そこで今回は、「名古屋から行ける避暑地」として人気が高い『長野県木曽エリア』のオススメスポット情報をお届け。
川遊び、絶景、森林浴、グルメ、ひんやりスイーツ、温泉etc……。日帰りで大満足のお出かけプランを、前編・後編に分けてみっちりと提案していきます。
目次
スタートはココから。驚きの絶景「阿寺渓谷」へ
この夏、一度は行きたい! マイナスイオンたっぷりのエメラルドの秘境
最初にご紹介するのは、木曽郡大桑村にある『阿寺渓谷(あてらけいこく)』について。
夏になると川遊びやキャンプへ訪れる人が多い同所。しかし、「エメラルドの秘境」と言われるだけあってその景色は別格。
最近では、SNSの普及によってより多くの人々から注目を集めるように。無論、愛知県から訪れる人も少なくはありません。
名古屋から阿寺渓谷までの所要時間は、約2時間。最寄りインターは、中央道の中津川です。

阿寺渓谷入口。ここから最奥地となるキャンプ場へは6.3キロ
さっそく、阿寺渓谷の見どころ&遊べるスポットを詳しく見ていきましょう!
定番スポットは入口からすぐの「狸ヶ淵」
キャンプ場にある『美顔水』もお見逃しなく
入口を抜けると左手に見えてくる「狸ヶ淵」は、エリア内で川遊びをするのに一番適している場所。
川の流れが非常にゆるやかで、水深も深くないのでお子様連れでも比較的遊びやすいスポットです。
さらに奥へ進むと、今度は右手に見えてくる「熊ヶ淵」。
ここはフォトスポットとして押さえておきたい場所。

熊ヶ淵。日が差し込むとキラキラのエメラルドグリーンが望める(※写真加工は一切なし)
シャッターチャンスは日が差し込んだタイミング。他スポットの写真と差がつく1枚をぜひ。
なお、熊ヶ淵の水辺へ到着するまでにはかなり険しい道を降りていくことになります。履物や足元には、十分お気をつけください。

道路から熊ヶ淵へたどり着くまでの道。非常に険しいので十分な注意が必要
さて、お次は「美人になる水」と言い伝えられてきた『美顔水』を求め、阿寺渓谷内最奥に位置するキャンプ場へ向かいましょう。
入口から約6キロ先の場所にある、阿寺渓谷キャンプ場。到着までは車同士すれ違うことが困難なほど細い道を行くことになりますが、女性には特に訪れていただきたい場所です。
美顔水で洗顔をするだけで、見違えるほどの色白美人になれるんだとか!?
そんなありがたいお水を護るための「ご協力」もお忘れなく!
阿寺渓谷へ訪れる際の注意点をチェック
川遊びのベストシーズンは8月? BBQ、たき火は禁止
ご紹介したスポット以外にも、見どころ満載の阿寺渓谷。川遊びをする、しないに限らず一度は訪れてみたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
ここで阿寺渓谷へ訪れる際の注意点をいくつかご紹介したいと思います。愛知県から足を伸ばして行くからには、思う存分楽しめるよう、見逃さずチェックしてくださいね。
【阿寺渓谷へ行く際の注意点】
- エリア内の川は流れが急で、水温が低いのが特徴(※7月中の川遊びは寒く感じることも)。また、水深が深い場所もあるので小さいお子様連れの方は特に注意が必要です。
- 危険な場所へ行かないことはもちろん、ライフジャケットなど救命胴衣があるとより安心です。
- 川に緑と自然たっぷりの阿寺渓谷には、アブなど厄介な虫も多く発生します。虫よけ対策は十分(すぎるくらい)しておきましょう!
- 山火事防止のため、エリア内での焚火は厳禁。日が陰る時や身体が冷えてしまった際に羽織れるものを用意しておくといいでしょう。なお、BBQも原則はNGです。
- 「熊ヶ淵」でご紹介したように、エリア内には険しい道や足場が不安定な所が多くあります。ヒールやクロックスでは大変危険です。スニーカーも水遊びには不便なのでマリンシューズのような靴を持っていくのがオススメ。
- 阿寺渓谷内は、全域に渡って「熊出没注意」となっています。対策としては、緑の奥深くへは行かないこと。近年目立った事件などはありませんが、念のため心得ておきましょう!
最後に少々驚かせてしまったかもしれませんが、阿寺渓谷は避暑をするにも、フォト&川遊びスポットとしてもかなり優秀な場所。少し足を伸ばして訪れてみる価値は大ありですよ。
後編では、木曽エリアのオススメスポット情報をまとめてご紹介したいと思います。TV番組でも話題となった「日本遺産を一望できるスケルトントイレ」についても触れていきますよ!
夏のおでかけの参考に、合わせてご覧ください。
阿寺渓谷
URL:大桑村観光協会 公式サイト
住所:長野県木曽郡大桑村