トヨタ自動車株式会社が62箇所ある国内全ての従業員食堂にTABLE FOR TWOのプログラムを導入しました。
TABLE FOR TWOとは世界の食料問題の解決に取り組む 日本発のNPO法人。
2007年から先進国と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、従業員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることが出来ます。
トヨタは2011年6月1日に国内自動車メーカーとして初めて同プログラムを導入していました。
トヨタが導入しているTFTプログラムは、カロリーを抑えたヘルシーランチを購入すると、トヨタの従業員から1食あたり10円、トヨタからの同額(10円)の計20円を寄付するマッチングギフトという制度を採用しています。
この寄付金により、TFTを通じてアフリカの飢餓で苦しむ子どもたちに温かな学校給食1食分(20円)をプレゼントし、抑えたカロリーが飢餓で苦しむ子どもたちに渡り、時空を超えて食事を分かち合うことができるとのこと。
これまで2015年2月末時点で累計403,026食(8,060,520円)の学校給食を寄付してきました。
先進国の肥満と発展途上国の飢餓という2つの社会問題を一挙に解決するこの試み。
世界的自動車メーカーであるトヨタの積極的な参加によって今後も広まっていくといいですね。