おばあちゃんから教わる栗きんとんの手作り体験！中津川「ちこり村」へ秋のお出かけ

秋の行楽シーズンには「ちこり村」へ！

見て、買って、食べて中津川名物の魅力を知る

名古屋から中央道を経由して60分ほど、中津川ICを降りて3分ほどの場所にある「ちこり村」。同施設を運営する「サラダコスモ」の工場が稼働していた敷地を改装し、2006年に誕生した教育型観光施設です。口コミで評判が広がり、今では年間30万人以上が来訪する人気スポットになりました。

チコリーは多年生のキク科野菜、特にベルギーでさかんに栽培されている

施設名は野菜の名前「チコリー」に由来しています。チコリーはフレンチやイタリアンなどに使用されていて、国内では中津川市が生産量1位を誇る高級野菜なんです。ちこり生産ファームを見学できる他、産直やお土産売り場で中津川の名産や銘菓をゲットできます。

日替わりで70種以上の商品が並ぶ

お腹が空いたら「バーバーズダイニング」で地元の旬野菜を使った手料理をめしあがれ！お店の名前には、レストランで働く農家のおばあちゃんが手がける郷土料理を、多くの人に味わってほしいという願いが込められています。

愛情のこもったメニューを、ビュッフェ形式（11:00～14:00）で心ゆくまで堪能しましょう。モーニングサービス（8:30～10:30）も実施しているため、おでかけ前のパワーチャージなんて利用もおすすめですよ。

馬篭宿やクアリゾート湯舟沢などのスポットにも近く、途中の休憩地点としてもぴったり。気軽に立ち寄ってみてくださいね。

おばあちゃんが教えてくれる栗きんとん絞り体験

手作り栗きんとんをオリジナルの箱に詰めて思い出と一緒に持ち帰ろう

「ちこり村」で秋の人気イベントといえば、おばあちゃんが教える「栗きんとん絞り体験」。2012年から開催され、2018年は2,000名以上が参加するほど話題になっています。

2019年は12月上旬まで、土日祝の11:00～、12:30～の1日につき2部制で実施。予約制のため、電話かこちらのフォームで申し込んでから出かけましょう。平日の予約受付は団体のみですが、空き状況によっては個人申し込みもできるそうなので、詳細を知りたい人は問い合わせてみるのがベターです。

おばあちゃんとの会話を楽しみながら栗きんとんの餡（あん）を茶巾で絞る作業は、ほっこりする思い出の一ページになるでしょう。手づくりで楽しめる秋の味覚は、家でも再現したくなること間違いなし！

栗きんとんを化粧箱に詰めて持ち帰ることも可能です。箱は数種類からセレクトできて、パッケージはオリジナルで描けます。丹精込めて作ったオンリーワンのお菓子を自分で食べるもよし、大切な人へのギフトにしてもいいですよね。

ちこりの根で造った焼酎「ちこちこ」にも注目！

フルーティな味わいがする焼酎の製造過程を見学しよう

「ちこり村」は3R（リユース、リデュース、リサイクル）のスローガンのもとに製品開発を進めていて、敷地内で造られる美濃ちこり焼酎「ちこちこ」からもそのこだわりが伝わってきます。

ちこりの中でも食用となるのは、葉の部分だけ。「ちこちこ」は、ほとんどが捨てられていた根を焼酎の原料として転用して完成しました。

「ちこちこ」（720ml 税込3,300円）はフルーティな香りとさわやかな甘みが特徴で、焼酎になじみがない人でもおいしく飲めると評判。ライトブルーの容器も美しく、見た目も映える逸品です。

ちこちこ専用の焼酎蔵は一般にも開放されていて、毎日無料で製造過程を見学するツアーを実施（10:00～16:30の30分おき）。ガラス越しに見える巨大なドラムや樽に圧倒されそうです。

見学後には、うれしい試飲のサービスも！お酒が飲めない人にはもろみ酢の試飲があるので、ぜひ試してみましょう。

中津川名物の栗きんとんを手作できる「ちこり村」。地元の人たちとふれあいながら体験をして見学をして、ちこり村でしか過ごせない時間を楽しみませんか？

ちこり村
営業時間：8:30～17:00

バーバーズダイニング料金：ビュッフェ　大人1,650円、小学生920円、3歳以上520円、3歳未満無料／モーニング　520円　※税込表示

定休日：年末年始

栗きんとん絞り体験：税込1,600円　※要予約

URL：ちこり村　公式HP

住所：岐阜県中津川市千旦林1-15

画像引用元：https://www.chicory.jp/,https://www.facebook.com/chicory.vil