戦国武将・明智光秀が主人公の大河ドラマ『麒麟がくる』。謎に満ちた光秀の半生を新たな解釈で描いたストーリーが話題になっています。
そんな『麒麟がくる』の大河ドラマ館が、光秀ゆかりの地である岐阜市と可児市にオープンしました。今度の休みは、光秀が激動の日々を駆け抜けた場所に出かけて、大河ドラマをもっと楽しみましょう。
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今年の大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公は明智光秀

明智光秀が約30年間を過ごしたとされる岐阜県可児市の「明智城」。現在は遊歩道が整備され、ハイキングコースとして活用されている
光秀ゆかりの地に行って大河ドラマをもっと楽しもう
戦国武将・明智光秀を主人公に据えた2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が始まりました。
本能寺の変で主君の織田信長を討った人物としてのイメージが強いものの、記録が少ないために謎に包まれていた光秀の人物像。今回の大河ドラマは、最新の研究成果をもとに新たな解釈でその半生を描いているのが見どころです。
そんな『麒麟がくる』の魅力を発信する場所として、岐阜県の岐阜市と可児市に大河ドラマ館がオープンしました。光秀にゆかりがある土地で、展示や体験をとおして大河ドラマをもっと楽しみましょう!
群雄割拠の時代を代表する岐阜城のお膝元で開催

岐阜城 ※斎藤道三が城主のころは稲葉山城、織田信長が城主となった後は岐阜城と呼ばれた
岐阜市歴史博物館も戦国グルメも堪能!
岐阜市内には、光秀が仕えていたといわれる斎藤道三・織田信長の居城「岐阜城(稲葉山城)」があります。岐阜会場は、この城と同じ市内にある「岐阜市歴史博物館」で開催されます。
会場内ではドラマに登場する衣装やセットの再現などに加え、歴史博物館ならではの戦国時代に関する収蔵品が展示されるとのこと。会期の前半は明智光秀、後半は織田信長と斎藤道三を中心の展示を予定しているため、それぞれ違った楽しみ方ができそうです。
ドラマ館と岐阜城を一緒に訪れると相互で割引になるうれしいサービスも! どちらも足を運んで大河ドラマの世界を満喫しましょう(ドラマ館…大人600円→480円、小中学生300円→240円/岐阜城…大人200円→160円、4歳以上15歳未満100円→80円)。

金菓山~2020(ふわふわ)氷上決戦~(NaturalCafe&Gallery蔵)
資料を目で見て戦国時代を楽しんだ後は、グルメでも戦国時代を楽しめます。会場付近の飲食店では、「戦国ぎふ~ど」と称して武将をテーマにしたグルメが味わえるとか。
水色のゼリーで長良川を表現したスイーツ「金菓山~2020(ふわふわ)氷上決戦~(税込1,000円)」や、岐阜出身の濃姫をイメージした「濃姫もちもちサンド(Café ajara 税別280円~)」などユニークなメニューがそろっています。
光秀生誕の地でも同時開催

明智光秀博覧会 2020 in 可児市マップ(花フェスタ記念公園内)
VRで戦国武将の気分も体験しよう
可児市は明智光秀生誕の地と知られており、光秀が30年間過ごしたと言われる明智城や明智氏の菩提寺・天龍寺があります。
最盛期には3万株ものバラが咲き誇る花フェスタ記念公園内では、「明智光秀博覧会2020 in 可児市(入場無料)」を開催中。この会場内にドラマ館があります。
登場人物やドラマ年表の紹介の他、ドラマ内に登場する風景のフォトジェニックスポットを用意。デジタル体験コーナーもあり、戦国時代にタイムスリップしている気分に浸れます。
気分は戦国武将! 光秀ゾーンでは、家臣の可児才蔵になりきって光秀と対決できるVRコーナー(1回200円)があります。攻撃だけでなくガードも駆使して、光秀に勝利しましょう!
博覧会では、戦国時代をイメージしたグルメやお土産の販売も実施されています。
大河ドラマ館で光秀の展示を見学した後は、実際に史跡に訪れて戦国時代に思いを馳せるのもまた一興。光秀に詳しくなれば、さらにドラマが楽しめること間違いなしです。大河ドラマファンの家族や友人と一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※メニュー・営業時間などは公開時点での情報となります。最新の情報は各店舗のHPやSNSにてご確認ください。
麒麟がくる 大河ドラマ館(岐阜会場、可児会場)
営業時間:両会場とも9:00~17:00
定休日:両会場とも年中無休
料金:岐阜会場…大人600円、小中学生300円/可児会場…大人500円、小中高生200円
URL:麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館 麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館
住所:岐阜県岐阜市大宮町2-18-1 歴史博物館(岐阜会場)
住所: 岐阜県可児市瀬田1584-1 花フェスタ記念公園(可児会場)
画像引用元:https://www.taiga-kirin-gifu.jp/,https://akechimitsuhide.com/