「Tôt le Matin」はフランス語で早朝という意味。目覚めのパン屋さんなんて、なんともいい名前ですね。その素敵な店名のとおり、おしゃれな店内とオーナーが焼くこだわりのパンが魅力のお店です。
目次
『トレマタン ブーランジェリー』
お店のロゴにはいろいろな見方が
一社駅の近くに位置する「トレマタン ブーランジェリー」。トレマタンの「M」からひょっこり顔をのぞかせているパンのロゴが目印です。
ロゴには、山からお日様が昇ってきている、そんな意味も込められいるのだとか。8:00から営業している同店にぴったりなシンボルです。よく見ると、鉄板をつかむミトンにも見えてきますね。
こだわりのインテリアがおしゃれな空間を演出
哀愁のある空間と輝くパンの共演
お店のいたるところに粋な演出が散りばめられていて、とても心地よい気分に浸れます。
まず印象的なのはお店の外観。ガラスの格子はまるで小麦の穂のようです。そして、店内に入って左手にはいくつも本が並べられています。壁に飾られたドライフラワーと、球型の優しい照明も店内の居心地の良さを演出。
正面に並べられた焼きたてのパンは、外から差し込む太陽の光と照明のなんとも言えない優しい仄明かりで輝きます。
職人の努力の結晶
パンの産声
パチパチ、いや、パキパキ?
店内で焼き上げられたバケットは、オーブンから出されてからほんのわずかな時間、そんな音がします。アツアツのバケットの表面が冷め、細かいヒビがあちこちに入ったときに生まれる音だそう。まるでオーブンから生まれてきたパンの産声のようですね。
このパキッと澄んだ音はおいしく焼けた証で、フランスでは、「天使のささやき」と呼ばれているそうです。
卵の味がしっかりするクリームパンは絶品
カスタードクリームとパンのハーモニー
どのパンも絶品ですが、特におすすめは「クリームパン」(税込み200円)。
生地はほんのり甘くふわふわで、クリームは卵の味がしっかりとした甘さ抑えめの優しい印象です。口に入れた瞬間、生地とクリームが組み合わせが織りなす美味しさがふわっと広がります。
買いに来るのはパンだけじゃない
職人とお店、パンが作り出す体験
パンはもちろん魅力的。でも、お店と職人さんが作り出すその雰囲気も併せて「トレマタン ブーランジェリー」なんです。店内には、店主の明るい声が響き、それにこたえる職人の笑顔。並んでいるパンの中から注文するスタイルだから、会話を楽しみながら選べます。
この秋、ちょっと早起きしてTôt le Matin Boulangerieで心もおなかも満たしてみてはいかがしょうか。
Tôt le Matin Boulangerie
営業時間:8:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日(詳しくは公式Instagramをご確認ください)
URL:公式Instagram