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ウィリアム・モリスを中心とした英国壁紙史を紹介
「美しい暮らし」を目指す作品
ウィリアム・モリスが追求した美しい生活、それは居心地のよい住空間、人間性あふれる手仕事、自然と共生する生き方です。
会場内に、モリスデザインの壁紙を使った室内イメージとして、「クラシックモリス」、現代のライフスタイルにあわせたモノトーンの「ピュアモス」コーナーを作り、モリスが目指した「美しい暮らし」を演出しています。
「部屋に何を置くにしても、まず壁紙をどうするか考えよ」
「美しいと思えないものを家の中においてはならない」
と語ったモリス。美しい部屋を目指している方に良いインスピレーションを与えてくれるかも。

使用していた版木と、その版木ごとの刷り上がりをパネルで紹介
ウィリアム・モリスって?
「モダンデザインの父」と称される人物
そもそも、ウィリアム・モリスは英国の思想家、詩人でもあった、近代デザイン史上に大きな影響を与えた人物。
19世紀、産業革命の成果により商品があふれるようになったイギリスでは、かつての職人は労働の喜びや手仕事の美しさを失っていました。そんな時代に、モリスは中世に憧れ、モリス商会(Morris & Co.)を設立。インテリア製品や美しい書籍を作り出しました。
生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその活動は各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの源流にもなったと言われています。
鑑賞する以外にも楽しめるイベントが!
リボン作りやブリティッシュフードも!
美術館前エントランスホールではモリスがデザインした生地を使って、オリジナルのリボンを作ることができます!(参加費500円)
また、松坂屋南館7館レストラン松栄堂にて、モリスの母国、英国にちなんだメニューが登場。松栄堂スコッチソテー野菜シチューとローストビーフセット(コンソメスープ・パンまたはライス付き)(税込2,500円)は展示期間中のみ販売のスペシャルメニューです!
自然と共生する美しい生活を目指したモリス。彼の作品から、毎日を彩る美しい部屋をデザインするヒントを得てはいかがですか。
ショップ名 松坂屋名古屋店南館7階 松坂屋美術館
期間:2019年1 月2 日(水)~2 月17 日(日)
開館時間:10:00〜19:30 (最終日は18時閉館)
料金:一般1000 円(800 円) 高・大生800 円(600 円)(税込) 中学生以下無料 ( )内は前売・団体割引料金
住所:松坂屋美術館
画像引用元:https://gentamatsu.jp/promo/page/archives/12033, https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2019_william_morris/, https://twitter.com/museum_matsu