「奈良美智 for better or worse」は、1987年からの初期作品から最新作まで、絵画を中心に作家の歩みをたどる構成。国内未発表作品や新作も含めて、100余点の作品が展示されます。
目次
豊田市美術館で開催!「奈良美智 for better or worse」7月15日から
奈良美智さんが学生時代を過ごした長久手の丘陵にほど近い美術館での開催
2017年7月15日(土)から9月24日(日)まで愛知県豊田市美術館で開催される「奈良美智 for better or worse」。
展示会のタイトル「for better or worse」は、「良いときも、悪いときも」という意味。キリスト教圏での誓いの言葉として「どんな運命になろうとも、ずっと」という意味の言葉です。
画家・奈良美智さんのこれまで描いてきた、そしてこれから描いていく作品たちへ向けた決意表明として今回の展覧会のタイトルの言葉に使用されました。
1987年に青森県弘前市に誕生した奈良さんは、長久手にある愛知県立芸術大学修士課程を修了。今回の展覧会は、そんな長久手からほど近い豊田市美術館での開催となり、奈良さんは今回の展示を30年越しの「卒業制作」と語っています。
名古屋から車で約40分、電車で1時間弱の距離にある豊田市美術館。今回の展覧会は、名古屋からも比較的容易に訪れることができそうです。
約100点の作品を展示!国内未発表作品や新作の展示も
レコードや画集など奈良美智の感性を育んできた品々も展示
「奈良美智 for better or worse」は、1987年からの初期作品から最新作まで、絵画を中心に作家の歩みをたどる構成になっています。
絵画約50点、ドローイング約50点、FRPや木彫などの立体、大規模な小屋のインスタレーションなど、予定されている新作5、6点も含めると、総計100余点の作品を展示。国内未発表作品も含めた国外からの借用作品も展示されます。
また、レコード、画集、写真集、小説、切り抜き写真、人形や雑貨など、奈良美智の感性を育んできたさまざまなものも展示。作家の背景も知ることができますね。
お得な前売りチケットも発売中!7月14日まで
豊田市美術館の公式Twitterの情報も要チェック!
今回の展示は、一般1,500円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料で見ることができます。
また、少しお得な前売りチケットも7月14日まで発売中。気になる方は、こちらからご覧ください。
豊田市美術館の公式Twitterでも今回の展覧会の情報を、準備の様子なども含めて公開中。こちらもチェックしながら、7月15日を楽しみに待ちましょう!
奈良美智 for better or worse
開催期間:2017年7月15日(土)~9月24日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時30分 (入場は5時まで)
定休日:月曜日(7月17日、8月14日、9月18日は開館)
URL:奈良美智 for better or worse 公式サイト
画像引用元:https://twitter.com/toyotashibi