名古屋、そして東海には、魅力的な働き方、生き方を実践されている方がたくさんいらっしゃいます。
ですが、そんな人たちと出会い、語らう機会を自分で探し出すことは、容易ではありません。
定期的に、日々の暮らしを楽しくするような出会いの場があれば嬉しいですよね。
名古屋テレビ塔では、月に1回、新しい取り組みがスタートしています。
名古屋の新たなソーシャル拠点、名古屋テレビ塔
1954年に開業し、名古屋のシンボルとしても機能してきた名古屋テレビ塔。
1989年からスタートしたライトアップは、夜の名古屋を彩り、テレビ塔近辺は多くのカップルで賑わっています。
名古屋テレビ塔を拠点にして、学生と社会をつなぐプラットフォームNAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」や、先日紹介した名古屋の新しいカタチの社交場「SOCIAL TOWER PROJECT」など、さまざまな取り組みも行われています。
2015年10月からスタート、しごとバー@名古屋
そんなテレビ塔を舞台に、新しくスタートしたのが「しごとバー@名古屋」。
「しごとバー」とは、2014年2月から東京・虎の門リトルトーキョーで行われてきたイベントで、いろいろな分野で働いている人をバーテンダーとして招き、気軽にお酒を飲みながら話を聞き、語り合える場です。
名古屋でも、10月から月に1回、地域で挑戦を続ける中小企業2~3社をゲストに迎え、ゲスト企業の社長や社員と、フランクにしごとについて語り合える名古屋版しごとバーを実施。
9月に行われたプレイベント「尾鷲ナイト」も、会場から溢れ出てしまうほどの人が集まり、盛り上がりを見せました。
10月7日開催、「世界に仕掛ける岐阜のものづくりナイト」
10月7日に、記念すべき第1回となる、しごとバー@名古屋「世界に仕掛ける岐阜のものづくりナイト」が開催されました。
平日夜の開催にもかかわらず、70人を超える人々が集まったようで、しごとバーに対する関心の高さを伺うことが出来ますね。
ゲストとしてお話をされたのは、伝統的な日本酒の酒蔵と、升メーカーで代表取締役を務めるお2人。
升の可能性を世界に展開、「大橋量器」代表取締役、大橋博行さん
まず登場したのは、有限会社「大橋量器」で代表取締役を務める大橋博行さん。
「大橋量器」は、升を専門に、1950年の創業以来、酒器としてはもちろん、インテリアとしての活用や、世界に向けた升の発信など新たな動きを積極的に行っています。
IT企業勤務から家業を継ぐまでの経緯から、引き継ぎ当時の苦労、国内、国内外に向けた発信、最近の光升の取り組みまで、「大橋量器」のこれまでとこれからを紐解くお話が行われました。
地に根ざし、地の人に愛される酒造り「岩村醸造」代表取締役、渡會充晃さん
続いて登場したのは、「岩村醸造」株式会社で代表取締役を務める渡會充晃さん。
江戸の情緒溢れる生活感が残るまち、岐阜県恵那市岩村町で、大正時代から200年続く日本酒の蔵元「岩村醸造」が作る女城主やゑなのほまれ、幻の城といった日本酒は、多くの人々から人気を集めています。
日本酒消費者を増やし、海外への発信や新たな日本酒の楽しみ方の提案などに尽力される渡會さん。
しごとバーでは、自転車にハマった大学時代の話から、安売りされず多くの人の目に留まることを目指す販売理念、飲み終わった後に次が飲みたくなり、料理の味を引き立てるような日本酒づくりについてお話されました。
升を手に取り、日本酒の試飲も!交流タイム
話の後は、直接質問を2人にすることができて、会場に集まった人々とお話する交流会の時間。
大橋さん、渡會さん自ら説明をしてくださり、実際に疑問や質問を共有できるのは、貴重ですね。
会場に集った人々も、名古屋、あるいは東海に縁を持ち、日々奮闘する人たちが揃い、熱量の高い場が展開されたように感じます。
「第2回しごとバー@名古屋」 11月4日開催
盛り上がったしごとバー@名古屋。次回は、11月4日に開催が予定されています。
詳細はまだ発表されていませんが、どんなゲストがお話し、どんな方と出会えるのか次のしごとバーが楽しみですね。
興味を持たれた方は、次回ぜひ参加してみてください!
なごや版しごとバー
次回:11月4日(場所未定)