もうすぐお正月。お正月と言えばしめ縄や門松のイメージですが、最近はめっきり見かけなくなったと思いませんか?
タイムスポットのアンケート調査によると、昨年のしめ縄実施率はわずか16.7%。日本から徐々にしめ縄文化が薄れつつあるのかもしれません。
とはいえ、おしゃれなしめ縄や門松があれば、飾ってもいいかもって思う人も多いはず。岡崎市を拠点に活動するデコポットアーティストのshocoさんは、そんな方に向けて、斬新な植木鉢を発表。それが「しめ縄デコポット」です。
新年の気分を味わいたいけど、普通のしめ縄はちょっとという方におすすめの一品です。
目次
普通の鉢に驚きの変化を加えるデコポット
日本で唯一のデコポットアーティスト
しめ縄デコポットを作る、デコポットアーティストshocoさんは、樹脂粘土で陶器製の鉢に装飾をするアーティスト。思い描いたものを立体的に表現し鉢を作るのだそう。
ひとつひとつ手作りで作り上げるその鉢は、アートであり、ちょっとクスッと笑っちゃう、そんなキュートさも醸し出しています。
2017年に創作活動をはじめ、あっという間に多肉植物ファンの間で人気に。これまで注文を受けた数は、500個を超えるといいます。
大好きな植物におしゃれを!デコポットアーティストshoco(ショコ)
主婦からアーティストに転身
主婦だったshocoさんが多肉に出会ったのは、友人の勧め。
毎日、成長を見る中で、多肉LOVEな気持ちはどんどん大きくなり、いつしか「もっとかわいい鉢に植えてあげたい」という気持ちが芽生えたそう。でも、どれだけ探しても売ってない。そこで、自分で鉢をデコり始めたのがデコポット誕生のきっかけだったといいます。
友人伝いに注文が入るようになり、今では岡崎市内の多肉植物店からの依頼もあるそう。そのほとんどはオーダーメイドで、ご購入される方の顔を思い浮かべながら、ひとつひとつ手作りで作っています。
しめ縄の鉢?意外性があるのにオシャレ!
しめ縄の産地・岡崎から繰り出す伝統工芸の新たな提案
岡崎は言わずと知れたしめ縄の産地。その生産は、明治時代から始まったようで、いまでも盛んに行われています。しかしながら、年々しめ縄を飾る家庭は減っているそう。
そんななか、デコポットアーティストshocoさんはこのしめ縄に注目。小さなしめ縄を鉢にあしらった「しめ縄デコポット」を考案しました。その姿は、なんだか懐かしくもあり、オシャレで、可愛い。「この鉢に何を寄せ植えようか?」とワクワクさせてくれます。
多肉を多く育てるshocoさんは、鉢に大好きな多肉とお正月ならではの門松を。それぞれが主張しながらも、不思議と調和がとれたその姿に、思わず見とれてしまいます。
「すたれつつある日本文化をあえて表現することで、若者達が、もう一度しめ縄に触れる機会を作れれば」とshocoさんは考えています。
取扱場所は岡崎市の多肉植物店「GREEN RABBIT」や直接shocoさんへネットからオーダーも可能。お値段は4号鉢3,000円(税別)、3号鉢2,000円(税別)です。
この冬、あなたらしい植物であなたらしくおしゃれに正月を迎えれば、いつもと違った1年になるかもしれませんよ。
デコポットアーティストshoco(取扱店:GREEN RABBIT)
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜日・水曜日
画像引用元:http://shoco.strikingly.com/