名古屋の和食店で厳しい修業を経て、地元岡崎にお店をオープン
気さくな笑顔で出迎えてくれる店主の宮本さん
家康が生まれた地域だからその名がついたと言われる岡崎市・康生町。その一角に『食堂こなん』があります。店主の宮本峻也さんは、一流ホテルや割烹料理店などでの修行を経て、かつてのにぎわいを地元に取り戻すため2018年7月に同店をオープンしました。
修行先でお世話になった店主の意志を受け継ぐため、その方の名前を店名にしたそう。
お店でいただけるのは、地元や近郊の食材を中心に、その日仕入れた旬の素材を、手間を惜しまず昔ながらの方法で調理した料理です。一般ではあまり出回らないような「三河のハモ」といった珍しい食材が登場することも。和食ならではの繊細な盛り付けと味わいに、思わず「美味しいね」と笑みがこぼれ、会話もはずみますね。
土鍋で炊いたご飯を味わう贅沢
ひと粒ひと粒がふっくらと立ったご飯は格別
ランチコースの終盤で登場するのは、お待ちかねの土鍋で炊いたご飯。ふっくらツヤツヤのご飯と、香の物、きちんとおダシをとった美味しいお味噌汁に、ふ~っと心がゆるみます。自慢の土鍋ごはんは、夜も提供されていますよ。
夜は宮本さんセレクトの日本酒とともに、お酒に合う季節の一品料理がいただけます。和食と相性のいい淡麗辛口から日本酒が苦手な方にも飲みやすいフルーティーな風味のものや手作りの梅酒まで、バラエティに富んだ品揃えとなっています。
迷ったらぜひ、宮本さんにオススメを聞いてみては。好みに合うお酒とともに、それぞれのお酒に秘められたエピソードを教えてもらえます。宮本さんは「料理や酒が主役ではなく、『人』が主役の温かい雰囲気の店にしたい」と話します。美味しいお酒やご飯とともに、大切な人とゆっくりと語らうひとときを過ごしに、足を運んでみてはいかがでしょう。
食堂こなん
営業時間:11:30-14:30、17:00-22:00
定休日:水曜日
URL:食堂こなんブログ