堀川の西側の道を指します。近年、新しいお店が四間道周辺にオープンしており、オシャレなレストランや雑貨屋が立ち並びます。
四間道には石垣と白壁が特徴の建物と、町屋が並びます。街並みは1740年ごろに形成されました。商人の町として繁栄し、情緒溢れる街並みが都心に残る通りです。レトロな雰囲気が漂います。
レストランやカフェも点在しているので、足を休めたいときに立ち寄れるお店があるのもポイント。たとえばこちらの「喫茶ニューポピー」はレトロモダンな雰囲気のカフェです。
人気メニューは「鉄板小倉トースト(税抜750円)」。その名のとおり、小倉トーストが鉄板に乗せられて提供されます。サクッとしたトーストとアイスクリームのハーモニーがくせになる一品です。
営業時間:平日・日曜日8:00〜18:00、金曜日・土曜日8:00〜22:00
定休日:不定休
URL:公式Instagram 公式facebook
住所:名古屋市西区那古野1丁目36番地52号
下町情緒がのこる円頓寺商店街
続いては、四間道と交差する円頓寺商店街。頭上にはアーケードがかかっており、下町の情緒が残っています。高層ビルなどの建物が密集する名古屋駅からほど近い場所でゆったりできる、散策におすすめのエリアです。
通りの左右には昔ながらの商店と、近年オープンしたお店が入り混じっています。散歩しながら気になるお店を覗いてみるのもいいですね。
さて、たくさん歩いてそろそろ夜ご飯にしたいころ。円頓寺商店街にお店を構える「イタリアンバールアランチャ 」を訪れます。
円頓寺商店街にお店を構える「イタリアンバールアランチャ」でディナー
地元の人に愛されつづける「イタリアンバールアランチャ」へ。壁に描かれた絵が芸術的でオシャレ。お店の前にはメニューが書かれた看板が出ています。メニューがたくさんあって迷ってしまいそう。ひとまず店内へと足を踏み入れます。
席はカウンター・テーブル、どちらもあります。店頭の看板からも分かるとおり、メニューが豊富。オーナーによると、お客さんのリクエストに答えていたら次第に増えていったのだとか。さらにはメニューにはない料理でも材料さえ揃っていれば作ってくれるそうです。食べたい料理がある方はぜひリクエストしてみてください。
中でも「アランチャに来たらこれを食べてほしい料理」の堂々一位はこちら、「生ハムと人参のサラダ(税抜650円)」です。ディナータイムに訪れるお客さんの大半が注文するそう。

生ハムと人参のサラダ(税抜650円)
たっぷりと乗った海苔の下には、シソが隠れています。ニンジンにはマヨネーズベースの味付けがされており、サクサク食感が楽しめる一品です。

鴨のローストカシスソース(税抜780円)
こちらは、「鴨のローストカシスソース(税抜780円)」。やわらかい鴨肉と、赤ワインベースで少し甘めのソースの相性がGOOD!
とても気さくなオーナーと温かい雰囲気が迎えてくれるお店です。地元の方からも非常に愛されているお店で、なかには毎日くるお客さんもいるのだとか。
名古屋駅周辺を散策したあとは、「イタリアンバールアランチャ 」で身も心も満たされてはいかが。

左側面の壁に描かれた賑やかな絵
営業時間:ランチ11:30~14:00、ディナー17:00~23:00
定休日:日曜日、祝日
URL:公式ホームページ、 facebook
住所:愛知県名古屋市西区那古野1丁目11-10
名古屋の街を一望しておでかけを締めくくろう
ミッドランドスクエアスカイプロムナード
夜ご飯も食べてお腹いっぱい。おでかけも終盤です。ミッドランドのスカイプロムナードは名古屋駅周辺で1日を過ごしたあとにうってつけ。四間道から名古屋駅へ向かう途中にあります。
スカイプロムナードはミッドランドオフィス棟の44階〜46階に位置しており、名古屋の街を一望できる場所です。その高さはなんと地上220メートル。開放的な窓で360メートル見渡せるので、今日1日歩いた場所も見えるでしょう。
19:00〜21:30には30分間隔で5分間程度、ミストが噴出される演出があります。霧が夜景と相まって幻想的な雰囲気を醸しだします。
営業時間:11:00~22:00(最終入場21:30)
定休日:無休
URL:公式ホームページ
住所:名古屋市中村区名駅四町目7番1号 ミッドランド スクエア 44-46階
以上でおでかけ終了です。ミッドランドと名古屋駅は目と鼻の先の距離なので、5分ほど歩くと到着します。たくさん歩いて日々の運動不足も解消できたかな。おいしいグルメや街の雰囲気に癒された1日でした。
名古屋駅周辺は、食事や買い物をする場所に困らない便利な場所です。しかし他の楽しみ方をしたことがない人も多いのではないでしょうか。今回は都会の真ん中のオアシス「ノリタケの森」や、風情ある雰囲気が漂う「四間道・円頓寺商店街」など、1日中満喫できるコースをご紹介しました!ぜひ巡ってみてはいかが。
次はどこへ行こうかな。次回もお楽しみに!
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
画像引用元:https://www.instagram.com/kissa_new_poppy/?hl=ja, https://www.midland-square.com/sky-promenade/