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喫茶店のニューウェーブ!グランド喫茶「シヤチル」
今池駅から徒歩約10分、レトロな喫茶店
名古屋市千種区、広小路通沿いにあるグランド喫茶「シヤチル(SHACHILL)」。千種駅と今池駅のほぼ中間地点あり、今池駅から徒歩約5分、千種駅から約6分です。
2018年5月にオープンした同店は、進化系喫茶店として全国でも話題に。店名の「シヤチル」は、名古屋の代名詞でもある金シャチ(鯱)から“鯱る”と名付けたのだとか。
筆者が訪ねた平日の11時半は並ばずに入店できましたが、お昼や土日は行列覚悟の人気ぶり。学生から大人まで、幅広い世代のお客さんで常に賑わっています。
店内は少し暗めでだいだい色のランプが灯り、昔ながらの喫茶店のよう。一方でウッディなテーブルや現代アート風のタイルなどのモダンな一面も混在し、シヤチルならではの雰囲気です。
固めプリン好き必見!ほろ苦くて甘い「シヤチルのプリン」
たっぷりの生クリーム追加がおすすめ
シヤチルに来たら食べたいメニューといえば、「シヤチルのプリン」(税抜650円)。ホイップクリーム追加(+100円)がおすすめです。
濃い色のカラメルをまとったプリンは、キリっとした輪郭から固さが伝わるほど。5cm以上の厚さがあり、ボリューム満点です。高さのあるホイップクリームは、少し固めの仕上がりになっています。
スプーンを入れても形を崩さず、ぷっちんと跳ね返すほど弾力を感じます。ひと口食べると、しっかりとした卵の風味とコクがふわりと広がり、ホイップクリームの風味が後を引くおいしさです。
かなりビターなカラメルソースは、甘いプリンとの相性も抜群。最後の一口まで至福のプリンタイムを味わいましょう。
フードメニューやドリンクメニューも充実!
焼き立てでおいしい!厚めのたまごサンド
デザートだけでなく、フードメニューの種類も多く用意されています。今回は「たまごサンド」(税抜650円)をチョイスしました。
「出来上がりまで少しお待たせするかもしれません」とお店の方がおっしゃる理由は、出来立てにこだわるからこそ。運ばれてきたたまごサンドを手に取ると、まだ湯気が立っています。
手に持ってみると、食パンがやわらかくてたまごはぷるっぷる。食パンの何倍も厚みがある厚焼オムレツが、今にもはみ出してしまいそう……!
卵の味が濃くて半熟の厚焼オムレツは、外はぷりっと、中はとろりとした食感が特徴です。パンに薄く塗られたからしがアクセントになっています。
「ソルトビーフサンド」(税抜750円)は、お店の方おすすめの一品。塩漬けした牛バラ肉とピクルス、たっぷりのマスタードを挟んだサンドイッチです。お店の方がロンドンに在住時に惚れ込んだ名店「beigel bake」のソルトビーフベーグルを、シヤチル風にアレンジして出来上がったのだとか。
たっぷりサンドされた牛バラ肉は、噛むほどに肉の旨味を感じてとってもジューシー!シャキッとした食感のピクルスは自家製です。
マスタードのパンチがほどよく効いていて、付け合わせのポテトサラダがぴったり。具材はシンプルながら、味わい深いハーモニーが楽しめます。
続いてドリンクメニューでは、多くのお客さんが頼んでいたのが「クリームソーダ」(税抜550円)です。甘さ控えめのラムネ味で、シュワシュワな炭酸の上に浮かぶアイスクリームと一緒に食べるとマイルドな味に変化します。
他にもフードメニューにはスパゲッティやカレーライス、ドリンクメニューにはアルコール類もあり、さまざまなシーンで使えます。23時までと夜遅くまで営業しているのもうれしいポイント。
ここに行かなきゃ食べられない、魅力あふれるメニューばかりのグランド喫茶「シヤチル」。名古屋の喫茶文化に新しいエッセンスを加えた雰囲気が、ファンの心をつかんで離さない理由の一つです。ぜひこだわり喫茶メニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
シヤチル
営業時間:【月~金】11:30~23:00、【土日祝】9:00~23:00
※~11:00 モーニング シヤチル
※18:00~ Pub shachill
定休日:第2、第4月曜日
画像引用元:https://www.instagram.com/shachill_nagoya/?igshid=1wlb4wjy269zm