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2017年10月にオープン!比良エリア待望のおしゃれカフェ
東海交通事業城北線「比良駅」の階段を降り、高架下を抜けたところに、今回ご紹介するお店『rhino cafe(リノカフェ)』はあります。お店のトレードマークであるサイの看板がまず目に飛び込んできて、すぐに広々とした駐車場と、見るからに真新しい建物が見えてきます。
この辺りは完全な住宅地。周りには飲食店はおろか、他のお店の類は一切なく、めちゃくちゃ目立っています。まず見逃すことはありません。店長さん自ら「よく見つけてくれましたね」と笑うほどです。
ベビーカーや車いすの方に優しいユニバーサル設計
店内はオールフラットで通路も広々!
木目調で温かみのある店内はオールフラットで、通路も広くゆったりとしたスペースを取ってあります。入り口にはスロープがあるなど、ベビーカーや車いすの方でも入りやすい作りとなっています。
更に、バンボが完備してあり、お手洗いにはベビーシートも設置してあるなど、お子様連れには嬉しい設備が揃っています。
入り口左手には、ソファ席も。8人ほどが座れるスペースで、壁は大きな黒板となっています。普段はもちろんお客様が座るスペースですが、ここはお教室やプチセミナーなどのスペースとして貸し出しもしているのだそう。(参加者の方にランチやスイーツなどを食べていただくことが条件、とのことです。)
ここで美味しいコーヒーとスイーツをいただきながら、素敵なお話を聞く……なんだか鮮明にイメージが湧いて、とてもしっくりきます。
『rhino cafe』のお客様の中にも、「ここで何かお教室をやっていればぜひ参加したい!」と言う方がたくさんいらっしゃるそうですよ。
ランチは全部で9種類。パスタランチが主流
特製rhino風チーズケーキは必見!
ランチはパスタが8種類と、ハヤシライス。この日いただいたのは、数量限定のパスタランチ「小松菜と鶏そぼろの黒ゴマクリームパスタ」(税込800円)。
見た目には黒ゴマ感があまりありませんでしたが、お料理が運ばれてきた瞬間から黒ゴマの良い香りが漂います。これ以上濃すぎるとくどくなり、かといってこれ以上薄いと物足りない。そんななんとも絶妙な黒ゴマの風味に手が止まりません!
パクパクと食べ進めるうちに、お皿の下の方に黒ゴマのソースが溜まっていることに気付きました。この黒ゴマソースをパンにつけてみると、これまた絶品!
食後には、デザートをいただきました。定番のチーズケーキに加え、日によっておすすめのデザートがあるそうです。
この日は他に
・ラフランスのソルベとバニラジェラードの盛り合わせ(税込350円)
・柿のキャラメルケーキ(税込300円)
・苺のベイクドチーズケーキ(税込350円)
がありました。
どれも美味しそうですが、私は定番の「rhino風チーズケーキ」(税込350円)を注文。
クリームチーズと生クリームで焼き上げたチーズケーキは見るからにしっとり&濃厚!それでいて、ビターな表面の層(黒い部分)がアクセントとなって全くくどくありません。パスタを食べた後でも、ペロリと食べられてしまいます。
『rhino cafe』誕生のきっかけはあるクロサイの親子との出会いから
店内にはいたるところに可愛い”サイ”達が!
外の看板から、お店の中までいたるところに”サイ”達が溢れています。お店の名前『rhino cafe(リノカフェ)』はサイの英語”rhinoceros”が由来です。(※”rhino”だけでもサイを意味します)
なぜサイ??と長らく疑問だったのですが、今回店長さんにお話を伺うことができました。きっかけは、あるクロサイの親子との出会いだったそうです。
それがこちら。
カフェを開こうと決めて、どんなお店にしようかなと悩んでいるタイミングでこのクロサイのオブジェと出会い、「絶対にこの子たちをお店に飾りたい!!」と思ったことがきっかけで、お店の名前もサイにしたのだとか。まさに、運命の出逢いですね。
『rhino cafe(リノカフェ)』の向かいには天神公園があり、お店の窓からは綺麗に黄色く色づき初めたイチョウがのぞきます。何の変哲もない公園ですが、日常の何気ない風景を特別な景色に変えてくれる……そんな素敵な窓が、そこにはありました。
『rhino cafe(リノカフェ)』は、日々家事や育児に追われているお母さんたちがホッと一息つける空間。ぜひ、天気の良い日にお子さんと一緒に出かけてみてはいかがでしょうか。
rhino cafe(リノカフェ)
営業時間:8:00~17:30
定休日:日曜日、第一・第三月曜日