「魅力のない街」と言われがちな名古屋。住みたくない街ランキング2018ではついに1位に。だけど、本当に名古屋には魅力がないのでしょうか？いいえ、きっとそんなことはないはず。名古屋の魅力を、この秋開催のイベント「やっとかめ文化祭2018」で探してみませんか。
目次
やっとかめ文化祭とは？
まちじゅうが舞台の、文化の祭典！
「やっとかめ文化祭」とは、長い歴史の中で育まれてきた名古屋の魅力が、ギュッと凝縮された祭典。名古屋市内の各所でイベントが行われ、今年で6年目を迎えます。
気になるイベントのプログラムは、毎年大盛況の狂言のストリートライブや、有名料亭での「お座敷ライブ」、まち歩きをしながら喫茶店を楽しむものなど、なんと90以上！期間中に何度も参加したくなってしまいそうですね。
どんなプログラムがあるの？
主に4つにわかれた多彩なプログラム
90を超えるプログラムは、主に4つのジャンルに分けられます。
ストリートで伝統芸能を楽しむことが出来る「芸どころまちなか披露」、名舞台で行われる「芸どころ名古屋舞台」、さらに名古屋の街を教科書に、体験を通して歴史を学ぶ「まちなか寺子屋」や、なごや好きガイドさんと一緒にぶらりと歩く「まち歩きなごや」と、大ボリューム！
これから、やっとかめ文化祭の特色あるプログラムを、ピックアップして見ていきましょう！
ちなみに、「やっとかめ」は、名古屋弁で「おひさしぶり」という意味。初めて見るものでも、なんだか懐かしさを感じて「やっとかめだなも。」と口をついてしまうかも？
本記事では4つのジャンルの中から、それぞれ注目のプログラムをご紹介します。
名古屋の純喫茶まち歩き〜エーデルワイス、ライオンの栄界隈〜
ナビゲーター付きで純喫茶巡り！
名古屋といえばモーニング！と言われるほど、昭和の時代から喫茶店激戦区だった名古屋。こちらのイベントでは、今も残る純喫茶をナビゲーター付きで巡ります。お値打ち価格で2店の純喫茶を楽しめますよ。店主の話をききながら、純喫茶で名古屋の歴史を感じてみませんか？
こちらは10/27(土)「まち歩きなごや」で行われるイベント。詳細はこちらを参照ください。
名古屋ライブハウスの黎明～それは70年代からはじまった～
ライブハウスだって立派な「舞台」
名古屋には、ライブハウスが多くあるのをご存知でしょうか？現在もなお音楽が鳴り響くライブハウスは、70年代に全国で同時多発的に誕生しました。本プログラムでは、当時の音楽を取り巻く環境とそこに集まる人々について、ライブハウスのオーナーたちに語ってもらいます。
こちらは「芸どころまちなか披露」11/6(火)のイベント。詳細はこちらを参照ください。
和菓子づくり体験
プロ直伝！和菓子づくり
高島屋全店の和菓子バイヤーである畑主税さんが、名古屋の和菓子について若旦那たちに直撃！知らなかった名古屋の和菓子の秘密を知れるかも？そのあとは、プロに直接教えてもらいながら和菓子を手作りして食べることができます。
こちらは11/11(日)「まちなか寺子屋」で行われるイベント。詳細はこちらを参照ください。
世界最古のオーケストラ 雅楽～歴代藩主も親しんだ雅の音色～
日本が全世界に誇れる音楽！
古代の弦楽器、管楽器、打楽器を用いて演奏される雅楽は、「世界最古のオーケストラ」と言われます。日本最古の音楽としても、世界最古の音楽としても全世界で評価されているんです。名古屋では、藩祖徳川義直が父・家康を祀るため雅楽演奏が奉納されることが習わしとなっていたんだとか。プログラム当日は、主韻会と宮内庁楽部にて首席学長を務めた豊英秋師を特別ゲストに招き、雅楽の魅力に迫ります。
こちらは「芸どころ名古屋舞台」11/18(日)のイベントです。詳細はこちらを参照ください。
「やっとかめ文化祭2018」の魅力は、伝統芸能や名古屋の文化をよく知らなくても、体験して楽しめるところ。公式HPでスケジュールを見ることができるので、好みのプログラムを見つけて、オリジナルの名古屋の魅力を見つけてみませんか。
開催期間：10月27日(土)〜11月18日(日)
場所：名古屋市内一円
画像引用元：http://yattokame.jp/2018/