「名古屋めし」という言葉を聞いて、味噌煮込みうどんやきしめんを思い浮かべた方はいませんか?
名古屋市港区にある「手打うどん高砂」は、創業60年以上の歴史を持ち、ミシュランガイドにも掲載されたこともあるうどんの名店です。一体どんなお店なのでしょうか?
目次
「手打うどん高砂」ってどんなお店?
創業60年以上!ミシュランガイドにも掲載されたうどんの名店
地下鉄名城線築地口駅から歩くこと約5分。国道154号線を超え、堀川方面に向かう住宅街に「手打うどん高砂」はあります。

写真中央の奥手に見えるのが麺打ち場
今年で創業62年目を迎えるお店は、「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」にも掲載されている人気店。店内は、テーブル席と座敷席があり、やわらかな照明があたたかみのある空間を作り出しています。
お店の奥には麺打ち場があり、タイミングによっては麺を打っている姿も見れますよ。
しなやかなコシ・のど越しの良さが魅力的
高砂では、24時間熟成させた生地から麺を作ります。名古屋の伝統である「本まるけ」と呼ばれる打ち方で作られるため、麺に強いコシを出すことができるとのこと。
お店の店主を務める堀江高広さんは、先代であるお父様のお店を引継ぎ、二代目として活躍されています。堀江さんは「先代が築いた伝統・技術・味を継承したい」と言います。
料理から麺へのこだわりと、堀江さんの熱い思いも伝わってきそうですね。
手打うどん高砂のおすすめ定番メニュー
名古屋と言ったらやっぱりコレ!「味噌煮込みうどん」

味噌煮込みうどん 玉子入り:950円(税抜)
「味噌煮込みうどん」に使われている麺は平打ちで、きしめんのようなフォルム。
もっちりとした粘り気のある麺とトロみのある味噌つゆがよく絡み、味噌のコクがお口の中に広がります。
また、煮込み系のうどんには味噌だけではなくカレー煮込みもあり、注文される方も多い話題のメニューなのだとか。
あっさりだけどガッツリ!「カツおろしうどん」

カツおろしうどん:1,000円(税抜)
「かつおろしうどん」の麺は、しなやかで張りのある歯ごたえ。つゆの濃い風味が効いていて、サクサクの衣で覆われたとんかつとも相性ぴったりです。
うどんをきしめんに変更した「かつおろしきしめん」もあります。煮込みうどん以外であれば、麺の変更が可能です。同じメニューでも、麺を変えることで違った印象が楽しめますね。
夏の熱さも吹き飛ばす!夏季限定メニュー
辛いもの好きにはたまらない「冷やし坦々うどん」

冷やし坦々うどん:950円(税抜)
お店では、通常メニューだけではなく季節限定メニューも登場します。
こちらは夏季限定メニューの「冷やし担々うどん」。激辛の名店として知られている中華料理店「四川」とのコラボメニューになります。
お店オリジナルの味噌で作った鳥肉味噌のほか、水菜やプチトマトなどの野菜、そして温泉卵をトッピング。四川で使われている辛いタレとつゆをかけ、具材と麺を混ぜ合わせて食べます。
最後に残ったおつゆで追い飯を食べるのがお店のおすすめです。
夏にピッタリの爽やかな味わい「梅豚冷しゃぶうどん」

梅豚冷しゃぶうどん:950円(税抜)
こちらも夏季限定メニューの「梅豚冷しゃぶうどん」。紀州海を使ったタレがかかっていて、梅干の酸味が効いた夏らしい味わいになっています。
梅のタレは揚げ茄子や豚しゃぶにもよく合い、刻んだ大葉の風味が味のアクセントになっています。
創業60年以上の歴史を持つ「手打うどん高砂」。丁寧に作り上げられた手打ち麺はしなやかなコシがあり、つるんっとしたのど越しの良さが魅力的です。
これから始まる暑い夏を超えるために、美味しいうどんを食べに足を運んでみてはいかがでしょうか?
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
手打うどん高砂
営業時間:11:00-13:30・17:30-20:00
定休日:日曜
URL:お店のHP、公式Instagram
画像引用元:https://www.instagram.com/takasago_teuchiudon/