梅雨が明けたら夏本番! 夏といえば、花火が楽しみな季節ですよね。愛知県、特に三河地方は花火の産地ということを知っていましたか? 岡崎市の佐野花火店は、一面に並ぶ手持ち花火や吹き出し花火を、1個・1本から買える楽しい花火屋さん。
数百円の懐かしい花火から、プレゼントにも最適な最高級品セットまで、バリエーションが豊富のため、必ずお気に入りの花火を見つけられるはずです。
目次
どうして岡崎市で花火屋さん?
実は三河地方は花火の産地
お店の方によると、花火の歴史はとても古く、天正の頃に南蛮人によって伝えられ、当初は軍事用として使用されていたといいます。徳川家康が天下統一後、三河で組織された鉄砲隊に花火作りを命じたことが、「三河花火」発祥の由来とされています。
現在でもその名残から、岡崎市や豊橋市など三河地方で花火作りが盛んなのです。
しかし、実は量販店などで販売されている手持ち花火は、中国などの輸入物がほとんどです。火花の赤や黄の色が艶やかに、はっきりと見えるのが国産のよさ。また国産花火は詰める火薬の量が多いので、着火してから花火を楽しめる長さが全然違うのです。
量販店で買った花火、火をつけたらすぐ終わってしまうな、昔の花火はもっといろいろな種類があったなと思う方は、佐野花火店で国産の花火をぜひ試してみてください。
佐野花火店の醍醐味は「国産花火」を「選べる」こと
壁一面に並ぶ花火を1本から
花火の問屋業を行う岡崎市の佐野花火店には、一般客が買いに行ける販売店があります。それが壮観! 壁にも棚にも一面に、様々な色や形の花火がびっしり並んでいるのです! もう見ているだけでワクワクが止まりません。
手持ち花火はセットのものが多いですが、ここでは好きな花火を1本から買うことができます。手持ち花火だけでなく、変わった花火(ねずみ花火や蛇花火など)、吹き出し花火もあり、全種類買いたくなるほど。火をつけるとくるくると回り、最後には鳥かごが現れる「BIRD GAGE」や、なぜか印象深いビジュアルの「ジェットコースター」など、見れば思わず「懐かしい!」といくつも手に取ってしまうこと、間違いなしです。
買いすぎてもご安心を。お店の方によると、なんと国産の花火は湿気りにくいため、今年中に使いきれなくても来年、再来年、10年後でも買った時と同じように楽しめるのだとか。遠方の方もまとめ買いしてOKですね。
最高級品「花火十二単」は大人の休日にぴったり
輝きや発色はもちろん、ろうそくや箱にもこだわり抜いた逸品
意外とお手頃な値段で購入できる多種多様な国産花火。でもやはり、価格では輸入物に押され気味です。そんな中、佐野花火店が国産花火の素晴らしさをもっと知ってもらいたい、と今年発表したのが、最高品質の国産手持ち花火セット「花火十二単」。
腕の確かな日本の職人たちにより一本一本手作りされた、炎の色・形・表情などが異なる9種12本の手持ち花火をひとつにした贅沢なセット。500セット数量限定販売で10,000円(税抜)です。着火用のろうそくも同梱されており、これもまた、岡崎の職人による手作りの和ろうそく。開封から着火、鑑賞すべての工程を楽しめる最高級花火は、ちょっと贅沢な気分で旅先の時間を演出したり、粋なプレゼントにもオススメです。
花火の火薬のにおいは、なんとも言えない夏のにおい。今年の夏は、岡崎市の佐野花火店で選ぶ楽しさ、見る楽しさを満喫してくださいね。
有限会社 佐野花火店
営業時間:09:00~20:00(5月~9月末まで 08:00~21:00)
定休日:年中無休
URL:有限会社佐野花火店 公式サイト