名古屋から電車で40~50分の愛知県岡崎市。そんな岡崎、実は日本で三本の指に入る石品生産地であるのはご存知でしょうか。その歴史は約400年にもなるそうです。岡崎城が建造された際に、全国から腕利きの石工職人を集めたことが始まりと言われています。
400年経ったいまでも、長年守られてきた技術と伝統は確かに残っています。今回はそんな石のまち・岡崎を五感で感じるツアーをご紹介します。
目次
普段は入れない職人のディープな世界へ

見応え抜群の採石場
断崖絶壁の採石場や墓石を真っ二つにする巨大カッター
12月16日に大ナゴヤツアーズで開催されるのが、「石のまち岡崎ディープツアー~断崖絶壁の採石場見学から、石のコースターづくりまで~」。
今でも20軒以上の石材屋が軒を連ねる石の町の散策から、ダイナミックな採石場の見学。石のコースター作りなどを楽しめます。
同じ石材屋といっても、墓石、燈籠、彫刻など商品が異なるため、それぞれに特徴や技術などがあるそう。その面白さを垣間見ることができるイベントです。

石をカットする巨大カッター
ツアーの中でも、特に気になるのは採石場。積み上がる巨大な石の山は、特撮モノの映画やドラマにそのまま使えるのではないかと思うほどのロケーション。ポーズを決め、写真を撮りたくなること間違いなしです。
ツアーガイドは岡崎市の渡辺石材店

渡辺石材店三代目の渡邊泰昭さん
創業65年、伝統の技を引き継ぐ三代目
このツアーをガイドしてくれるのは、墓、石碑灯篭の製造販売を行う渡辺石材店三代目の渡邊泰昭さん。創業65年。現在は将来4代目となる息子さんと共に、伝統を守り続けています。

石のまちの看板
ツアーではそんな渡邊さんから、石のまち岡崎の歴史や石の種類、石工業の現在、未来など、貴重なお話を伺うことができます。
ツアーの想い出にオリジナルコースターも

コースターの作成例
岡崎花崗(かこう)岩に自分のデザインを彫り付け
ツアーは見るだけでは終わりません。岡崎で採れた花崗岩を使ったオリジナルのコースター作りも体験できます。ツアーの想い出に自身のデザインを岡崎の石に彫り付け、お土産に。
ツアーの時間は10:00~12:30まで、費用は、保険料やコースター費含め3,000円。
非日常を感じたい方、職人の技術や仕事場にご興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。ディープな魅惑の石の世界にどっぷり浸れること間違いなしですよ。
ツアーには定員がありますので、気になる方はお早めに。
「石のまち岡崎ディープツアー~断崖絶壁の採石場見学から、石のコースターづくりまで~」
開催日時:2017年12月16日(土)10:00~12:30
定員:20人(最低5人)
URL:「大ナゴヤツアーズ」 公式サイト
住所:愛知県岡崎市稲熊町赤松10-2(集合場所となる渡辺石材店)
画像引用元:http://dai-nagoyatours.jp/article/1340.html