その名も「さび食堂」。美味しいごはんを食べることで、楽しみながら猫助けができます。猫をコンセプトとした飲食店で気軽に猫を想ってみませんか。
目次
さび食堂の「さび」ってなに?
さび猫が由来の「さび食堂」
誰もが、自然と猫を助けることができれば。そんな想いで作られた「さび食堂」。さび食堂のさびは、「さび猫」からとった言葉です。
実は、さび猫は、あまり人気がない猫柄。茶色と黒のまばらな模様は、時に「汚い柄、雑巾みたい、表情がわかりにくい」などと言われ、嫌煙されることがあるそうです。保護猫の譲渡会では、さび猫だけが残ってしまうことも。
ネコリパブリックは、そんな風潮を変えたいという想いからブランドライン「SAB!」を作成。そのブランドラインの食堂として「さび食堂」は生まれました。
お得な朝ごはんでさわやかな朝を
自分好みのねこまんまが作れます
朝ごはん(税込み550円)は、炊きたてごはんに卵やかつお節、他にも日替わりのトッピングがたくさん!自分好みの「ねこまんま定食」が作れます。
おかず、お惣菜も全部盛り放題。 ごはんとお味噌汁はもちろん、柴漬け、たくあんなどの漬け物も。そのままでも十分ですが、プラス100円でお味噌汁とごはんがおかわり自由になり、コーヒーも付いてくるというお得ぶりです。
セルフサービスなので、好みで量が調節できるのもポイント。ただ、食べ放題ではないのでご注意を。
おかずが盛りだくさんなお昼ご飯
セルフだから好きなものを好きな分だけ
お昼ご飯は、中皿ですべての料理が食べれるメニューは800円。大皿なら1000円です。朝食と同じくプラス100円でご飯とお味噌汁がおかわり自由になり、コーヒーも付いてきます。
ハンバーグ、鶏肉のつげ焼、鮭のシチューやどて煮など、食べたいものを選べるので満足感たっぷりです。
いたるところに猫が溢れて
猫の食器で食事を楽しく!
さらに、猫に興味がない人も気が付くくらい店内は猫づくし。猫柄の食器や、猫の置物、猫の絵画など、猫であふれた店内で過ごすうちに、だんだんと猫が好きになってしまうかもしれません。
猫がくるまっている絵が描かれたとんすいもとてもかわいらしいです。お皿とコップには、猫が魚を釣っている絵でしょうか。ご飯を食べるだけでなく、目でも楽しめるお店です。
ネコリパブリックって?
ねこを救うための活動
そもそも、「ネコリパブリック」とは、2022年2月22日までに日本の行政による猫の殺処分ゼロを目標に運営している保護猫カフェです。 保護された猫の里親探しの場でもあり、 猫とのお洒落で素敵なライフスタイルを提案する場でもあります。 気軽に楽しく猫助けができる場として、 現在全国で7店舗の保護猫カフェを運営しているそうです。
そんな「ネコリパブリック」は、ただの猫カフェではなく、猫も人も喜ぶお店。収益は保護猫活動を推進するためにも使われるので、知らないうちに猫を助けられます。猫が大好きな人が、 猫のために集まり、 楽しむことで猫助けができる。 また猫に興味がなかった人も、可愛い猫と触れ合うことで癒され、 猫の問題を知るきっかけとなる場を目指しているそうですよ。
「さび食堂」がオープンしてしばらく経ちますが、お店の方いわく、ご年配の方やお一人サラリーマンなど、今までネコリパブリックを知らないお客さんが圧倒的に多いのだそう。
お客さんの中には、この「さび食堂」に訪れたのがきっかけで、保護猫活動や保護猫カフェがあることを知り、帰りに「ネコリパブリック」に行ってくださった方もいたんだとか。お店を通して猫を救える輪が広がるといいですね。
美味しいごはんを食べると同時に、猫を想う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
さび食堂
営業時間:7:00~14:30
定休日:木・金曜日
URL:さび食堂 Facebook
画像引用元: