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東海地区最大の「大滝鍾乳洞」は必見!

広い駐車場。大型の観光バスも停まっています
城下町から車で15分!迫力満点の鍾乳洞を楽しんだあとは、お得に釣りをすることも
「郡上八幡・城下町」を後にし、次に向かうは東海地区最大と言われる「大滝鍾乳洞」。城下町から車で山道を約15分登ると、大きな駐車場が見えてきます。車を停めたら、早速チケットを買いに行きましょう。

少し錆びれた看板がまた趣深い!
料金は、大人が1,000円・中人(中学生・高校生)が800円、小人(5歳以上・小学生)は450円。チケットを手にしたら、いよいよ鍾乳洞へ!とその前に、気をつけておくべきポイントが2つあります。
まずは、ハイヒールなどの靴は履いていかないこと。鍾乳洞の中は、道が狭く険しいところが多い上に、道が湿って大変滑りやすく、運動靴で行くのがベターです。
ただし「恋人とのデートでうっかりヒールの高い靴を履いて来てしまった!」という方も、チケット売り場の近くで、親切にもクロックスの貸し出し(無料)が行われているので安心してください。
2つ目は、ある程度の防寒対策をしておくこと。鍾乳洞の中に入ると極端に冷えるので、春夏は薄手のパーカーやカーディガン、秋はコート、冬はそれに加えてマフラーがあると心強いです。(中での滞在時間は約20分)

ケーブルカーの入り口
注意事項をしっかりと確認したら、いよいよ鍾乳洞へ。入り口までは、ケーブルカーを使って行きます。

ケーブルカーから見える景色。緑いっぱいで癒されます
木製のケーブルカーに乗り込むと、目の前にはジブリ映画のような世界観が。ケーブルカーがゆっくりと動き出し、頂上に近づくにつれ、気持ちが高揚していくのが分かります。

大滝鍾乳洞の入り口
ケーブルカーを降りたら、すぐに鍾乳洞の入り口が見えて来ます。写真の通り、中は蛍光灯の明かりがうっすらと光るだけで、ほとんど暗闇状態。ひんやりと冷たい空気が肌をなでます。

巨大なつららの迫力に圧倒されます

暗闇に光る暖色のランプが、なんとも幻想的

「デコレーションケーキ」という名前のユニークさに驚く筆者
狭く険しい道を進むと「自然の力でここまで美しいものが作れるのか」と、思わず感嘆の息が漏れてしまうほど迫力ある光景が広がります。写真は、その一部。大きなつららはもちろん、面白いネーミングも「大滝鍾乳洞」の見どころの一つです。

身長170-180cmのかたは、基本的にこの姿勢で中を歩きます
中の通路はこんな感じ。身長の高いかたは、終始腰をかがめる姿勢で歩くことになります。アドベンチャー要素がたくさん詰まっているので、カップルは自然と手を取り合う瞬間が増えるはず・・・!大滝鍾乳洞のスリル溢れる雰囲気も、デートにはうってつけかもしれません。

隣には、往路で使ったケーブルカーが見えますね
20分ほど歩くと、出口にたどり着きます。帰りはケーブルカーではなく、緩やかな坂を歩いて下って行きます。同じタイミングで坂を下っていた他の観光客からも「ドキドキしたね」「つらら、すごかったね!」と興奮冷めやらぬ声が聞こえてきました。

この日も、家族やカップルで釣りを楽しむ人がたくさんいました
坂を下りきると、なんと目の前には釣りスポットが!こちら、郡上八幡では最大の釣り堀。1竿300円で借りることができ、釣った魚は無料で釣り堀横に設置してる調理場でさばいたり、焼いたりすることも可能なんだとか。
迫力満点の鍾乳洞を楽しんだあとは、ぜひお得に釣り体験もしてみてくださいね。
アクティビティスポット満載!高鷲エリア
地元食材を使ったグルメや、郡上のお土産を買うならば「クックラひるがの」がおすすめ
「大滝鍾乳洞」を後にし、最終目的地となる高鷲エリアへと向かいます。鍾乳洞から郡上市の北西部に位置する高鷲町までは下道で小1時間ほど。観光マップを見ると、高鷲町に数多くのアクティビティスポットが存在することが分かります。
魅力的な観光スポットばかりでどこへ行こうか迷いますが、今回は「ひるがの高原SA」に隣接する「クックラひるがの」に行くことに。(「クックラひるがの」へは下道でも行けます)
フィンランド語で「丘」を意味するという「Kukkula(クックラ)」。穏やかな山道を登った先にある同施設では、地元食材を使ったグルメを楽しめるほか、郡上ならではのお土産もゲットすることができます。
施設内を散策していると、ピザを販売しているキッチンカーを発見しました。メニューをよく見てみると「鶏ちゃんPizza」なるものが!「鶏ちゃん」とは、味噌ベースのたれで野菜と鶏肉を炒めた岐阜県の郷土料理のこと。岐阜の文化とイタリアンが融合した味が気になるかたは、ぜひ食べてみてくださいね。
ヨーロッパの田舎町をイメージしたという「ルオントあずさ」では、こだわりのお菓子土産だけでなく、可愛らしい北欧雑貨も販売。ヨーロッパ風のキッチンも設置されており、まるで北欧の田舎町に引っ越してきたかのような感覚も味わえます。
郡上の地元食材が欲しい!というかたには、「pelto(ペルト)」がおすすめ。先ほども紹介した強度領地の「鶏ちゃん」や、岐阜県下の高校生が作ったジャムやヨーグルトなども買えます。お家に帰ってからも、旅行の余韻を楽しむためのお土産を探すにはうってつけのお店です。

チーズを使ったスイーツのお土産がたくさん!
個人的に一番お気に入りだったお店は、ひるがの高原の牛乳を使ったスイーツメニューが豊富にある「Kiitos(キートス)」。濃厚なソフトクリームが販売されているほか、チーズスイーツなど女性の心を鷲掴みにするお土産品がたくさん用意されています。
なかでも私が推したい商品は「とろける三層 踊るプリン」。こちらのプリンは、郡上の素材を使い、全て手作業で作られているというから驚きです。

この滑らかさ!プリン好きにはたまりません
スプーンですくいあげると、今にもこぼれ落ちてしまいそうなほどのトロトロさ。口当たりはとても滑らかで、一口食べると「今まで食べたプリンとは違う!」と思ってしまうこと間違いなしです。このプリン革命をぜひ一度味わってみてください。
今回の郡上日帰り旅は、ここまで。「クックラひるがの」から車で5分の距離には、動物とふれあえる緑と花のテーマパーク「牧歌の里」もあるので、体力と時間に余裕のあるかたは、本プランの中に組み込んでもいいかもしれません。
自然に愛された土地、岐阜県郡上市で、視覚・嗅覚・味覚など体全体を使った旅行をぜひ楽しんでみてくださいね!
画像引用元:http://kankou.takasu.or.jp/image/06/hiruganomap.pdf,-http://www.kukkula.jp