「サプール」という人々をご存知でしょうか?
「サプール」はアフリカのコンゴ共和国でカラフルなファッションに身をまとい、街を練り歩くお洒落な紳士たちのこと。
そんな彼らを長年に渡り撮り続けてきた写真家SAP CHANO(茶野邦雄)氏による「サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜」が、松坂屋名古屋店にて2017年9月13日(水)から9月25日(月)まで開催されます。
秋のお洒落のヒントは、「サプール」の写真展から見つけてみませんか?
目次
一度見たら忘れられない、カラフルでお洒落な「サプール」とは
ファッションを通じて平和を願う、ピースフルな集団
松坂屋名古屋店は過去に「ポール・スミス展」を開催するなど、時折展示を通じてファッションを盛り上げる取り組みが行われています。
そんな同店で今回開催されるのが「サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜」です。「サプール」とは、内戦が続くアフリカの中部に位置するコンゴ共和国で、収入をはるかに上回る高額なブランド服を身にまとい、街を練り歩く紳士たちのこと。
歴史は90年以上にも及ぶというから驚きです。彼らがこの活動を行うのは、「服が汚れるから戦わない」という非戦のポリシーを通じて、世界に平和を訴えるため。
今回の写真展では、サプールの活動の撮影をライフワークとしている、その名もSAP CHANOさん(茶野邦雄さん)による200点以上の写真が、映像と共に展示されます。
サプール歴40年以上!セヴラン氏の想い

サプール歴40年以上のDaniel Severin Mouyengo(セヴラン・ムイエンゴ ダニエル)氏
お洒落を楽しむことは、平和を願うこと
サプール歴の長いサプールは「大サプール」と称されます。上の写真に写っているのは、その中心的存在であるセヴラン・ムイエンゴ ダニエル氏。
「世界中の人がサプールになれたら、戦争はなくなる。銃を服に持ちかえて、平和に暮らしていきたいね」とメッセージを残しています。
質素な暮らしを送る中でもお洒落をする気持ちを忘れず、服の細部にまでこだわるサプール。そしてファッションを通じて平和を願い続ける姿勢に、写真展で心をうたれることでしょう。
「サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜」の見どころ

オシャレを存分に楽しむサプールの人々
大サプールのセヴラン氏が来店!写真家によるトークセッションも
「サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜」では、写真展だけでなく、写真撮影会やトークセッションなどもあります。
なんと大サプールのセヴラン氏ご本人が来店!驚くことに、一緒に写真撮影も楽しめます。とびきりお洒落をして、特別な一枚を残してみては?
さらに、今回の写真展のアンバサダーでもあるファッションデザイナー・ドン小西氏と、写真家SAP CHANO氏とのスペシャルトークも開催されるなど、展示だけで無く企画も盛りだくさん。
各コンテンツの詳細や開催日時は、下記公式サイトより最新情報をご確認ください。
会場では、見ているだけでも明るい気持ちになれるような、オリジナルグッズも販売されます。
グッズを手に入れると、展示が終わった後でも、お洒落を楽しむ気持ちを忘れずに毎日を過ごせそうですね!
今年は写真展で「サプール」に刺激を受けてから、秋のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜
開催期間:平成29年9月13日(水)〜9月25日(月)
入場時間:10時〜19時30分(20時閉場)
開催場所:松坂屋名古屋店 南館1階オルガン広場
URL:サプール写真展 公式サイト
画像引用元:http://dmdepart.jp/sapeur/sapeur_photo.html