2021年秋から、まちづくりの拠点として、学生シェアハウス・ ギャラリーやレンタルスペースに
愛知県瀬戸市の「せと末広町商店街」にある元旅館「松千代館」。大正3年創業で現在は空き家となっている「松千代館」を、保存・改修するプロジェクトが始動しました。 専門家を中心に、まちづくりの拠点へと生まれ変わります。
「松千代館」は、陶器産業が盛んな愛知県瀬戸市で、やきものを運ぶ荷馬車が多かった時代に荷馬車を引く馬のひづめを直す「蹄鉄屋」として創業されました。その後、大正3年に旅館営業へと業態を変え、 陶磁器の仕入れ業者や出稼ぎの方々に多く利用されていたようです。しかし陶器産業の衰退とともにその役割が減少し、廃業に至り、1998 年以降は空き家となっていました。
そんな「松千代館」を残して次の世代へつなげたい、という想いで集まった「松千代館再生の会」は、まちの歴史的な建造物である「松千代館」のポテンシャル を感じ動き出しました。大家の娘であり、現在、東京在住のグラフィックデザイナー・鈴木芳枝さんを中心に、5年を目処に継続的な事業体制を整えていく予定です。
2021年7月から老朽化した建物の改修工事を始め、同年9月(予定)からは、学生シェアハウス・ギャラリー・レンタルスペースとして活用していくそうです。また、建築やまちづくりの専門家による「まちづくりサロン」なども開催し、地域の方が広く使える場になっていくのだとか。そのために、6月13日からクラウドファンディングで 275万円の資金調達を目指しています。

「松千代館再生の会」のメンバー
鈴木 芳枝:「松千代館の再生の会」代表/オーナーの娘/アートディレクター & グラフィックデザイナー 大木 一 :株式会社オットー・デザイン 代表取締役/早稲田大学 都市・地域研究所 招聘研究員
深澤 創一:studio36 一級建築士事務所 パートナー/株式会社小林清文建築設計室 取締役副所長/愛知工業大学非常勤講師
益尾 孝祐:愛知工業大学 建築学科 講師/アルセッド建築研究所 副主幹
歴史ある建物を活かしたまちづくり。空き家から、地域の人々が集まる空間になっていく姿も楽しみですね。
プロジェクトの詳細はこちら
リターンについて
□【5,000円】廃材を利用したオリジナルネームプレート/お礼の気持ちを込めたメール/松千代館再生の軌跡を記録したPDF
□【10,000円】梅村商店の湯のみ茶碗/廃材を利用したオリジナルネームプレート/お礼の気持ちを込めたメール/松千代館再生の軌跡を記録したPDF
□【15,000円】オープニングイベントにご招待券(一枚2名様分)/廃材を利用したオリジナルネームプレート/お礼の気持ちを込めたメール/松千代館再生の軌跡を記録したPDF
ほかにも多数のリターンがあります。詳細はクラウドファンディングのページをご確認ください。
クラウドファンディング最終締切
2021年7月13日(火)
問い合わせ先
▼「松千代館」再生の会
代表:鈴木 芳枝 所在地:愛知県瀬戸市末広町3番地 3 丁目
▼本件に関する問い合わせ
担当:鈴木
TEL:090-5455-9287
mail:matsuchiyokan@gmail.com
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